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やっぱり俺はチートらしい

「準備は良いか?」


 ロインはやる気あるが俺の体力がやばい。


「ストイム!」


 光癒ポーションプラスを飲んだ。


「それを余り人前で飲むなよ?」


 おっさんがそう言った。


「どうして?」

「俺は雰囲気だが鑑定をもってる奴ならお前は誘拐や殺される可能性もある」


 あ、そうだった。貴重な奴は誘拐されて強制させられるか殺して無かったものにさせられる事もあるのか……

「気をつけるよ」


 俺がそう言うとおっさんは褒める様に俺の頭を撫でた。クシャッとしだけだが。


「もういいか?」


 ロインが待ちくたびれた感じでそう言った。


 俺は了承するとおっさんが前に出た。


「俺が審判をする」


 反論する者は出なかった。


「どっちかが降参を宣言するか俺が無理だと思えば終わりだそれでは開始!」

「ファイヤーソード!」


 ロインは炎を剣に纏っている。初級なのでおっさんのフレイムソードよりは遥かに弱い。


「フレイムサーベル!」


俺はルリに支援もしてもらっている。


「はぁ!」


ロインが攻めて来たが軽々と受け止めて流すと呆気なく膝をついていた。


「まだだよ!」


 また真っ直ぐ攻めて来たのでウィンダーで飛ばした。まだ立とうとする。

「ファイヤ!」


 中級魔法か。ファイヤはフレイと違って末真正面に放てる炎魔法だ。


 フレイは炎をどの様な場所にまで放てる。ファイヤは真っ直ぐの炎なのだ。


「中級を使えるのか!」


 ライは驚いて声が出ていた。


 俺も中級で返すか……

「ウォーターウォール!」


ウォーターウォールでファイヤを消した。


「これも消すのかよ!」


ロインはそう言っていた。


「スピン!」


 俺は即座に回転する様な速さでロインの後ろに立ちフレイムサーベルは危ないので手刀で軽くロインの首に当てた。


「コハクの勝利だ!」

 おっさんはそう叫んだ。


「まだやれる!」

「やめとけこれ以上やるとお前の今後に影響するぞ」


 ロインにおっさんは説得しているが納得してる感じではない。


 ロインは舌打ちして去った。


「ところでコハクよ」

「何?」

「さっきのはスピンだよな?」

「そうだよ」

「何故出来る?」

「教科書に載ってたから」

「もう突っ込まない……」


 おっんはそう言っていた。

 

 スピンは無属性魔法の1つである無属性は階級がない。身体強化や便利系と色々ある為職業によって変わると言われている。


「俺の時にも使ったよな?」

「うん」


 そうだ。俺はおっさんの時にもスピンを使用した。


「便利系のストイムや強化系のスピン何で2種使えるんだよ!」


 俺に言われてもな……


「テイマーだからかな?」


それしかないと思うからそう答えるしかないのだ。


「確かにテイマーは様々な仕事が出来ると聞くからその可能性もあるな」


おっさんが納得していた。


少し間が空いた。


「コハクよ、良くこんな早く加減を覚えた!」

「ルリの教え方が上手かったしな!」

「主の理解力が凄いのだ!『ウォン!』」


 俺はルリの頭を撫でた。ルリは喜んでいる。


「コハク!」

「コハク君!」


 ライとエメが同時に俺の名前を読んだ。


「「お願いがある(の)!」」

「何?」

「俺に魔法を教えてくれ!」

「私も!」


 俺に教えれるかな?


「俺もコハクに言いたい事がある!」


 おっさんは一体何が言いたいのか……


 そして俺は2人に教える力はあるのか?

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