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異世界に行ったので手に職を持って生き延びます【WEB版】  作者: 白露 鶺鴒
第五章

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201/219

5ー32.反撃の狼煙


 火葬を終えた夜。

 前宰相が「話があるから、時間を」と言ってきた。こちらも話がしたいが、まだ宿屋には貴族の人たちがいるため場所が用意できず、門の中で場を設けた。


 護衛を連れないことを条件に、私達の住む中側に前宰相ヴィジェア様を招いた。こちらは私、ナーガ君、レオニスさんにラズ様で、前宰相は一人。



「単刀直入に聞くよ。王都で何が起きてるの?」


 ラズ様の質問に前宰相は一つ息を吐いてから、説明を始めた。


「カイア様の呪いの件に関わっていた者達は後がない。国王の命に従い、邪魔者を王宮内に軟禁している。王弟殿下も含め、逆らう貴族達をすべて……人質をとっているのだろうな」

「それで従っているんですか?」


 あっさりと王弟殿下が捕まるという状況も違和感がある。ただ、軟禁状態になると外部の手がないと脱出は難しいという。

 軟禁されているというが、本当にどうしようもない状態なら、ヴィジェア様はどうやって出てきたんだろう?


「そもそも付き合いきれないと判断した連中はとっくに王都から離れている。城に残っている騎士や魔導士、補充した者達は後がないから裏切りは期待薄だろうな。不利になれば別だがな」


 形勢逆転するだけの何かがないと厳しいのか。


「そこまで素早く制圧できるのが不思議だけどね~」


 ラズ様も違和感があるらしい。何の準備もなく、あの王弟殿下が捕まるとも思えない。

 しかし、言いよどんでから、意を決したように言葉を発した。


「制圧が早かったのは……君の兄君が殺されたことも悪い方に受け取られたせいだ。ほぼ無抵抗で皆が捕らえられた」

「え?」

「王を糾弾した君の兄を惨たらしく殺したことで、その場で抵抗する者はいなかった。ああはなりたくないと皆思ってしまったのだろう……剣で串刺しにして高々と掲げられていた」


 なに、それ?

 どういう状況?


 兄さんの状況にカタカタと震え出した私の手をナーガ君が握った。でも、ナーガ君の手も震えている。


 しばらくは私を気遣ったのか、無言のまま、時が流れた。

 気付いたら、目元がうるんでいたけど……ナーガ君も目元が赤くなっている。


 兄さんが死んでいる? そんなはずはない。


「そう……グラノスは死んだんだね」

「……死んでないと思います」

「それは……」


 ラズ様の言葉を否定する。

 私の言葉に前宰相は複雑そうに、言葉に困っている。師匠が死んで、兄も死んだと信じたくないのだと気遣うようにこちらを宥めてきた。


「……ラズ様」

「まあ、クレインが言うなら、そうかもね。ひょっこり現れるかもしれないけど、今は戦力として数えるのは無理だよ。……それで? 父上たちが捕らわれたのに、何故、貴方がここにいる?」

「長年仕えてきたのでな。孫のことは複雑であるし、歳のせいで体も自由が利かないので、お暇をいただいたことに不満はないと言ったら待遇が変わったのだ。仮病を使って、早急に王宮を辞したあとはこちらにきたんだ」


 王宮からの脱出はそう難しいことでもなかったらしい。味方に対してはゆるい……。あっさり裏切っているけどね。


 圧倒的な人数が相手……しかも人質がいる状態となると抵抗もできなくて厄介なのか。


「確認ですが、本当に王弟殿下側の仕込みはないんですか?」

「ないよ」

「ないでしょうな」


 二人ともはっきりと否定をした。王弟派にとっても予想外の出来事らしい。現状、大混乱で1週間経っても、王弟殿下と接触が出来ない。ここまで連絡が取れない状態なのは、王城で味方がいないからだという。


「クレイン。今回、父上が王都に向かっていたのは、王弟派の力を強めるためのものだった。行動を起こすには早い。年内には派閥を調整してとは考えていたはずだけどね」

「その行動に合わせることもあって、王都に貴族が集まっていたことは事実かと。国王派としては、ここで指を咥えて見ていれば、王弟派の勢いが増すからこそ、動き……上手く封じることができたというのが現状です」

「父上が想定していれば、セレス兄上を置いていってるはずだ。さらに、パメラ婆様の件は知らないはずだよ」


 師匠の件はこちらの落ち度でもある。クロウに何かあるのはわかっていた。むしろ、クロウを置いていかないなら師匠とディアナさんへの危険があるとも思っていた。危険の認識が甘かったとしか言えない。


