ポーション作りはスライム達のお陰で捗ります
俺は今、ポーションを作っている。
「キュー!」
「ありがとう」
ヒースイも手伝ってくれている。
「取ってきたよ!『ギャウ!』」
マユも採取を手伝ってくれている。助かるな。ちなみにポイスラと他のスイ達はルリとルークとケイは特訓をしている。俺の力になりたいようだ。その思いは本当に嬉しいな。
「そろそろ休憩するか!」
俺達が調合、ルリ達は特訓してから数時間が経ったのでそろそろ休みたいと思ったので休憩することにした。
「どれぐらい調合出来たのですか?」
ケイはそう聞いた。
「ヒースイの力もあるけど100個は超えないぐらいからな?」
俺はそう答えた。いつでも売れるようにもう少し作っておきたいな。
「キュー!」
ヒースイが見てと言ったので見ると俺が思っていた数が調合されていた。
よく見ると全て光癒ポーションプラスだった。いつもはランダムなはずだ。
「ヒースイ、休憩しなかったの?」
「キュー!」
あれ、ヒースイか?
僕はここにいると言ってルリと休んでいた。
「ヒースイが増えてる!」
俺は一応鑑定をした。
ハイヒールスライム
Dランク
ヒールスライムより速度と回復量が上
体力は少ない
「ヒースイからの進化じゃないよな?」
ヒースイはここに居るしな……
でも言葉が分かるって事はテイムされているな。意思がある魔物はテイムされていなくても分かるが意思がなければ分からない。
意思は誰もがあるが殺意などがあれば無いとなるのだ。それにその魔物の強さにもよる。弱かったら意識はないとなるので悲しい世の中だ。だからスライムは意思がないとなっている。
「キュー!」
ヒースイが負けてられないとまた調合し始めた。
俺が休憩してるのは可笑しな話だからまた調合を再開した。するとルリ達も特訓の再開をした。
いい時間帯になったな。
ポーションの量も増えた。
ヒースイとハイスラのお陰だな。マユの薬草採取もありがたかった。
「まだ、探すー!」
マユは張り切りすぎてまた探してくれる気だ。
「もう遅いからいいよ、ありがと!」
そう言うが探そうとしている。
「なら、また頼んでもいい?」
「そうする!」
マユは納得してくれた。
俺達は晩御飯を食べて寝やすそうな場所へ移動して寝る事にした。
「コハク様、起きて下さい」
ケイに起こされたので目を開けるとまだ夜中だった。
「どうしたんだ?」
「あちらに魔物の気配がします!」
まじか!?
俺はその方向を見た。すると大きい魔物が立っていた……
またその魔物で俺の力が知れるのであった。




