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間章第1話 親友の為〈初級編〉

間章ですが本編と話は繋がっております。


※話は繋がっておりますが間章ということで第1話とさせていただきます。

どうもこんにちはシルフォードです。無事パーティーもでき異世界での生活も少しずつ慣れてきたところで、僕は、光属性の上級魔法を覚えなくてはならなくなりました。


先日エルダ(パソコン)からアリス(スマホ)が消えかかっている件(たぶん残りの電池残量のせい)について苦情をいただきアリス(だってアリスしか神様に連絡取れないもん)を使って神様に電話したところ、このような返事をいただきました。


「ん?スマホとパソコンを充電させる方法じゃと?そういえば教えておらんかったの~。すまない、すまない。充電の件じゃが光属性の上級魔法を打つとその魔法をエルダとアリスが勝手に吸い込んで電池は一気に全回復じゃ。他にも中級魔法、初級魔法でも回復はするんじゃが回復量がショボくてな何回も打たなければならんくてめんどうなんじゃよ。じゃから上級魔法をオススメするぞ」


と、言うわけで上級魔法です。とりあえずアリエルに聞いてみようかな···僕が一番初めに泊まった宿からでてその宿の庭に植えてあった花を見つめながらそんなことを考えていると同じく宿に泊まっている(もちろん違う部屋だけどね)アリエルがしたに下りてきた。


「おーい、アリエル急で悪いんだけど光の上級魔法教えてくれない~?」


「え!?光の上級魔法ですか?シルはそもそも魔法使えるのですか?」

あっ、そうだった。誰でも使える訳ではないんだったな···えっと大丈夫だよな···


「う、うん。たぶん使えると思う···そういえばアリエルはどうなの?」


「私は王族産まれなので魔法に関しては問題ありませんよ!」


「王族と魔法って関係あるの?」


「えーと...知らないのですか?これは常識なのですが...。この国もとい、この世界では貴族、王族などの身分が高い人たちは魔力が高いのです。その理由として貴族、王族は基本的に魔力が高い人と結婚し、魔力が高い人と、魔力が高い人との間に産まれた子どもは、親の魔力を引き継いで魔力が産まれつき高いことからあります。しかし、その魔力のほとんどが長女、長男に引き継がれるので···でも、次女、次男でも上級魔法なら使えますよ!」


「固有魔法とか治癒魔法とかは貴族とか王族って関係ないのかな?」


「そうですね。固有、治癒魔法は関係ありません。ってそういえばシルはなぜ上級魔法を?」


「えっと、それは·····」

どうしよう···何て言おう···スマホとパソコンの充電がしたいから···いや、この世界にはスマホとかパソコンなど存在しないだろうし、ならみんなを守る為?···いや、しかしそれだとパンチで森を半壊できる力があるなら必要ないって言われそうだし·····


「えっと···どうかしました?シル??」


「あっ、えっとその···じ、自分がどれぐらいの魔法を使えるか知りたくて···まずは初級からでいいので·····」


「なるほど。確かにシルの力は気になりますね···」

あっ、誤魔化せた···


「わかりました。教えましょう。しかし魔法には相性、適正があるので使えるかはわかりませんよ。ではまず初級魔法から見せますね。えっと光ですよね?」


「はい、光でお願いします」


わかりました。そう答えてアリエルは唱えた。


『我が体内に眠る聖なる光に命ずる、サンダーボルト』

アリエルの右手から出た雷のような違うようなものは的となる木にあたり弾けとんだ。


「この魔法はサンダーボルトで主に相手を麻痺させるときなどに使いますね。詠唱も簡単ですぐに打てます。詠唱はどの属性も『我が体内に眠る~に命ずる~~』と、言った詠唱から始まります。魔法の階級が上がるごとに詠唱も長くなるので注意を」


「なるほど、では『我が体内に眠る聖なる光に命ずる、サンダーボルト』」僕が唱えた瞬間、アリエルと同様に右手から雷のような違うようなものが出て的となる木にあたり弾けとんだ。自分には光属性の適正はあるようだ。


「おめでとうございます。シルはなんとなく使えるような気はしていましたが···やっぱり使えましたね。では今から中級魔法を見せたいところなのですが一応ここは宿の庭なので···森でしましょうか···」

あっ、そういえばそうだった。宿を壊して弁償なんて言われたらあまりお金を持ってないし困るからな···


「そうですね、では森に行きましょう」


こうして中級からは森で教えてもらうことになった。

最近忙しくて全然更新が...すいませんm(_ _)m

間章は3話分予定しております。

前書きにも記しましたが間章ですが本編と話は繋がっております。ご注意ください。

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