 とりあえず、王弟殿下を助ける必要があるのは確定。

 それなら、ラズ様を支援することが効率がいい……。そもそも、王家から呼び出されているので私は動く必要がある。


「本格的に王都を攻めるなら人数が足りないかな……」

「ラズ様。少数精鋭で人質解放と制圧をすすめます。大軍で王都制圧して、投降させるようなことをラズ様がすると後々面倒ですよ」


 放置できない以上、ラズ様が立ちあがる必要はある。ただ、ラズ様一人で王家を潰すと面倒なことになりそう。


「人質を助け出せれば、無理矢理従う者も王都にいるから、少数精鋭で制圧も間違ってはいないが……後々、面倒とは?」

「王弟殿下の御代になるときに、王都で戦っているとラズ様を担ぎ出されたりとかもあり得るかなって」


 ラズ様の意思と無関係に、助けたはずの貴族たちの思惑により兄であるセレスタイト様とカイア様と対立する可能性すらある。表向きにラズ様が軍を率いたとしても、救出したりはしない方がいい。


 だけど、囮として軍が動いてくれると便利ではあるだろう。ラズ様だけではなく、他に動かせる軍か。


「はぁ……僕を担ぎだすような家はないと思うけどね」

「……さて、それはどうでしょうな」


 ラズ様はあり得ないと思ってるようだけど、命を助けるというのは大きい。

 ラズ様は自己評価を低くしてるけど、別に貴族学校通わずに、冒険者やってた過去なんか、どうでもよくなる。

 むしろ、清廉潔白なセレスタイト様より扱いやすいと認識されると、厄介だと思う。


「それに、他に軍を出せる家があるわけではない。王弟派は人質を取られている。国王派も寝返りそうなとこは人質を取ってるみたいだし。王都を攻めないと、王が変わったことを示しにくいから軍を出す必要はある」

「……クヴェレ家がいるじゃないですか。王都から領地まで2日かからない。国王派の皮を被っているので、警戒もされないですし、あのお二方なら戦闘力的にも問題ないです。母君は人質なら考えるでしょうが、まだ療養中で王都にはいなかったですよね?」


 クヴェレの父親と異母弟が王都にいたとして……。

 どちらも、あの二人には人質足りえない。もし、王に阿っているなら、粛清の対象にできるので動くことに問題はなさそう。


「待って……スペルは今、帝国に異邦人を率いて派遣されているから難しいはず」

「いえ。彼は単身で異邦人を率いているため、クヴェレの軍は温存されています。家として軍を用意することは出来るでしょうな。王都にいたときに、帝国の主要な異邦人の殲滅はすんだという報告がすでにあがっていたので、動けないという状況でもない。問題は連絡を取る方法ですな」


 どうやら、スペル様は不在。王都の現状も知らないらしい。

 シュトルツ様は領地にいるようだけど……むしろ、領地にスペル様がいないことが多いから、シュトルツ様が軍を率いるのはできそう。



「クレイン、スペルと合流できる?」

「ラズ様。……多分」


 帝国に行って、スペル様を探し出す。

 何となくで探すのは大変だとは思うけど。でも、ある程度なら〈直感〉で方向くらいはわかる。多分だけど。


「ラズ様。スペル様への手紙の用意をお願いします。ナーガ君にワイバーン借りれば、移動は早いので……本当は私がラズ様の護衛しようかなって思っていたんですけど、帝国に行ってきます」

