無口なイケメン
背が高くてハンサムな男の人がぼ~しながらベンチに座ってる。。。
「あらら・・ハンサムだわね。どこから来たの?」おばさん達が目をキラキラ輝く。
「おーーいい顔だな」男性達が感動する・・・
「わーイケメンだわ。先に告白させて頂くわ」若い女のこ達のライバル心・・・
「おにいちゃん、かっこいい!!タレントなの?」子供達が興味がわく・・・
皆がいくら話しかけても何も言ってないイケメン・・・
「つまらないわねー帰ろうね」皆が公園を去った。
Bの少年が「おーーハンサムだ・でも、ロボットかな、、ふ~む」
またまた母に話した。
「あら、ハンサムなの?母ちゃんも行く行く!」
母もミーハーか(^^;)
母と一緒に公園に行って、母がイケメンの顔を見たら「あらら、、ホントだわ。
ハンサムだわ・・」「母さん、待ってよ、ロボットか人間かわからない」
「そうね・・話してみるわ」
「こんにちは!」「・・・・・・」
「黙ってないで何か言ってね」「・・・・・・」
少年「待って、警察に通報したほうがいいよ」母「いいから、おとなしくしなさい!」
「・・・・」少年もロムした・・・
「ね、ね、ロボットじゃないよね?」「・・・・・・」
母がイケメンの腕に触れてみた・・・
動かなかった・・「あ~ロボットかも、警察に通報するわ」ちょっとがっかりした母。
母がケータイで通報をしようとしたら、
「待って、お姉さま」いきなりイケメンがしゃべった。
「え??なんだ、人間だったのね」通報をやめた母がしばらくイケメンと話し合った。
「どうして黙ってたの?」「すみません」
「ね、どこから来たの?」「東京から来ました」
「年齢は?」「はい、28歳になります」
「どうしてここに?」「僕も理由がわかりません」
「失恋したの?]「違います」
「好きな人がいるの?]「いません」
「得意なことは何?」「僕は機械をいじってるのが好きです」
「ね、私のことどう思ってるの?若くみえる?」「はい、若いです」
「あらら、お世辞が上手だわ」「いいえ、違います、お世辞ではありません」
母が楽しそうにイケメンの子と話してる・・・
もう夕方になった、「母ちゃん早く帰ろうよ」少年が言ったが
「待って、もう少しよ、」「・・・・・」
母が「ケータイ持ってる?メールしたいわ」「僕、持っていません」
「あらら・・ケータイ持ってないの?]「はい、すみません」
仕方なく母がメモにうちの電話番号を書いて渡した。
すると、警察が来ました。
「あ、、警察さん、ロボットじゃないわよ」
警察「いいえ、ロボットです」「え???]
「さっき、ロボットの会社から連絡があり、しゃべられるロボットを作り成功したが
次の日、盗まれたから届けがあったんです。誰かが盗んでここに捨ててきたんだろう」
「ええ!うそ!!」「すみません。僕はロボットです」イケメンがロボットだったんです。
「僕は気に入った人しか話しませんから」どうもイケメンが母のことも好きだったようです。
だが、警察がロボットを持ち出して帰ったんです。
「・・・・・・・」母が唖然した・・・。
実は、父が去年亡くなり・・・母が一人ぽっちだから。
僕はいつかお金持ちになって、ロボットを買って母にプレゼントをしようと思います。
おしゃべり相手が欲しいだろう・・
待ってね、母ちゃん。。。