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二人の人物

金曜日の会社帰り、星の見えない空を眺めて涙が出た。

俺の名前は岡崎健斗、年齢は28歳。

平日は朝起きて、つまらない仕事をして、ご飯食べて、寝る、それだけ。

明日は仕事中渇望していた休日だ。心が少し軽くなった岡崎はいつもの通勤ルートから外れて、

知らない夜道を歩いていた。

中古ゲームを売っている小さなお店を見かけ中に入った。

三国志の中古ゲームを見かけた。

岡崎「小さいころ、これで結構遊んだな~」

岡崎「休日ちょっとやってみるか」

これで休日は現実逃避をしようそう思った。

次の日、三国志ゲームを起動させた。

今回の三国志は自分が武将の一人になって乱世を生きるゲームだ。

岡崎「そうそう、操作する武将はオリジナル武将にしてたよな~」

このゲームでは、実際の歴史には存在していない人物を作成して能力値も自由に設定する機能がある。

岡崎「名前はそうだな~、臥竜」

ふと臥竜という言葉が頭に浮かんだ。

岡崎「臥竜とかかっこよさそう。でも臥竜は孔明のことだからな」

岡崎は「臥竜」をネットで検索した。

岡崎「四字熟語:臥竜鳳雛」、「類義語:猛虎伏草」

岡崎「猛虎伏草、猛伏、よし猛伏にしよう」

岡崎「能力はこんな感じでいいかな~」

統率:80

武力:99

知力:70

政治:60

魅力:70

岡崎「もう一人、壊れ武将を作るのも面白いかもな能力はこんな感じにしよう」

統率:99

武力:99

知力:99

政治:99

魅力:99

岡崎「名前は董黒で董卓の息子という設定にしよう」

ゲームシナリオは反董卓同盟、董卓が専横しておりその中で各地の英雄達が名乗りを上げるシナリオだ。

岡崎「いにしえの武将を出現させるかかこれはオンにしよう」

岡崎「よし、ゲームスタートだ」

その瞬間、ディスプレイからまばゆい光が放たれ、岡崎は気を失った。


岡崎「ここはどこだ。。。」

明らかに日本ではない。

商人「お兄さん、お魚はいらんかね。」

商店街のようだ。

岡崎は居酒屋で客が話をしているのを盗み聞きした。

居酒屋の客「最近の黄巾族の動向だが、近々このあたりに来ると風の噂で聞いたぜ」

居酒屋の客「まじかよ、ついにこの街にも。。」


黄巾賊。。まさか三国志のゲームの中に転生してしまったのか。

岡崎「多分夢だな」

岡崎「ならあるがまま身を任せよう」

無理して現実の世界に戻りたいとは思えなかった。

機械のように興味のない仕事をして、無理やりして、定時の時間を待つ。

あの毎日に戻りたくなかった。


「この街の財貨はすべていただくぜ。」

黄色の頭巾を頭に被った集団、黄巾賊だ

おそらく数十人はいるだろう。


町人「奴らがこんなにも早く現れるなんて」

町人達は皆一目散に逃げ始めた。


黄巾賊「抵抗する奴らは皆殺しに、女はできる限り捕らえろ」

黄巾賊「あいさ、親分」


街の長「戦える若い男手はみんな役人に取られてしまった。

この街には抵抗できる戦力はない」


抵抗は殆ど行われず、町の中央に街の長、女、金めの物品が集められた。


黄巾賊「親分、結構集まりましたね。」

黄巾賊の首領「ああ、今夜は宴をやるぞ」

黄巾賊「やっほー」


その日の夜


黄巾族は宴をしていた。

岡崎は少し遠いところで、その様子を見ていた。


鎧着た謎の女「お前、ガタイがいいな」

鎧着た女がとなりに現れた。


黄巾族「親分、宴もそろそろで。。。」

黄巾族の首領「ああ、好きな女を持っていけ」


捕らえられた女「キャー」

黄巾賊達は捕虜にされた女達に向けて襲いかかった。


鎧着た謎の女「おのれ、下劣な奴らめ」

鎧着た謎の女「よし、私達で奴らをやるぞ」


「え、」


鎧を着た女は黄巾賊に向けて槍を振り回しながら走っていった。


黄巾族「なんだ貴様、」

