これがダメなんて理不尽な……
場合によっては削除の可能性があります。
創作において何かと立ち塞がる権利関係。
類似したタイトルや内容を著作権や翻案権といった知的財産権保護の名の下に否定し、不正競争防止法を以て排除に掛かる。
アイデアは自由なれど表現にそれは及ばずってどういうこと?
果たして次の作品らは許されるのでしょうか?
▪『ホームセンターあらし』
ホームセンターに勤める店員嵐。そんな彼の前に現れる理不尽な客たち。宇宙人を思わせる彼らの襲来。唸れ言う方邪道撃ち! 嵐は今日も商品と知恵を以て切り抜ける。
▪『いじめの一歩』
弱気な性格が禍して中学生時代はいじめられっ子だった城之内一斗。ついた渾名はお城ちゃん。高校でこそはそれを払拭と一念発起して門を叩いたボクシング部だったが、そこは弱者叩きが常のいじめの蔓延る部だった。
▪『男たちの蕃茄/TOMATO』
無骨な男性たちが初めての野菜作りに挑む。彼らは困難を乗り越えて無事に収穫できるのか?
▪『クマですがなにか?』
近年巷を騒がすクマたち。熊害対応に駆り出された猟友会の熊谷は仲間の誤射により死亡。皮肉にも熊へと転生してしまう。そして知るクマたちの真実。彼は無事に新たな人生(熊生?)を全うできるのか?
▪『寄生中』
AIの台頭により勤めていた仕事をリストラ解雇された新司。職安に行けど不景気の中新たな職は容易に見つからず結果親元に泣きつくべく帰省することに。寄生ニートに明るい未来はあるのか?
──等々。
意図せぬ一文字違いや必然的偶然、これらはそんな例になるのでしょうか。
まあ、中には意図的なオマージュタイトルもありますし、解釈次第ではメタ的なミーニングとなるものも。
ですがそれでも作品は別物……って、なるほど、これだとアイデアは別物であっても表現が寄っているためアウトってことかな?
とはいえやはり表現の自由は認めてほしいところです。不正競争防止法を過剰に適用すればユーモアは窒息しますしね。それに最初の方の二例のような必然的偶然も許されないことになりますので。(苦笑)
※引用元
▪『ホームセンターあらし』
→『ゲームセンターあらし』(小学舘 著:すがやみつる)
▪『いじめの一歩』
→『はじめの一歩』(講談社 著:森川ジョージ)
▪『男たちの蕃茄/TOMATO』
→『男たちの挽歌』(香港映画 脚本、監督:ジョン・ウー)
『男たちの大和/YAMATO』(東映 原作:辺見じゅん 脚本、監督:佐藤純彌)
▪『クマですがなにか?』
→『蜘蛛ですが、なにか?』(KADOKAWA 著:馬場翁)
▪『寄生中』
→『寄生獣』(講談社 著:岩明均)
他にも『○女の奇妙な冒険』や『○奴諸君』等といったネタもあったのですが、これらはそっち方面の業界で本当に存在しそうなので除外です。それにこれらは偶然性のない露骨なタイトルパロディですしね。(笑)




