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指定の依頼は独学が終わってからにしてください

「早いな!」


 ゴルさんは驚いていた。まだ数時間ぐらいしか経ってないからな。


「ケイ達のお陰でね、弓も凄かったし」


 ケイの弓の扱いもそうだがそもそもの弓の威力が凄かった。


「これなら頼めそうだな」

「何を?」


 ゴルさんが言うと俺は質問した。


「定期的に依頼をしたい!ちゃんと報酬も出す」

「それは冒険者になってからだよ」


 俺は断りを入れた。これはゴルさん個人の依頼だし俺も自分の力を試したいからやっているだけで報酬はない。俺が買う防具などは安くしてくれる。今回の分も前回の採取の分だと言い安くしてくれた。


 おっさんが定期的に依頼してくれるがゴルさんまでそうしたら周りの目が怖いのもある。


「そこはダンの奴を言いくるめる!」


 ゴルさんはそう言ってくれた。でも大丈夫なのか?


「何となるよー、あのギルドマスターとゴルは仲良いからね」


 確かにおっさんからたまにゴルさんの話は聞くことがある。


 「このままじゃ駄目なの?」


 俺は後数ヶ月ぐらいで独学が終わるがまだ独学中の身である。なので数ヶ月待ってもらえると独学も終わり冒険者として活動出来るのだ。


「それでも良いんだが俺が嫌なんだ」

「ゴルはちゃんとしたお礼をしたいんだよ」


 ゴルの言葉にエルトがそう言った。


「お礼?」


 俺はそう口に出た。


「手伝いと言う名だと思うお前はお金も何も欲しがらないだろ?」

「別に欲しいものもないしね、お金も充分あるしね」


 俺は答えた。


「だからだよ!」


 ゴルさんは叫んだ。


「お前さんの実力的には何か渡さないと気が済まない」

「おっさん次第だけど良いよ」


 俺がそう言うとゴルさんは頼みに行くからまた来てくれと言われて俺達は鍛冶屋から去った。


 特訓を休みにしてから1週間が経ち俺達はエメとライの家に行きエメに教える事にした。


 ライもしたがってがスイ達に見張りをしてもらい特訓はしない様にしてもらっている。


 そこから3週間が経ちライも特訓には参加している。


 マユの装備も出来てゴルさんからの依頼の件もおっさんから了承をもらい少しずつ依頼を受けている。


 マユも装備が出来てから特訓も偶に出ている。頑張っている。それも俺の為だと言ってくれている。


 俺は特訓を一旦、少なめにして調合を多めにしていこうか。また、役場ギルドや冒険者ギルドでも売りたいからな。


 後、数ヶ月でどれだけストックが増えるていくのか……

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