鎧を着た女は槍を勢い良く黄巾賊につき刺した

黄巾族「ぐふ、本気で女が指して来やがった」


鎧着た謎の女「お前は右側をやれ!」

鎧を着た女は俺の方を指指して言った。

黄巾族「仲間がいるぞ!、あいつだ!」

黄巾賊は岡崎の方に向かってきた

岡崎「やばい!!」

岡崎は逃げようとしたが、黄巾賊に囲まれてしまった。

「男を捕まえる必要ない、殺れ!」

黄巾賊は岡崎を襲ってきた。

岡崎はやけくそになって、素手で黄巾賊を殴った。

すると、黄巾賊の男は一撃で気絶した。

「なんだこいつは!」

岡崎は次々と黄巾賊を一撃で倒していった。

岡崎「なんだこの力は?」

岡崎「そういえば、能力設定のとき、武力99にしてたんだ」

岡崎「おりゃー」

岡崎は自分を襲って来ていた黄巾賊をあらかた倒してしまった。


黄巾賊の族長「こいつらどうなってもいいのか」

黄巾賊の族長は捕えた女に剣を差し向け言った。


鎧着た謎の女「くそ」

鎧を着た女は槍を振るうのを止めた。


岡崎も武器を捨てた。


「捕らえろ」

黄巾賊の族長は言った。


黄巾賊の部下達は岡崎と鎧を着た女の方に向かってきた。


その時、

「チャンス到来」

若い男が部下が離れ、一人になっていた黄巾賊の族長を切りつけた。

不意を突かれた黄巾賊の族長は倒れ込んだ。


族長を失った黄巾族達は我先にと一目散に逃げだした。


若い男「集合!」

若い男「君たち何者?、自己紹介して」

鎧着た謎の女「人にものを頼むなら、貴様から名乗れ」

劉秀「俺の名前か、劉秀」

劉秀「夢は仕官するなら執金吾、妻を娶らば陰麗華」

岡崎「執金吾?陰麗華?」

劉秀「執金吾は京の警備担当の長官さ、官服がかっこいいのさ」

  「陰麗華は俺の村の一の美女さ」

鎧を着た謎の女「夢とか言うから、壮大なことを言うのかと思ったが、そこらへんの若者がいいそうな夢だな」

岡崎「ふふ」

岡崎は劉秀がなんだか好きになった。

劉秀「役人に仕官しようと思ったが、今の世の中腐っているだろう、だから一人で旅に出た」

劉秀「お前らの番だぞ」

鎧着た謎の女「私は秦良玉。軍に入ろうと思ったが、女だからと断られた。だからひとまず今は一人で旅をしている。」

秦良玉「願わくば、自分のすべてをささげられる主を見つけ、忠義を全うしたい。そういう生き方がしたいと考えている。」

劉秀「ふーん。忠義をまっとう?なんでそんなものがしたいんだ?」

秦良玉「死ぬときに、自分の責務をしっかり果たしたとおもいたいからだ」

劉秀「ふーん。死ぬときにね~。次はお前の番だ。」

岡崎「俺の名前は。。。」

岡崎はゲームを始めるとき、猛伏という名前していたのを思い出した。

岡崎「猛伏」

前の二人が夢とか語っていたので自分も言わないとと思った。

猛伏「生きることに夢中になりたい、魂を燃やしたい、そういう状態になりたい。」

心の底から出た言葉だった。

劉秀「変なやつだな。そういえばお前すごい強かったな。」

猛伏「武力99だからな」

劉秀「武力99?」

猛伏「いや、なんでもない。」

劉秀「とりあえず、悪いやつじゃなさそうだから、これから3人で旅をしよう。」

秦良玉「なぜ、貴様などと」

劉秀「いいじゃないか、さっきのような事件も一人じゃ危なかっただろう。」

秦良玉「むむ」

猛伏「私も構わない」

猛伏は劉秀と旅をすることに少しワクワクし始めた。

劉秀「よし、決まりだ。ではどこにいこうかな。面白い人とか知ってる?」

猛伏「平原に劉備という人物がいる。彼は漢室の再興を掲げ、配下には関羽、張飛という豪傑がいるそうだ。」

秦良玉「漢室の再興か悪いやつではなさそうだな」

劉秀「豪傑、面白そうだ。よし決まりだ。平原に向かおう。」

こうして3人は平原に向けて歩き出した。

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