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俺は独学中です!

「コハクには特別に定期的に依頼をしたいんだ!」


 おっさんがそう言った。


「独学中だけど良いの?」


 独学中はそう言う真似は許されないはずだ。


「普通は良くないがギルドマースターの権利だ!まぁ実際に冒険者になるのは独学が終わってからだがな」

「ありがたいし冒険者になるのはそれで良いんだけど何で?」

「いや、単にお前程の実力を独学のままほっとくのはよくない気がしてな」


 良く思ってくれてるのは嬉しいな。


「それなら推薦では駄目なんですか?」


 エメが聞いてくれた。


「推薦はな独学許可の日に言わないといけないんだよ」


 まさかここまでの強さとは思ってなかっただろうからな。


「だから俺が許すと少しだけ依頼が出来るんだよ!」


 なるほどな。そんなルールがあるのか。それは知らなかったな。


「シン婆から色々と頼まれてるしありがたい話だからやらせてもらうよ」


「それは助かる!」


 おっさんとそう会話した。


「で魔法は教えてくれるのか?」


 ライがそう聞いた。


「良いけど教えられる事ないと思うよ」

「いやいやあの魔法は凄いよ!」


 エメがそう言ってくれた。


「なら良いけど教え方は下手だよ?」

「それぐらい大丈夫だ!」


 ライは言いそれにエメも頷いた。


 俺は2人に教える事にした。もう夜遅い為に明日に教える約束をした。

 

森に戻って寝て翌日になった。

 

「早速何するんだ?」


 ライは聞いて来たので俺は2人の魔力を知りたい為に全力の魔法を打ってもらうことにした。最初はエメからだ。


「ほんとに大丈夫?」

「ルリの支援もあるからなんとかなるよ!」

「サンダー!」


 雷属性の初級魔法だ。これをウィンダーで跳ね返すとエメに被害が出るな。


「サンダーウォール!」


 雷属性の中級魔法だ。雷の壁で防御する魔法だ。一応両手でルリの力無しに全力でやっている。


「止められるのかよ!」


 ライはそう言いエメは絶句している。


「全力なのに……」


 ショックを受けているみたいだ。やらかしたな。何も言わないでおこう。


「交代だ!」


 ライがやる気満々でエメとかわった。


「フレイ!」


 ライも炎魔法を使うのか。まぁ炎魔法は多いと聞くな。


「ウォーターウォール!」


 水の壁で防御した。これもエメの時と同じ力だ。


「まじかよ!」

 

 ライも少し落ちこんでいる。この状態では出来ないと思ったので朝からだった為に今は昼にもなってないがもう終了してまた明日にすることにした。


 明日、2人にあんなに慕われるとは思ってもいなかった……

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