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第12話 会議(裁判?)

日刊ジャンル別ランキング最高18位にランクインしました。とても嬉しいです!!!

小説を読んでくれている皆様ありがとうございます!


これからも頑張りますので今後とも『いせくい』をよろしくお願いします。


どうもこんにちはシルフォードです。アリスがもう消えかけです。なんとかしてあげたいです。ほんともう。え?電池残量?残り15%ですよ。どうするんですか?誰か助けてぇぇー



先生(アリエル)の過去を知って、またなぜお嬢様がこんなところで犯罪者の見張り番をしているか聞いて心底驚いた。そして先生の話が終わった時に僕は国王と話をすることになった。僕なんかになにか用でもあるのだろうか···僕は先生に連れられて王間へと入った。白髪の少し老けた感じの···一目見ればこの人が王様だと一瞬でわかるのが国王だろう。僕はこの世界の礼儀など知らない日本式でいくことにした。斜め45度ぐらいのお辞儀を約3秒それが終わると僕は改めて王間をみまわした。王間には入り口にとても強そうな騎士が二人、王間の中には国王と、その横に俺を捕まえた···えーっと···そう、先生の姉。そういえば名前を聞いていなかったな。まぁそれは後ででいいか。その他には···貴族の者たちだろうか?みんな他と違っていい服を着ている。

それになぜだろうか?みんな円卓会議みたいに長細い円型の机を囲っている。

そんなことを考えていると国王が


「森を半壊させた者、名を」

そんなことを言ってきた。さてどうしよう元の世界の名前を使うか?それともシルフォードでいくか?考えている余裕は無さそうだ。シルフォードでいこう。


「シルフォード。シルフォード·システリアです」


「そうか、ではシルフォード貴様は森を半壊させた罪、訳のわからない力を持っている罪それらの罪について今から会議を行う。ここは魔力は使えない逃げようとしても無駄だ」


「え?会議ですか?」裁判みたいなものだろうか?それにしても訳のわからない力を持っている罪ってそんなのあるの?あと俺のあの力、魔法使ってないし。まず魔法使えないし···後で誰かに教えてもらお。


「では私から」そう言って一人の若い男が立ち上がった。


「私はこの者を死刑にするべきだと思います。今後このような力を持った者が何をするかわかりません。早い内に処分したほうが一番いいかと」

処分だって?冗談じゃない。いざって時は逃げてやる!そう僕は誓った。

すると王は「まずシルフォードよ、貴様に問う。貴様のレベルは何だ?」

レベルなんてあったんだ···ていうかレベルってどこでわかるの?


「あのー国王様レベルってどこでわかるのですか?」


「貴様、冒険者の癖にカードの見方を知らないのか?」


「はい···すいません·····」


「では私が見方を教えてやろう。冒険者カードに手をかざし言え『(わが)レベルよ表れろ』とな。このように『我~よ表れろ』と手をかざしながら言うと大抵の事柄は表示される。例えばモンスターの名前、弱点、危険度や自分のステータスなどな。しかし表れないことや物もある。要するにすべての事柄は表れない。そこは注意するんだ」

実に丁寧に教えてもらったな···先生の話の人と大違いだ。


「丁寧にありがとうございました。ではさっそく『我レベルよ表れろ』」

僕は言った。すると冒険者カードが光だして何やら数字が表れた。

すると


「そこに表れた数字が貴様のレベルだ。なんと出ている?」

えっと数字は···ん?

そこにはこう書かれていた。

〈シルフォード·システリア レベル:エラー〉と


「えっと···エラーと出ました·····」


「なっ!?エラーだと?そんなの見たことが無いぞ貴様はほんとうに何者だ?」国王をはじめ、この部屋にいた者たちが驚いていた。先生までもが···


「シルフォード·システリアただの人間ですけど···」


「そんなはずはない···アラン」


「はい。お父様」

国王の隣にいた···そう先生の姉が返事した。

アランという名前か···えっと国王の娘だとお姫様になるのかな?


「やれ」


「わかりました」

ん?何をするんだ?ってこっちに来たぞ···

なんか嫌な予感がする。俺を閉じ込めた「檻」とかいう固有魔法の時だってそうだ他に何かあるのか?

僕は身構えた。するとアランお姫様?は動きを止めた。そして数秒固まった後


「あなたは誰?今さっきあなたの過去を覗きましたが10日前から先の過去が見えませんでした。なぜ···なぜなのです?」


なっ!?過去を覗いた?何もしていないじゃないか···あっ、そういえば嘘を見抜く魔法があるのなら過去を覗く魔法もあるものか···この世界プライバシーの欠片もねーな。

しかしここでは魔法は使えないのではなかったか?嘘なのだろうか?

それにしてもなぜって言われてもな···そういえばちょうど10日前に僕はこの世界に来たんだったな。というと前の世界、日本での記憶はこの魔法?には感知されないってことか···なんと説明しよう···。


「えっと僕10日前から記憶がなくて···それで見えないのかもしれません···」

·····おぉぉーなんと苦しい言い訳だ。嘘丸出しじゃねーか。


「な!?記憶がない?そのような人を見るのは初めてです。なるほど···」

あれ?予想と違う反応だな···け、結果オーライ。


「それで僕の罪?はどうなったのですか?」

これが一番気になるところだ。さっきの嘘もバレない内に話も変えとかないとだしな。

っとここで僕ははじめて気づいた。この部屋にいるアランお姫様?以外の人が再び記憶がない?意味がわからんと、いったように全員僕を見て驚いている。もちろん先生もだ。···なんかまずいこと言っただろうか?ヤバいかも···


っとここで先生が動いた。さすが先生!


「お父様申し訳ありません。この者の処分は私にお任せください。そして今日をもって私は見張りの仕事を辞めこの国を出ていきます」

え!?なんて言ったこの人?僕の処分を任せろ?見張りの仕事を辞める?この国を出ていく?


「さぁ、シルフォード行きますよ!」


「え?あっ、はい」

そのままの流れで僕たちは唖然としている人たちをあとに王間を出そのままこの国も出た。目指すはもともと僕が帰る予定でいたシャーリアだ。そういえばエレンとはあれ以降全然あってないな。ちゃんとリンダとエンダと合流できただろうか?

そんなことを考えていると先生が顔を覗いてきた。


「何を考えているのですかシル?あっ、そういえば改めて自己紹介を私の名前はアリエル·アシリエル、しかし今日でアシリエルの名を捨てようと思うのでアリエルです。もう敬語など必要ありません。これからよろしくお願いしますねシルフォード」


そういえば挨拶といえば、ぼっちの人でもこれで簡単に友達が作れるよとか前世のお母さん(この世界には母なんていないけどね)が言っていた挨拶があったな···よし

、こういう機会だちょっと使ってみようかな


「シルでいいですよアリエル。こちらこそヨロピク·····よろしくお願いします」

·····そういえば思い出しました。(うち)のお母さんぼっちでした···。


「え!?ヨロピク?それは何ですか?」

あぁぁぁぁーアリエルさぁぁーん。そこはスルーしてくださいよぉぉぉぉー。


そんなこんなで僕はアリエルという新しい仲間?を連れてシャーリアに向かった。もちろんエレンと、リンダ、エンダのことも話したよ。


あっ、そういえば僕の会議?裁判?の結果はどうだったんだろう···


この回より少しの間活動を休止させてもらいます。

次回投稿はいつになるかわかりません。

詳しくは活動報告をご覧下さい。

※もう投稿しないとかではありません。


今後とも、次回の投稿からも『いせくい』をよろしくお願いします。申し訳ありませんでした。


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