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The Barista Assassin
締め切り間近の小説家がホテルに缶詰にされて、自分を追い込んで、小説を仕上げようとする
という設定になっています
ドリップからコーヒーが
落ちきるまでに
小説をひとつ
ホテルの部屋で
迫られる期限
いのちを賭けるほどではないが
立会人の圧はすごい
みためは執事なのに
処刑人のような眼光
穏やかに
丁寧に
コーヒーに湯を注いでいる
わたしの頭の中で
ぐるぐると銀河が
高速回転する
必要のない恐怖が
「きっとくる」の
フレーズの幻聴になる
カップ麺のCMを思い出す
謎肉がでかくなっているらしい
あのコーヒーのお湯を
分けてほしいな
同じ3分か
もうだめかもしれない
最後に
美味しいコーヒーが飲みたい
その時 その執事は ニコリと笑う




