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連載開始

 はじめまして、あるいは「いつもありがとうございます」。

 もりやまみお、と申します。


 突然ですが、みなさん。

 人生って、どこでどう転がるか本当に分からないものですね。

 いや、物語の話じゃなくて、私自身のリアルの話です。


 大昔、それこそ十代の頃に「小説」らしきものを書いていたことはありました。

 今思い出すと、あまりの恥ずかしさにのたうち回って、床を突き破って地球の裏側まで掘り進んでしまいそうなほどの黒歴史です。


 そんな私が、あろうことかこの令和の時代に、Web小説の総本山「小説家になろう」で連載を始めてしまいました。


 きっかけは、本当に些細なこと。


 ふと、頭の中に「もし魔法少女が異世界に転生して、聖女だと勘違いされたら面白いんじゃないかな?」という、出オチ感満載のアイデアが降ってきたからです。


 最初は、そのアイデアだけで数話書いて終わるつもりだったんです。

 タイトルもシンプルに「異世界魔法少女」。

 これなら分かりやすいし、いいかな、なんて。


 ……甘かった。

 私の認識は、甘いお汁粉に追い砂糖をするくらい激甘だったんです。


 ところが。五話、六話と書き進めていくうちに、信じられないことが起きました。


(……あれ?キャラが、勝手に喋り出してる!?)


 スズネが勝手に絶叫し、リナが勝手に変態化し、カイルが勝手に跪き始める。

 作者の私が「ちょっと待って、そんな展開予定してない!」とツッコミを入れる暇もなく、物語は私を置いてきぼりにして暴走を始めたのです。

 まさに、魔法少女への変身を強制されるスズネの心境そのもの。


 さらに、Web小説の世界には「タイトルの壁」というものが存在していました。

 どれだけ面白い(自称)中身を書いても、玄関であるタイトルにパンチがないと、誰も扉を叩いてくれない。そこで私は、不退転の決意で今のタイトルに変更したわけです。


『異世界★魔法少女―転生初日に聖女扱いされましたが、変身が罰ゲームすぎます!―』


 ……長い。正直、自分の作品のタイトルを言うだけで一苦労です。


 でも、これが効果てきめん。

 変更した途端にPVページビューが爆発的に伸び始め、昨日まで閑古鳥が鳴いていたはずの私のページが、まるでお祭り会場(自分の感覚なので実際はしょぼい)のような賑わいを見せ始めました。


 こうなると、欲が出てくるのが人間の性というもの。

(これ……もしかして、コミカライズとか狙えるんじゃないの?)


 そんな無謀すぎる野望を胸に抱いてしまった、一人の新人作家の悪戦苦闘の記録。


 これは、羞恥心と戦いながらキーボードを叩く、もう一つの「異世界(Web業界)奮闘記」である。

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