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異世界に行ったので手に職を持って生き延びます【WEB版】  作者: 白露 鶺鴒
第五章

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5-12.きな臭い動き


 〈錬金蜂蜜〉の制作作業が全て終わり、開発地へと戻ることになった。作業期間4日間……テイマーギルドのあれこれもあり、兄さんが忙しそうにしていたくらいで、他のメンバーはいつも通りに作業を手伝ってくれたり、買い物などに時間を使っていた。


 テイマーギルドでの出来事により、私達の悪評はさらに広まり、身辺に危険がある可能性をカイア様から示唆された。開拓地であればいいが、マーレやキュアノエイデスにいるときは一人で出歩かず、護衛となれる人を連れそうようにと言われた。


 ナーガ君や兄さんが頷いているけど、要は、一人歩きするなってことだろう。人攫いに合わないようにと言われたけど、そこまで迂闊ではない。


 ただ、警戒が必要なほど貴族間では色々と起きているらしい。私を攫うだけで逆転はなくても、かなり挽回できるため、馬鹿なことを考える人がいるという。


 派閥に関係なく、水面下での動きが活発で、今後も貴族の足の引っ張り合いに巻き込まれる可能性もある。ただし、問題がおきれば全部カイア様に放り投げていいと許可を貰えた。体調が良くなったため、カイア様の方で対処可能らしい。


 

 ついでに水竜の肝をすべて薬の材料にした判断は間違っていないとお墨付きをもらい、かなり助かっているとお褒めの言葉も王弟殿下からいただいた。感謝状みたいなものを貰ったが、これはどう扱うべきなのかわからない。



 今回、錬金ギルドや商業ギルドの方たちと知り合ったので、ちょっと探りを入れたけど……この二つのギルドには敵対意思はないらしい。むしろ、今後親しくしたいと言われた。月に一度、開拓地まで買い取りに来るというので、兄さんが商談をまとめていた。

 食料、とくに不足しがちな野菜などを定期的に持ってきてくれるらしい。お米も一緒に……すごく助かる。

 

 世間的な評判を確認すると、中々に面倒になっている。


「メディシーア様のおかげで、どれだけ市場が回っているのかを考えましたら、とてもとても……とはいえ、蜂蜜騒動にて、市場価格をかき回したことは責める材料となりましょう」


 これは商業ギルド長の言葉。

 師匠だけでなく、私達に対しても敵対することのリスクと懇意になることで得る莫大な利益を考えれば、商人は敵対しない。


 だけど、どのギルドでも支部によって腐っているところはあるらしく、絶対ではないという。おかしい取引と感じた場合には、相談を無償で受け持つと言われた……商人が無償でというところが、薄ら寒く感じるのはなんだろう。

 それ以上の利益を見込まれてるよね、絶対。



 兄さんが「大変だなぁ」と言いながらも何か知っている感じだったので、任せようと決めた。

 関わっても良さそうなことがない。


「可能であれば、王国内でも蜂蜜を名産にしている地域だけ、教えてくれ」

「もちろんでございます。こちらが蜂蜜を取り扱う地域の資料です。前年比も記載しております」


 兄さんの質問に対し、すでに資料を用意されていた。前の値段との比較も書かれていて、しっかりと値段が上がっている。

 蜂蜜を集めているという噂だけで市場を乱したという事実があるため、対立構造は作られており、この件を利用して噂を流すことは容易ということだった。



 実際には王弟殿下から譲ってもらった分とナーガ君が採ってきた分で作成したのがほとんどで、冒険者ギルドからの入手は少ないし、購入もほとんどしていない。


 他の研究用素材を冒険者ギルドで沢山入手しているので、蜂蜜って本当に噂だけのはずなんだけどね。値上がりしてしまったので、多少はこちらにも責任がある。


 錬金ギルドの方もマーレとキュアノエイデスでは友好的だが、他の支部までは約束できないという。


 テイマーギルドについては、これから……キュアノエイデスのテイマーギルドは今のところ、営業は出来ているが監視付き。他地域も含め、体制の見直しがされるらしい。



 

