第10話 牢屋、そして先生
投稿が遅くなってすいませんでした。
どうもこんにちはシルフォードです。ただいま絶賛牢屋生活!
前回募集した名前の件だけどあえて名前を付けないって案が出たんだよね。名前を付けないか···ちょっとかっこいい気もするしそれにしようかな!案を出してくれた方ありがとう!
話は変わるけど最近ね元の世界(日本)でね新しいスマホゲームが出て、はまったんだよね!牢屋の中暇すぎてずっとしてるよ。なかなか暗いので目が悪くならないかちょっと心配···
あっ、ゲームのイベント始まった。今からするから今回はここで
◇
僕は檻に入れられてやや数日王都ハークに着いた。次は王宮の地下牢に入れられた···後から聞いた話だがあの小さな女の子が使ったのは固有魔法で使える人は限られている。固有魔法の他に火属性魔法、水属性魔法、土属性魔法、風、光、闇、最後に治癒魔法があるらしい。治癒魔法はどの属性にも属さず、固有魔法に近いため使える人は極わずからしい。使える人は身分がどうであれ国から大切に扱われているとか···ちなみに僕はまだどの魔法を使えるか知らない。使えないかもしれないけどね···
見張りの人はさっきぶつかった女の子と同じ身長ぐらいで、髪は金髪、年齢は···この子も13才ぐらいだろうか。
僕は他に人がいなかったのでその女の子に向けて
「檻」
女の子が使ったように言ってみた···特に何も起こらない
「檻」 「檻」 「檻」
何回も言った···本当に何も起こらない。
そこでそれを見ていた女の子が言った。
「この牢屋の中では魔法は使えない。まずさっき言ったが魔法には適性がある使える属性が違ったり、もともと使えない者もいる。脱出は諦めろ」
そう、僕はこの見張り番の女の子に魔法について教えてもらいました。親切な人で牢屋の中でも僕にこの世界のことを色々教えてくれました。しっかりしている子だよ。
僕は調子に乗って
「先生、次はなにを教えてくれるのですか?」
「せ、先生!?···ま、まぁいいです」
あれ?口調が変わった?これが素なのか?そんなこと思っていたら先生は聞いてきた。
「そういえばあなたは森を半壊させたとかで捕まったのでしたよね?」
「はい、そうですけど...まぁ、正確にいえばなぜかそれがバレて逃げようとしたらこのように···」
「そ、それはなんともいえませんね···あの人が使っていたのは魔眼です。たぶんそれでバレたのでしょう。しかしなぜ森を半壊したのですか?」
「自分の力がどれぐらいか気になって···もともとはモンスター討伐の依頼だったのですが···」
「ご、ご苦労様でした。しかし本当に自分の力を知らないのですか?」
「えっと、はい···すいません」
「いえ、謝る必要はありません···私はあなたを信用できる人だと判断しました。そこで一つ私の話をしましょう」
たったあの会話だけで信用したのか?でも先生の話は聞きたいな。
「先生の話ですか?」
でも気になったので少し聞いてみた
まだこんな年(見た目)なのに語ることなんてあるんでしょうかね?興味はあるので聞くけど
先生はそれを無視した。···うん聞こえなかったのかな?ちょっと恥ずかしい···
「私は今犯罪者の見張り番としてここにいますが···」
こんな感じで話が始まった。
「···と言うのが今までの私の人生です」
けっこう凄い話だった。
この話は次の機会にしよう。