帰ってきた男。
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「あぁ、まっずっ。 これなら、まだあそこの月餅食っていた方がいいな。」
俺は、廃神社を後ろに、近頃巷で有名なタピオカミルクティーを飲みながら
文句をこぼした。
「も、文句を言わないでください。買ってきたこっちの身にもなってください。」
後ろに立っている銀髪の少女が、怒って言った。
後ろの少女の顔を見るとぷんすかしているようだった。
「ごめん、ごめん。それよりも、もうここに来て何年経つっけ。」
「500年経ちます、銀様。」
「そうなのか、もうそんなに時間がたったか。……戻る気はある?」
「えっ、いいんですか⁉ 帰りたいです。 家に、幻想郷に。」
俺は、銀髪少女ことアクアに聞くと 目をキラキラに輝かせてこっちに近づいてきた。
まぁ、そうなるわな。まっ、そのためにここに来たんだけどな。
そう此処は、廃神社の博麗神社で、日本で、忘れられた神社の一つだ。
博麗神社は、幻想郷にある博麗神社に繋がっていて、これが外の世界と、
幻想郷を分離している結界が存在する場所だ。
そのため、もっとも幻想郷に行きやすい場所である。
「でも、紫様がいないといけないはずじゃ。」
その通り、紫がいねぇと、幻想郷にいくことができない。
まぁ、これは正規の方法だけであって、別にこれが一つじゃない。
「まぁ、見てなって。顕現・剥絶刀。異能発動:【影踏・現世斬】。」
そう言って手に出現した刀を持ち、真っ直ぐに廃神社を斬った。
次の瞬間、何もないはずの空間に亀裂が入り、ガラスが割れた音がしたように音をしながら結界が割れた。
「さぁ、帰るか。 俺たちの故郷、幻想郷へ。」
そう言って、俺たちは割れた結界内へと足を進めた。
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「あぁ、今日も賽銭ないわね。何でなのよ。」
私は、博麗 霊夢。この幻想郷で博麗神社の巫女をしつつ、
異変と呼ばれる、幻想郷の事件を解決しているミラクル美少女巫女なのです。
それなのに、賽銭箱は今日もすっからかんだ。おまけに、今日の晩御飯の材料もないと来た。
やばい、絶対に。 死ぬ。
「おーい、霊夢。来てやったぞ、この私が。弾幕ごっこしようぜ。
負けた方が、今日の飯を奢るぜ、」
そう言いながら、金髪魔女っ娘が箒に乗って飛んできた。
こいつは、霧雨 魔理沙。金髪で魔女っ娘だが実際は、魔法が使える程度の能力を持つ少女だ。
「気前がいいわね。いいわよ。今日も私が勝つわよ。」
「そりゃー。分からないぜ。勝負は最後まで。」
「ふ、魔理沙らしい言い分ね。」
そんな風に、二人がしゃべっていると後ろで結界が割れる音がした。
急いで、振り返ると結界が大胆に割れ、結界の外から、二人程出てきた。
一人の男は笑っており、もう一人の少女は何処か、レミリアに似ていた。
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「ふう、何度も経験したけど やっぱり慣れないね。結界破りは。」
そう言いながら、アクアを見ると嬉しそうな顔全快で、
「慣れるものではありません。
でも、あぁ、やっと戻ってきた、私達の帰るべき場所へ。」
そう言われると、自然と笑みがこぼれてきた。
「確かにそうだな。とりま、今の博麗の巫女にでも会うか。」
そう言って、地面に足を付けると前に臨戦態勢をしている二人組の少女が立っていた。
「貴方達は、誰? 結界を割ってきたという事は、外の世界から来た人という事ね。」
巫女服の少女が聞いてきた。多分、この子が今の博麗の巫女代だな。
ただ、放出中の霊力は、余り無いように見える。っが、今の幻想郷事情が分からないから何とも言えないな。
「自己紹介しようか。俺の名前は銀、八雲 銀。よろしくな!。こいつは、」
「私は、アクア・スカーレット。 よろしくね。」
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