 キュアノエイデスを出て、直接開発地に戻るのではなく、マーレに向かった。

 マーレで一泊するということで、ラズ様の館に向かった。


「ラズ様はどう見ます?」

「うん? 貴族の動きについて?」

「クロウが巻き込むなって言った後、カイア様で対処するって言ってたけど……そのせいで危険が増えた感じがするのに、教えてくれないんですよね」

「貴族の動きは後手に回りたくないけれど、僕も得意じゃないからね……ただ、大丈夫だと思うよ?」


 ラズ様がにこりと笑い、フォルさんを呼んだ。フォルさんはお茶を出しながら苦笑している。

 何が言いたいかわからない。


「フォル、君はどう思う?」

「王都が色々騒がしいと聞き及んでおります。メディシーアの末子様のお力を求めている方もいらっしゃるとか……ご自身が対処をされない方がよいかと」


 ラズ様がこくりと頷いた。つまり、私を攫うというのは何か目的もあるってこと。


 つまり、この地でも情報に精通している人であれば、知っている情報。

 フォルさんもおおよそは把握していて、ラズ様も同様。ただし、私にはこれ以上は言わないらしい。


「クロウの気概を僕は買ってる。だから、詳細は説明しない。君が知ってしまうのは危険だからね。でも、実際には君を狙う余裕はない。搦め手を使って、足を引っ張るだけで、直接の危害は加えないと踏んでる」

「……まあ、そうですよね」


 心配はされているけど、私自身は危険を感じてない。

 ただ、油断というか、何も気にせずに行動していると相手側も隙があると考え、動く可能性があるから警戒しておけということかな。


「結局のところ、君たちを下に押し込めるために結託して、貶めたい。序列をはっきりさせて、良い様に使いたい」


 私はラズ様の薬師なのに?

 なぜ、そんな発想になるんだろう。


「メディシーアの爵位をいったん取り上げて、もう一度、渡すことで感謝させる。これは普通なら効果あるんだよね。ヴァルスト子爵みたいに失いそうになるとね、必死に爵位にしがみついた結果、犯罪に手を染めることもある。……噂で貶めたり、恩を着せたり、逆らえないように枷を嵌めるのは常套手段だよ」

「マッチポンプ……陰湿ですね」

「ただ、意味がない。あちらが見誤っているのは、グラノスも君も、貴族という身分に価値を見出していないことなんだよね」


 散々嫌がらせをしても、それでも貴族として生きるためには縋ってくるだろうと考えているらしい。

 すでに、私も兄さんも貴族にならない方向で動き出しているというのに……そこが理解できない。


「理解できるはずがないんだよね。生きてきた世界が違うんだからさ。敵に回したら徹底的に潰すくせに、危ないと思ったらさっさと逃げちゃう。相手にするだけ無駄。良い距離感で刺激しないのが一番」

「あれ? なんか、貴族の話から、私達への接し方に変わってません? たしかに、同じ土俵に立つ気がないですけど」

「父上も兄上も、君と話をして理解した。でも、他の貴族は理解できないから、同じ土台で仕掛けているつもりなんだよね。とっくに舞台から降りる準備をしているのにね」


 ラズ様としては、庇護は与えるから好きにしていい。それが利益に繋がるという。

 必要な物も用意してくれるらしい。ただ、関わり過ぎると疲れるから放置するとも言われた。


「それで、そんなことを言いに来たの?」

「報告です。キュアノエイデスでの作業が完了しました。今後、錬金蜂蜜の流通は全て王弟殿下にお任せする形にしました」

「うん。君が必要なときは僕がもっている物を提供するから言って。何に使ったかは問わないから」

「……そういう裏ルート作ると他の貴族から何か言われそうなんでやめときます」

「そういうと思ったよ。今後、君の紹介を求められた場合、僕はこの封蝋を使う。これは、君への依頼のみの封蝋だから」

「わかりました」


 その紹介状がある場合には、無下にせずにちゃんと対応しろということだろう。ラズ様の専属なので、そこに問題はない。


「父上や兄上たちからは、この封蝋になるから。覚えて」

「……できれば、見本を貰って帰りたいです」

「まあ、いいけどね。開発地も中に入れる人を厳選するようだし、心配はしていないよ。貴族側も町に居ないなら仕掛けられないしね」

「……もし、私が帝国か共和国に出かけるとどうなります?」

「ドラゴンの件なら、まずは国内から処理をして欲しい」

「……ですね。わかりました、まずはそちらから対処を考えます」


 絶対に行くなとは言わないらしい。できれば、国内にいる方がいいようだけどね。国内にいるドラゴンは西側と北側か……計画を考え始めないとかな。でも、何とかなりそうな気もするよね。