「そもそも護衛はフォルとレオに任せるから君はいいよ。……スペルを動かすために、一筆もらっても?」

「もちろん、協力しよう」


 宰相とラズ様が手紙を用意するとして……シュトルツ様の方に軍を用意してもらう必要もある。

 スペル様が承諾してくれれば、兄のためなら動いてくれそうだけどね。準備期間を考えるなら、帝国に行っている間に動いてもらわないと間に合わない。


「……俺も行く」


 ナーガ君が私の手をぎゅっと掴んで、宣言した。

 ただ、私と一緒に行動をするよりも……ナーガ君は別の動きをした方がいい。


「ナーガ君。シュトルツ様の方を頼んでいい?」

「そうだね……僕と宰相でもう少し詰めておくから、クレインもあっちで話し合いしてきなよ」

「……わかった」


 ナーガ君と私が席を外す。レオニスさんが残るので、多分、大丈夫だろう。

 全員で話し合いをするということになったけど……ここの戦力を減らさずに、ラズ様に協力となると厳しい。



 全員を会議するために呼び出す。


「もう次か?」

「クロウは待機。今回の件もだけど、クロウの身柄を狙う人はまだいるからね。怪我も酷かったし、養生すること」


 回復魔法を使って、怪我は治したけど、体力低下が著しい。

 攫われて戻るまでの約2週間で、だいぶ痩せている。食事もまともに取れていなかったと白状して、レウスが怒っていた。


 おかゆをルナさんが作ったりして、交代で様子を見ているが本人は落ち着かないようで、ゆっくり休むように言うが、納得していない。



「クレイン。クロウには俺がついてるよ。無理しないように見張っとく」

「レウス……そうだね、じゃあ、お願いしようかな」


 集まっている全員の様子を見るが、やはりまだ精神的ショックから立ち直れていない。

 当たり前だけど……これなら、私一人でいこう。


「駄目だ。俺に付き添う必要はない。レウスはクレインと行動しろ」

「クロウ?」


 クロウに否定されてしまった。

 ティガさんも首を縦に振っている。


「え~なんで? クレインだって、やることあるだろうし、俺は調合とか手伝えないよ」

「違う。王都に行ってこい。護衛にな……クレインは呼び出しを受けているから行くしかない。王都で動くために、最善を考えるならなぁ。隠密のように動くならレウスがいいだろう。ナーガもいるだろうが、どうしても向かないとこがあるだろうからなぁ」

「いや、ここの戦力も考えないとだから……」

「……考えなかったら?」


 ナーガ君の問いに困ったように頬を掻く。ナーガ君は私が帝国に行くことを知っている。

 危険であることも……。そして、ナーガ君には別口を頼んだから、一人で行くつもりなのも……。


 レウスは素早さも高めで跳躍力もあり、本人にその気がないだけで、隠密行動とか、向いてる。


 当然、王都で王宮に忍び込むとしたら……このメンバーだと、レウス一択ではある。

 ただ、私が向かう先は帝国だけどね。

 

「この土地は最悪は放棄してもいいという話だったね。それなら、ここの戦力は考えずに連れて行ったらどうかな。一人では行動しないとも言ったはずだ」

「え、マジ? 俺とクレインでいいの?」

「危ないよ? 結構、面倒そうだし」

「うん、楽しそうじゃん」

「……決まりだな」


 ティガさんとナーガ君の後押しもあり、私とはレウスが行動することになった。

 クロウの身の安全は考えなくていいということらしい。


「う~ん……じゃあ、レウスと帝国に行ってきます」

「ちょっと待ってくれるかな?」


 ティガさんは王都に行くとばかり思っていたので、説明を求められた。

 話はするつもりだったので、いいのだけど……。クロウもティガさんもやれやれという顔をしている。


「えっと、ナーガ君にはシュトルツ様の方に動いてもらうので」

「……ああ。…………アルス」

「うん、一緒に行くよ」


 ナーガ君はすぐにアルス君を指名した。アルス君も嬉しそうだ。

 ワイバーンに乗れる人数を考えれば、2人でいいだろう。


 しかし……。

 そうすると、この地で戦える人が少ない。


 ルストさんも実戦経験が少ないのを考えると……オリーブを置いていき、他の魔物たちがいるとしても厳しいだろう。


「……伝えたら、王都に行けばいいのか?」

「ううん。ラズ様と合流してほしい。王都にはラズ様と一緒に入ってもらったほうが、動きがとりやすいから」

「……わかった。危険は?」

「ある……騎士、魔導士でも優秀と言われていた人達が、国王派……まあ、呪いでちょっとドーピングで強くなってただけの卑劣者なんだけど。彼らは後がないから、襲ってきたりすると思う」


 ナーガ君もアルス君も頷いた。

 あくまでもラズ様の周りにいれば襲われる可能性があるだけで、それまではただの伝言役だから危険はない。


「では、わたし達が留守居役だね。基本的には危険に対して逃げるということでいいのかな?」


 ティガさんは少しほっとしたように笑っている。このやりとりで、留守側は危ない状態になったはずなんだけど。


「はい。人が中に入ってきたら、即逃げる、でもいいかもしれません。一人一頭……チリやサンフジ達を側に置くようにして、危険を感じたら乗って逃げる。戦う必要はありません」


