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簡単な依頼は直ぐ終わるから用事は済ませれる

「コハク、久々だね!」


 エルトがあいさつしてくれた。


「久しぶり!」


 挨拶し返した。


「何しに来たんだ?」


 奥からゴルさんが来た。


「新しく出来た仲間の防具か武器を作って欲しくてきたんだ」


 ルークは足の爪に何かつけるかルリやスイみたいに飾り系にして素速さを上げるかだな。


 ケイとマユは俺のみたいに鉄のミスリルで動きやすくして防御力を上げてもらうか武器にするかだな。


 ボンナイトの時は手や足で倒していた。使いやすい武器はあるが無いから使っていないのかが分からないから聞くか。


「よし、基本的に何が良いとかあるか?」


 俺はルーク、ケイ、マユに今回の事を言うと皆欲しいものがあったみたいだ。


 ルークは自分の爪には自信があるから素早さを上げたいみたいだ。


 ケイは接近戦も出来るが実際は遠距離の方が得意な為に弓が欲しいらしい。


 マユは少し緊張していた。


「遠慮せずに言っていいよ?」


 俺はそう言うがモジモジしていた。


「マユは恥ずかしがりやなんです『ギャウ』」


 ケイはそうフォローを入れた。


「別何を選んでも笑わないしマユがほんとに欲しい物を貰って欲しいんだ」


「ハク兄と同じのが良い」


 そうぼそっと言った。それは俺とゴルさんにエルトは聞き取れた。


「頼んで良い?」

「任せろ!」


 俺はお願いするとゴルさんは笑ってそう言ってくれた。


「飾りにいる素材やミスリルは丁度あるし弓もAランク用の最高の出来のがある!」


 Aランク用!?


 俺はまだAランクじゃ無いしケイは登録自体出来ない。俺はそれを言おうとしたがゴルさんの言葉の方が先だった。


「お前の仲間なら操れるだろ?俺はそう信頼してるからな!」


 ゴルさんの言葉は嬉しかった。俺だけじゃなくて他の皆にもそう思ってくれいる事が……


「ありがたきお言葉!『ギャウ』」


 ケイは頭を下げた。


「嬉しそうでなりよりだよー」


 エルトが返した。


「エルトが作るんじゃないよね?」

「そうだな!」


 俺はそう突っ込むとゴルさんも笑いながらそう言った。


「もーう!」


 エルトは拗ねていた。


 俺とゴルさんは謝り楽しい会話になった。


「でも代わりにコハクの依頼して良い?」


 エルトは笑いながら言った。


「エルトが?」

「正式に言えばゴルもだけどね!」


 俺の言葉に返すとゴルさんは気づいたような顔をした。


「あれだな!」


 何なんだ?

 前みたいな討伐の依頼か?


「今回は採取の依頼だ!」


「ユウグレ草とヒグレ草の採取だから聞いてる話だと余裕だと思うよ!」


 ユウグレ草は探したらそこら中にあるしヒグレ草はまだまだストックがあるから簡単だと思うが聞いた話ってどう言う事だ?


「ダンのやろうやシン婆から色々と聞いてるんだよ」


 俺の疑問にゴルさんが答えてくれた。


「でも何で薬草がいるの?」

「回復される量を上げる防具を作りたくてな」

「僕は薬草に興味があってさ!」


 エルトの趣味は置いといてゴルさんの防具は凄そうだな。 


「回復力を上げるとは違うの?」

「それでも良いが回復魔法を使えるのは光属性の奴だけだしまずその光属性が少ないからな」


 なるほど。確かに回復される量が少しでも増えたら依ポーションの量も少なくて行けるから依頼も楽になってくるな。


「てか何でその薬草なの?」


 他にも色々とあるからな。


「ユウグレ草は色々と調合出来るって事は防具に組み込んでも使えそうだしヒグレ草に至ってはまだ詳しくは知られてないからユウグレ草より上の効果が出るかも知れないしな」


 まだやった事ないから何も言えないのか。単なる予想か。でもこれでゴルさんの力が増えるならやるしかないな。


 俺はそう思いこの依頼を了承した。


「ならこの弓も改造したいからまた数日後に来てくれ!」


 ゴルさんはそう言うと俺は依頼をしに行った。


 そして俺はユウグレ草の採取に行った。何も新たな発見はなくとりあえずゴルさんとエルトに頼まれた量だけ採取した。


 また鍛冶屋に行き渡すとその早さに驚いていた。


 次は薬場ギルドに向かった。


「おや、来たね?」


 薬場ギルドに入るとシン婆がいた。


「共同依頼終わったよ」


 俺は依頼の報告書を渡した。


 依頼が終わると依頼の報告書にサインを確認したら貰える。その報告書はまたギルド側に渡すのだ。簡単に言うと依頼を頼んだ人に渡す為の紙だ。


「流石だね」

「エル達がおったからもあるけどね」


 褒めてくれたがあれはエル達の力もあった。


「報酬はダンから貰ったね?」


 シン婆の質問に俺は頷いた。


「ならアタシがやる事は1つだね!」


 シン婆そう元気に言った。多分あれの事だと思うが何故かそれだけではない気がする……

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