6話 迎撃!夢幻級の魔物
「はぁ?!俺達がなんとかするだぁ!?お前達はまだガキだろうが!馬鹿な事を言ってないでさっさと逃げる準備をするなりしたらどうだ!」
周りの大人達が次々とそんな事を言ってくるが俺は、「そんな事を言っている暇はない!誰が何と言おうがこの村は、故郷は俺達が守る!」ライもどうやら同じ気持ちのようで何度も頷いている。それから何度も両親や大人達に止められたがなんとか振り切って門のところまで来た。もちろん衛兵にも止められたがライが気絶させてむりやり通った。
そして目の前に広がっていた光景は………明らかに八千はいるであろう魔物の大群だった。本来ならば絶望的な状況で誰もが生きる事を諦める様な光景だろう。そう、本来ならば………
俺達は笑っていた。とうとう俺達の実力を試せる時が来たと、しかし敵の数が余りにも多い。そこで俺達は、前に創った空中要塞を村の上空に出した。後はもう、分かるな?
「「目標!前方の魔物約八千!全弾斉射!」」
俺達がそう叫ぶと榴弾や、レールガンの雨が魔物の魔物に降り注いだ。それで要塞のエネルギーがかなり減ってしまった為、《箱庭》に戻した。魔物がいた所には土煙が上がっていてよく見えない。「やったか?」ライがそう言った。「ライ!それフラグだ!」
暫くして土煙が収まった時、そこには一体の魔物が立っていた。人型で身長約三メテル、筋骨隆々で多少の傷があるものの余りダメージを受けていない様に見える。その姿を見た衛兵が「む、む、夢幻級の魔物?!?!も…もう終わりだ…この国は滅ぶんだー!!」そう言ってパニックになっている。
まぁ、そうなるのも無理はない。魔物には階級があり、夢幻級の魔物は現れたら国が滅ぶとさえ言われている魔物だ。過去に現れた時は敵国同士が一時同盟を結んで多大な損害を出しながらも辛うじて倒した程だ。英雄と呼ばれる者達も居たらしいが殆どが戦死したらしい。
想定を遥かに超える魔物の出現で俺達は討伐から撃退に作戦を変更した。
俺たちはやれる事を始めた。まずは俺が火魔法と風魔法を組み合わせた火炎魔法で創った炎の鎖で動きを一時的に封じ込める。
その後に破壊者であるライが授かったチートである絶対切断を使用し、合わせて破壊者のスキルである縮地を使用して距離を詰めるて膝を狙って放った所、あっさりと両膝から下を切り落とすことに成功。機動力を失った魔物は、強力なスキルを使用して足掻くも、ライには当たらない。発動したスキルが切れた瞬間を狙ってライが首を跳ねて戦闘は終了した。あれ?眷属達でもこれ位なら余裕で防ぐから相当手こずるかと思ったんだけど…………
どうやら俺達は、思っている以上に強くなっていたらしい。
読んで下さりありがとうございました!
知人からのアドバイスで5話は大幅に修正致しました。
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