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無口なイケメン

作者: cocoa777

背が高くてハンサムな男の人がぼ~しながらベンチに座ってる。。。


「あらら・・ハンサムだわね。どこから来たの?」おばさん達が目をキラキラ輝く。


「おーーいい顔だな」男性達が感動する・・・


「わーイケメンだわ。先に告白させて頂くわ」若い女のこ達のライバル心・・・


「おにいちゃん、かっこいい!!タレントなの?」子供達が興味がわく・・・


皆がいくら話しかけても何も言ってないイケメン・・・


「つまらないわねー帰ろうね」皆が公園を去った。


Bの少年が「おーーハンサムだ・でも、ロボットかな、、ふ~む」


またまた母に話した。


「あら、ハンサムなの?母ちゃんも行く行く!」

母もミーハーか(^^;)


母と一緒に公園に行って、母がイケメンの顔を見たら「あらら、、ホントだわ。

ハンサムだわ・・」「母さん、待ってよ、ロボットか人間かわからない」


「そうね・・話してみるわ」


「こんにちは!」「・・・・・・」


「黙ってないで何か言ってね」「・・・・・・」


少年「待って、警察に通報したほうがいいよ」母「いいから、おとなしくしなさい!」


「・・・・」少年もロムした・・・


「ね、ね、ロボットじゃないよね?」「・・・・・・」


母がイケメンの腕に触れてみた・・・


動かなかった・・「あ~ロボットかも、警察に通報するわ」ちょっとがっかりした母。


母がケータイで通報をしようとしたら、


「待って、お姉さま」いきなりイケメンがしゃべった。


「え??なんだ、人間だったのね」通報をやめた母がしばらくイケメンと話し合った。


「どうして黙ってたの?」「すみません」


「ね、どこから来たの?」「東京から来ました」


「年齢は?」「はい、28歳になります」


「どうしてここに?」「僕も理由がわかりません」


「失恋したの?]「違います」


「好きな人がいるの?]「いません」


「得意なことは何?」「僕は機械をいじってるのが好きです」


「ね、私のことどう思ってるの?若くみえる?」「はい、若いです」


「あらら、お世辞が上手だわ」「いいえ、違います、お世辞ではありません」


母が楽しそうにイケメンの子と話してる・・・


もう夕方になった、「母ちゃん早く帰ろうよ」少年が言ったが


「待って、もう少しよ、」「・・・・・」


母が「ケータイ持ってる?メールしたいわ」「僕、持っていません」


「あらら・・ケータイ持ってないの?]「はい、すみません」


仕方なく母がメモにうちの電話番号を書いて渡した。


すると、警察が来ました。


「あ、、警察さん、ロボットじゃないわよ」


警察「いいえ、ロボットです」「え???]


「さっき、ロボットの会社から連絡があり、しゃべられるロボットを作り成功したが

 次の日、盗まれたから届けがあったんです。誰かが盗んでここに捨ててきたんだろう」


「ええ!うそ!!」「すみません。僕はロボットです」イケメンがロボットだったんです。


「僕は気に入った人しか話しませんから」どうもイケメンが母のことも好きだったようです。


だが、警察がロボットを持ち出して帰ったんです。


「・・・・・・・」母が唖然した・・・。


実は、父が去年亡くなり・・・母が一人ぽっちだから。


僕はいつかお金持ちになって、ロボットを買って母にプレゼントをしようと思います。


おしゃべり相手が欲しいだろう・・


待ってね、母ちゃん。。。







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