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第52話 失踪者リスト


学校大会球技大会の閉幕

角森(つのもり)颯牙(そうが)の失踪から1週間が経過した日

能力者犯罪捜査機関 西白本部から西白地方全支部に通達が発せられた。


内容はこうだ


[西白地方内の能力犯罪者失踪について]


6月28日(水)に発生した角森颯牙の失踪により、

今年に入り、能力犯罪者の失踪は7件となった。

内6件は犯人の身柄が機関又は警察にある中で起こっている。

失踪に係る痕跡(こんせき)はなく、今年に入り急増していることから、

我々にとって新たな脅威が生まれたものと決定づけている。


いかに失踪者のリストを記す。

各支部は進展があり次第本部へ報告するように。


     ― 失踪者リスト ―

 1.厚木(あつき) 則弘(のりひろ)   (能力:熊) 

 2.黒木(くろき) (あきら)    (能力:鳥系の能力と予想)

 3.杉谷 (すぎたに)真菫(ますみ)   (能力:箱庭)

 4.佐原 (さはら)なみ   (能力:砂)

 5.小田切(おだぎり) 武人(たけひと)  (能力:刀)

 6.織部(おりべ) こう   (能力:氷)

 7.角森 颯牙   (能力:狼)


                          以上





「うぃ~、支部長ぉ~」

南雲(なぐも)支部には斗升(とます)の気の抜けた声が響く。

「何ですか、斗升さん」

「あの姉ちゃんまた派手にやったらしいなぁ~」

「誰の事です?

あと、勤務中の飲酒は(ひか)えてください。

もう3本目ですよね?」

「青屋の姉ちゃんよ。昔、俺を機関に勧誘しに来た。

あー、あとこれ、5本目だぜぇ」

斗升は空き缶を振り、5本目もなくなったことをアピールする。

「いつの間にそんなに飲んだんですか、、、。

それに勧誘したのは青屋さんじゃなくて、前本部長と現本部長ですよ」

「そうだったなぁ」

「もういいですから、仕事してください

シャルロットさんが帰ってきたら怒られますよ」

「そりゃあ、おっかねぇなぁ」


「私ならずっと居るよ」

「「!?」」


「2人とも、仕事しろぉ!!

”振っタライ”!!」

シャルロットはそう叫ぶと両手を2人の方に向けた。

すると、四阿(あずま)支部長と斗升の頭上に大きなタライが出現し、落ちてくる。


「い゛っ!」

「何で、私まで、、、」


― ガシャ、ガッシャーン ―


2人は頭を押さえてうずくまる。


「シャル、ロットさん、その様子から察するに収穫はなかったようですね」

「0よ!0!!」

「葉泉支部の吉田も同様、あまり収穫はなかったようです。

ただ、黒に近いとは結論付けてましたね」

「そんなことわかってる。

リョーマは小学校で社会科、私は高校で英語、

もっと対象の分野の近い人捜査に加えるべき」

「それはそうですが、ラボの人間は顔が知られてますから。

潜入捜査にはシャルロットさんたちのような新人が適任なんですよ」

「わかってますけどぉ?」

「そぉいぇばよ~、あの期待の訓練生はどうしてんだ?」

斗升が冷蔵庫からビールを取り出しながら訊ねた。


「あー、支部長に剣術教わってた子ね」

「、、、彼なら元気ですよ。

今は景山から格闘術を教わっています」

「あの子もかっこいい刀持ってた、黒の。日本侍!」

「元気なら結構だぁ~な~。

くぁ~、冷えてるビールは最高(さいっこう)だぁ~」


(このおしゃべりと酔っ払いに本当のことは言えないですね、、、)






一方、山津市、能力犯罪者捜査機関西白本部 研究棟

葉泉支部の捜査官 景山(かげやま)省吾(しょうご)が解析結果を受け取りに来ていた。


「ほれ、これが解析結果だ」

「いつもありがとうございます、江良(えら)博士」

「このくらいなら朝飯前、、、

と言いたいんだが、かなり苦戦した」

「江良博士がですか!?メールの送信元の特定に」

「相手さんもなかなか機械に強いんだろうな、

メールの送信元の特定ができなかったのは初めてだ。

だが、いくつか候補は挙げた」

「助かります」

「敵ながらあっぱれ、研究員にスカウトしたいね。

あー、そういえば日曜日に彼が小太刀を取りに来たよ」

「彼は自分の立場をわかっているんですかね?

職務質問なんかされたら、身分の証明もできないのに」

「まぁ、大丈夫だろ。

あれは我々の英知を結集させた代物(しろもの)

あんな(つか)(さや)だけで、刀だとは思われんよ」

「確かに、そうですが、、、万が一が」

「だから、小太刀の大きさで柄と鞘()()

隠しやすいサイズにしたんだ」

「、、、、、、」

「あんな武器、次はいつ作れるんだろうな。

橋本支部長といい、優秀な人は武器に金をかけさせるなぁ」

「あの人のにも、何か細工が?」

「あぁ、知らんのか?」






「おい、小田切、決心はついたか?」

「そうだな、俺もまだ死にたくはないがこっちの条件は呑んでくれるのか?」

「データ通りなら、死にはしない」

「、、、かわいそうだが、俺の命には代えられんし」

「マズハ、オマエガニンムヲハタスコトダ。

テイコウサレタラ、オマエガキズツケルコトニナルンダゾ」

「、、、、、、」

「キキョウモナントカイッタラドウダ」


「芽吹小か~、どっかで聞いた気がするんですよね」

「そこではない!」

「ダメダナ」


「小田切、今日中に決めろ

お前が死ぬか任務にあたるか、どっちかだ」

「俺は死にたくねぇって言ってんだろ!」

「キマリダナ」

特殊能力のある世界 第52話 ご覧いただきありがとうございます。


懐かしいキャラだいぶ出してみました。例えば、

江良博士の初登場は第6話(名前) 第7話(会話)

四阿、斗升、シャルロットは第28話

小田切武人は第32話です。


そのほかにもリストにある名前

杉谷真菫は第25話~第27話の事件に関わっていますね

角森颯牙は言わずもがな、球技大会の事件の人です。


登場人物がおおい!

私も管理しきれてません。


リストにある他の能力犯罪者の話はSSサイドストーリーで描きます。



さて、次回の投稿は3/23(土) 19時ごろです。

遂に、投稿開始から1年を迎えます。


みなさん、ありがとうございます。

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