 門以外は土塀で覆ってあるので、侵入は容易ではないけれど……出来ないわけでもない。ただ、動物たちなら気配察知能力は高いので、すぐにでも逃げられる。


「ここを放棄した場合、どこに逃げればいいの?」

「様子見のがいいかな……マーレもラズ様が不在だし、キュアノエイデスもちょっとね……」

「マーレでマリィ殿にだけ知らせ、野宿でもいいかな?」

「あ、はい。お任せします」



 あとはマリィさん経由で冒険者を紹介してもらえば、最悪、取り返すのもなんとかなるかな。

 クロウが怪我人なので安静にする必要があるのが心配だけど……。


「こちらに手を回してくる時期はわからないけど、常に警戒を……」

「質問していいかな……グラノスは今、どうしてるの?」


 ルストさんの質問に、場が凍る。

 前宰相の話では……兄さんは死んだ。聞いた以上は彼らに説明をしないといけない。


「……生死不明だ。剣で串刺しになったらしい」

「ナーガ君……」

「……べつに、その程度であいつが死ぬわけない。心配するだけ無駄だ……今はいない、それだけだ……」

「ぷっ……たしかに? グラノスさんだもんね。何か考えがあって行方くらましてそう」



 ナーガ君の言葉にレウスも笑い出し、雰囲気が少し和らぐ。

 死んだという確証が得られない状態。私は生きていると思っている。ただ、何をしているのは不明でも、敵対することはない。そう思っている。


 私達の行動を伝えることは出来ないけど、邪魔することはないはず。



「王都の情報も混乱しているから……とりあえず、各自、命大事に。無理はしない。今度こそ、乗り切って平和に暮らすことを目標で」

「……ああ」


 私の言葉にナーガ君が頷き、みんなもそれぞれの言葉で頷いてくれる。


 兄さんのことは気になるけれど……王都に行けば、何かわかるはず。

 ここでじっとしているよりも、前へ進もう。



「ラーナちゃん。ちょっと、王都の様子が知りたいのだけど、ネビアさんと連絡取れるかな」

「え~と、なんか忙しいみたいですよ~。ちょっとまってくれますか~」


 ラーナちゃんはお願いするとすぐに繋いでくれた。


「んふっ、お久しぶりですね」

「急にすみません。王都の状況を知っていれば教えていただければと思いまして」

「ええ……混乱状況と言っていいですね。別件で、今、手が離せない状況もありまして、連絡できずに申し訳ありません」

「いえ、忙しいですか?」

「今、王都にいましてね。出入りが不自由な状態で、物資なども不足し始めている状態です。王宮側の取り締まりも厳しくなっています。王弟殿下を始め、敵対派閥の貴族を閉じ込めていましたが……一部が体調を崩し始めたこともあり、混乱状態にあります」


 話を聞いたところ、一室に数十人をまとめて閉じ込めていたが、一部が体調を崩したこともあり、だいぶまずい状態らしい。毒とかも疑われているらしい。

 幸い、王弟殿下は別の部屋に拘束されていて、体調に問題はない。



「原因不明らしく、混乱状況なんですよね。何かわかることありますか?」

「えっと……狭い場所で拘束されているんですよね? それなら、まずはその場で歩いたり、運動をすることをお勧めします。狭い場所でも立って歩いたり、足を延ばしたりでもいいので、同じ体勢で居続けないように心がけてください」


 エコノミークラス症候群の可能性はあるかな。

 締め付けない服装とかのがいいけど、貴族の上に、拘束されている状態だと服装は無理かな……。


「なるほど……他に気を付けることは?」

「水分補給はしっかりと」

「んふふっ、ありがとうございます。落ち着いたら、状況を連絡するようにします」

「……わかりました。では、ネビアさん。落ち着いてからで構いませんので、師匠からの依頼の件と一緒に広めてほしい話があります。師匠の死んだ理由、クロウへの暴行と兄グラノスへの凶行も……」


 メディシーアに対し、王が行ったこと。

 以前、師匠がネビアさんに頼んだことに加え、今回の件も含めて広めてもらう。


 王が悪いことを王都の人間に知ってもらうために。


「構いませんが……今からでよろしいのですか? 噂が広まれば、王都内でも動きが出ます。民衆をコントロールするのは厄介ですよ? 暴徒となる可能性もあります」

「こちらも動きます。おそらく、明日にはこちらを発ち、王都に向かいます。可能であれば、王家が主導で人体実験をしていたこと、それを責めた王弟殿下や貴族を監禁していること、貴族を謀殺しようとして、体調を崩しているものがいること……王の不利になる話を出来る限り、広めてください」


 呪いを公開すると面倒だけど、非道な人体実験をしていたとなれば国民も反王家に変わる。少なくとも、外の軍が入ってきて抵抗はしなくなるはず。



「んふふっ……こちらに来るのは、1週間後といったところですかね?」

「10日以内には……さすがに、急いでも人数が多いため1週間は厳しいと思います」

「ええ、では準備しておきましょう。王都で会えることを楽しみにしていますよ」


 王都の状況は混乱か。

 大した情報は得られなかった。兄さんのことも何も言ってこなかったのが気になるけど……。


「大丈夫ですか~」

「ラーナちゃん。ちょっと出かけてくるから、何かあったら逃げてほしい」

「いいですよ~。ちゃんと戻ってきてくれるなら、待ってますから~」


 スフィノ君もだけど、ラーナちゃんもしっかり逃げるからと言ってくれた。

 心配はないはず……さあ、準備して、明日に備えよう。




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