「それと、錬金ギルドからの依頼は出来ればやっておいて」

「あれ、大量過ぎて怪しいと思ったんですけど……」


 ラズ様からも念押しが入った。

 錬金自体は出来るけど、あの量を一人に頼むというのは怪しいと思う。


「うん。でも、君ならあの量でも用意できるでしょう?」

「出来ますけど……市場を混乱させるようなこと、この時期避けるべきでは?」

「……市場で増えるということはないよ。全て、ギルドから王家に直接納品だからね」


 つまり、王家からの依頼か。市場を混乱させずに、量を確保するという状態らしい。すごく嫌な感じがするね。これ、用意しないという選択肢ないっぽい。


「気付いたみたいだけど、この依頼は受けてほしい。依頼の数よりも多くても構わないよ」


 顔に出ていたかな。嫌だなと思ったのがバレたのか、念押しされた。……多くてもいいというのが気になる。


「何に使うんですか?」

「帝国の異邦人を全滅させるため……3国共同作戦として、7の月を目途に作戦が実行される」

「あ、はい」


 セティコさん達からの状況も確認をしたが、100人程度、異邦人以外に盗賊などに身を落とした現地の人達も加わっているので、人数はもっといる可能性はある。それでも300人を超えないことは確認しているらしい。


 投降を呼びかければ寝返りそうな人達が半数と計算しているらしい。ただ、それなりの強さもあるらしい。


「えっと……そんなにポーション必要になります?」

「どうだろうね。実際、殲滅目的だけど、こちら側から裏切りも出る可能性はあるからね」

「つまり……異邦人にやらせるんですか?」

「そういうこと。王都にいる異邦人の300~400人を参加させる。実力は、それなりに実戦経験をしている帝国側のが強いという予想だね。物量、人員で押し切ることになる」

「つまり……犠牲を出して、数を減らす」

「大人しく投降してくれればそうならないけどね」


 いや、投降しないことはわかっていて、予定をたてているよね?


「ラズ様、最悪の場合、全部裏切りますよね?」

「それも含めて殲滅するんだろうね。国として使えるかどうか、最後の試練ということ……国としても、いつまでもお客様として飼い続けることはできないからね」

「参加しない人たちは?」

「……聞きたい?」

「いえ、いいです」

「別に、聞いていいよ。すでに一部の異邦人は自分で生き方を決めた。自ら王都を発って他国に行った者もいるし、国内の貴族が引き取った者もいる」


 あれ? 結構まともに暮らし始めたってことかな。そのまま王都で何もせずに暮らしている異邦人が対象らしい。


「最初は何もわからずに過ごしていても、少しずつ状況を理解しようとする。王都で保護された中で、自ら考えて動き出した者達は王宮に残ることが良くないと思ったのかもしれないね」

「うわぁ……」

「もちろん、すでに処分されているから減っているのもあるけどね」


 異邦人がこの世界に降り立って半年になるタイミングで、役に立たない者を国の方で本気で潰すことに舵を切ったらしい。裏切る可能性も考慮した上での作戦。使えそうな人はすでにそこにはいないということだろう。


 最近、きな臭い動きが多いのはそれもあるのかな。


「私が国にポーションを納品する理由は?」

「君が国に貢献していることが形として残る……クレイン、王家は多大な貢献をしているメディシーアを排除した。その責任を現王にとらせる」

「……ラズ様」

「カイ兄上の病気が快癒するのであれば、人材不足の心配もない。……政争が起こるよ。その前の下準備にメディシーアの功績を上げておく」


 帝国の異邦人を排除して、帝国を復活させるために王国・公国は協力する立場となる。そして、そこには莫大な利益が絡むことになる。

 その利益を生み出すために関わった人達の恩賞。そこに一石が投じられる。


「関わりたくない……」

「君が関わる必要はないよ。ただ、調合・錬金を使って在庫が無くならないように手伝うだけ。簡単でしょ?」

「いや、まあ……そうですね」

「……婆様、長くはない。覚悟はしておいてね。…………そのタイミング次第で、どう動くかが変わる。ただ一つ、わかっているのはメディシーアが騒動の中心になる……可能性だけどね」

「うぇ……異邦人の評価もくっついてくるの、勘弁してほしいんですけど」

「でも、グラノスが上手くやると思うよ? 君はいつも通り、やりたいことをやればいい。どうせ、ポーションの素材を用意するところから始めるなら、忙しくてドラゴンは後回しになるだろうしね」


 放置すると余計なことに首を突っ込みそうだから、適度に仕事は与えていくスタイルらしい。適度……この量を1か月で作るのは適度だろうか?


