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食材探しで何故か分かりました

「ルリは木の実は詳しいのか?」

「それなりにだな」


 良かった。俺は全くもって木の実の事を知らない。神様にもらったのはこの世界の歴史に関する常識だ。


「主は知らないのか?」

「有名なのは幾つか知っているがその他はさっぱりだな」

「なら、我の出番という事だな!」


もしも毒があるものを拾ってきたら最悪だからなルリが詳しくて助かったな。


「我が見てくるから主は待っておれ!」 


 ルリはそう言うと走って行った。


 俺は何しようかな。分からないからってただ待ってるのは嫌だな。


「何だ?」


何故か周りを見てみると草に字が書いてある。


      ヒグレ草

      Aランク

 光癒こうゆポーションの調合に使える


 これは便利だな。てか何だ、この力は!

 鑑定というやつか?詳しくは知らないが何で急に出来る用になったんだ、まさかスキルか?しかし早すぎるな。


 まぁいいこの辺はヒグレ草が多いみたいだし取って行くか。

「主よ、そんなに草を集めてどうしたんだ?」


ルリにはただの草と同じなのか。


「いや、良い草だぞ?」


 この世の物にはランク付けされている。


 基本はG〜Aまでだ。G〜Fはそんなに良くないと言われている。Dからが商業として使えるようになる。


Aが高級品と言われるがSランクと言う最高品もある。だがこの世には殆どにとも言われている。


 G〜Fの素材だと使えないと言われる。D〜Bの素材や商品が良く商業などで扱われている。


 ヒグレ草はAランクだから高級品だ。それがこんな所にあるのか。


「我にはさっぱり分からないな」


まぁその場に住んでいる者は高価な物でも気づかない事が多いからな。


「元から住んでるルリは仕方ないよ。それよりも大変なんだ!」

「何が大変なんだ?」

「スキルが使えるんだよ!」


 ルリは何を言っているという目をしていた。


「我をテイムしてるから当然だと思うが?」

「にしては早くはないか?」

「主は伝説である我をテイムしているのだから普通のテイマーとは違うのだ」


 そういえばそうか。俺の最初のテイムはルリと名付けた伝説のゴールドフェンリルだからな。


「最初のスキルは何だったのだ?」

「鑑定スキルだったよ」

「また珍しいスキルだな、次のスキルも珍しそうだな」


 スキルは頑張って職業を務めて行くと増えていくのだ。


「木の実は取れたか?」

「あぁ、沢山あるぞ。」


 ほんとに多すぎる量があった。


「ありがとな!」

「もっと褒めるがよい!」


 ルリは尻尾を振るぐらい嬉しそうだ。


「なら帰って夜ご飯だな」


 俺とルリは帰って夜飯を食べて寝た。


 明日ギルドで騒がれるとは知らずに……


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