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ギルドはチートの発揮場みたい

「これ、間違いじゃない?」


 俺がギルドカードを見た時に最初に出た1言だ。


「薬場ギルドとの共同依頼や俺が頼んだ奴など混みで考えた結果だ」


 それでもこれは異常だな。独学終わりの奴がいきなりCランクは可笑しいだろう。


「でも、独学終わりがCランクって変な気がするけど……」


 本当に思うので俺はそう言った。


「何を言おうと変えんからな!」


 おっさんは胸を張って言っていた。俺はギルドカードを受け取り商業ギルドに向かった。


「久々だね?」


 商業ギルドに入るとソルトさんが挨拶してくれた。


「ここに来たって事は目標金額稼げたんだね?」


 俺は頷くと商業ギルドに入ってから稼いだ金額とそれが確かだと示す表も提出した。


 一瞬だがソルトさんは固まっていた。


「これは、凄いね」


 俺が提出した金額は白金貨73枚だ。かなり多い額だろう。まぁこれはシン婆に売ったのや冒険者ギルドに売ったのそして俺が冒険者ギルドで商売した物がある。


 まぁシン婆には光癒ポーションプラスを100本以上は売ってるしそれ以外にも普通の光癒ポーションやフィニティ系もある。


「なら、君のランクを上げないとね!」


 俺はソルトさんにギルドカードを渡した。そしてソルトさんは作業が終わるとカードを返してくれた。それを見るとまた驚愕だった。


「言っておくけど間違いじゃないからね?」


 そう言ってくれるがこれは変だろ。


「いくらなんでも早すぎない?」

「いや、これが適正だよ」


 俺の言葉にソルトさんは返した。


 でも流石にAランクは早くないか?


「普通は1年で1ランク上がるかどうかだし僕が見てきた凄い人でも2ランクが限界だったよ」


 まぁ、6ランク上がる人が結構居たらそれはそれで変か……


 「このギルドではどんどんノルマが上がっていくけど合計白金貨9枚で良いんだ」


 うわぁ、やりすぎたな。


「まぁ君は当分来なくても良いよ、また稼げたらで良いしこちらから尋ね事もあるよ」


 俺は了承すると商業ギルドから去った。変な呼び出しがないと良いなぁ。


 やる事も終わって時間もあるし、俺は冒険者ギルドに依頼を受けに行くか……

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