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不死王の弟子  作者: よもぎだんごろう
4/6

俺は俺の操り人形

何時間か直立不動で立っていた。


腹減った、もしかしてこのまま餓死するんじゃなかろうか?

心の中で思いっきり叫んだ。

”ハル!はらへった。”

「ご命令をどうぞ。」

!?ハルが答えた。

”ハル、ご飯食べたい。”

「ご命令をどうぞ。」

”ご飯作れ”

「・・・・・・・」

泣くぞ。

”ハル、夕食の準備をしろ。”

「はい、マスター。」

涙が出た。これは出せるみたいだ。


俺は壁の飾りに手を当ててドアを開き、ここにあったのか、階段を下りて台所に域ご飯を作った。

ムキー!

”ハル、食べろ。”

「はい、マスター。」

デザートから先に食うな、いやなんでも良いか。とにかく食べることが出来るだけでもありがたい。


”ハル、片付けろ。”

「はい、マスター。」

ハルになにもかもやらせているようだが、疲れるのは俺だ。くそっ。


"ハル、お前の操作マニュアルを出せ。”

「ありません。」

おぃ、もしかして俺はずっとこのままなのか。

トイレに行くにも”ハル”   か。


皿をハルに[自分で}洗せていたとき、警報がなった。

『緊急警報、侵入者あり、侵入者あり』





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