 う~ん。ガラス細工に手を出してみようかなと思うくらいには、瓶が不足し始めているんだけどな。洗ってない状態を回収しても、だいぶ足りていない。


「ポーション用の瓶、発注をお願いしても?」

「こちらでとりあえず5,000は用意してあるから持ち帰って。追加はまた用意しておくよ」


 ラズ様が私に望んでいることは調合と錬金。

 そのために必要な物の手配も済んでいた。私があの数を作れることも微塵も疑っていない。


「……ポーションばかりって体に悪そうですけど、薬は用意しないんですか?」

「しないよ。そういうこと……わかるでしょ?」


 回復を早めるための薬ではなく、即時性の高いポーションを使う。使う量が増えれば、中毒を起こすがそれでも構わない。犠牲ありきの作戦。


「たまに、すごく自分が嫌になります」

「気にしなくていいことを気にしてるからでしょ。一部が自分の道を歩み始めたっていったでしょ? 貴族に引き取られた異邦人もいる。君の行動が、使える道具としてでも生きる道を作った。君は全部を助けられると思うような傲慢でもない。違う?」

「……ありがとうございます」


 ほんの少しでも、自分のしたことで道が拓けたのだろうか。

 ラズ様の話だと異邦人への印象がすべて悪い方向にいかなかったのも、私達が王弟派で働いているからだという。奴隷の異邦人も含め、成果が形で見えれば生きていける。


「でも、私が異邦人ってばれてません?」

「証拠はないよ。君が異邦人である証拠はね……何せ、君がこの世界に来たときにそれを確認した冒険者はいない」

「え? いないんです? あれ、見張りついていたって聞いてますけど」

「そうだよ。でも、誰も君を見ていないと証言した。いい? 君が異邦人であることを証言する者はいない。それに……この町の異邦人は残念ながら王都への帰還の最中に命を落とした者も多いからね。グラノス達を覚えている異邦人もいるかな?」


 つまり、悪魔の証明となる。装備の問題とかもあるけど、はっきりと覚えてないのかな。多少、ラズ様……というか、王弟殿下が黙らせたとかもありそうだけど。


 ユニークスキルを持っている時点で、限りなく、異邦人だと思われる可能性は高い。ただし、すでに私自身のレベルが上がっており、それを看破することが出来る者はいない。


 異邦人だろうという憶測は立っても、証明できる手段がない。


「兄さん達もですか?」

「そう。ナーガは目立たなかったから、元々覚えてる人はいないだろうし、グラノスが会話した人物たちは軒並み死んでいる」

「……消しています?」

「そこまではしてないよ。ただ、帰還途中で魔物に襲われたりとね、マーレから徴収された人はついてなかった」

「〈聖女〉の彼女は?」

「生きてるよ? 彼女とその周りにいた異邦人だけは、魔物の襲撃でも助かったからね。今は第一王子の治療をずっとしている」


 偶然なのか、狙ったのかはわからないけど。

 それでもわかることは、派遣された騎士たちは、異邦人を守るつもりはない。ただ、運ぶだけだったのだろう。


 

「ラズ様……なんで、色々と薄暗い話聞かせるんですか!」

「知っておいて損はないでしょ。グラノスは多分、もうちょっと詳しく聞いているだろうけど、君はこれくらいにしとかないと泣きそうだし」

「泣きませんよ」


 冒険者ギルドからの報告書には、異邦人が来たことが二日目途中から記載されている。

 おそらく、初日に現れて問題を起こした後から見張りをおいて……その時点ですでに兄さんはいた。集団にいた男だという認識をされても、異邦人と証明は出来ない。


 ナーガ君は来た時点を把握されてしまっているようだけど……赤い髪の少年だが、町に入ることなくいなくなったという記録。

 ルストさんも、見張りを置く前にいなくなっているのか、記載はない。私については、記載がない。集団に行かなかったこともだけど……見張っていた人がいたけど、証言としては取り除かれているのだろう。


 そして、正式な記録では、冒険者ギルドに無償で登録した人達だけが異邦人として記録されている。


「ありがとうございます、ラズ様」

「別に、たいしたことはしてないよ。カマかけられても引っかからないようにね」


 貴族からの接触は避けれないかもしれないけど、気を付けないといけないかもな。

 

「あまり問題は起こさないようにね」

「わかってます」

「まあ、やらかしたら報告はしてくれればいいよ」


 これから開発地に戻る予定だけど、次にラズ様に会うまでに何か起きそうな気がしたので、多分と伝えたら少しため息をついてから、報告を求められた。


 きな臭くなってきているけど、直接は関わらない……まあ、もやっとするけど、その方が危なくないからその方がいいのかな。


 とりあえず、錬金でポーションを作るか。




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― 新着の感想 ―
ラズ様、良い味方だなぁ
〈聖女〉さん、まだ生きていたのですね。 グラノスのこと覚えていないといいんですけど。 前からそうだったんですが、開発地と開拓地、表記が揺れているようで気になります。
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