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テイマーのチート再び!?

「では、君の実力を見せてくれ!」


 俺は今、王様達に背を向けて何個かの的を目の前にしている。


「これは、私の思い通りに動かせる」


 そう言い王様はリモコンで的を動かしている。


 何の魔法を使うか、物理はやめておこう。的に命中させる為にもウィンズでいこうか。


「ウィンズ!」


 流石は上級魔法だ。ルリの支援無しでも、壁まで吹き飛ばしてしまった。


「すみません」


 俺は即座に謝った。


「気にするでない」


 王様は棒読みで返した。少し気にしてるな。


「流石は、カーリーを倒しただけあるな」


 そう言えばあの人強いんだったな。


「風魔法意外にも使えるのがあれば見せてくれ」


 どうするか、ここで後数回もすればお城が壊れる。それに創造魔法もある。てか、これって人に教えて良いのか?


「今、君だけに聞こえる様にしている、好きにしてくれて構わんよ、教えてからって無くしたりせんからのぉ、それに、わし達神はこれで最後じゃと思うから一言、神の目は気にせず、存分に楽しむと良いぞ!」


 神様、ありがとう。創造神様は気を遣って出てくれたんだな。最後と思うと悲しいな。


「後、何属性使える?」

「お父様、気になるのだったら、水晶を使えば良いと思いますが?」


 あの、属性を確かめるものか。


「確かにそうだが、威力を見たいのだ」


 確かに、威力は水晶じゃ分からないからな。よし、最高法の魔法で試そう。


「フィール!」


 そう、虹色の光に包まれている。俺は魔法を放つポーズをした。すると、お城の半分が崩れた。加減はしたけどやりすぎたな。


「キュー!」


 久々に外に出たかったのか、ポイスラ、ヒースラ、ハイスラが元の姿に戻り褒めてくれている。


 ずっと鞄だったり俺の側で目立たない様にしてくれたから、偶には出してあげないとな。


 他の子らは自由だが、その子達は縛ってる様になってしまうな。まぁ、本人達は気にしてない様子だがな。次のシルバーウルフはポイスラにしてもらい、ポーション作りも最近は俺しか作ってないから、ヒースラとハイスラにも手伝ってもらおう。


「君は、何者だ?」


 王様は俺達を睨んだ。確かに、お城を破壊されたらそうなるわな。


「すみません、ただのテイマーです」

「普通のテイマーは出来ないのを出来るのがコハクだよ!」


 俺の言った後に、エルトがそう言った。


「ふむ、少し話をしようか」


 少し警戒されてるな。しかし、次の話し合いが公認への第二の扉だという事も俺は知らない。

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