第13話 似た物同士
6/13 今日が誕生日の方おめでとうございます(知り合いにいるので)
久しぶりの前書きです。
芽吹小学校では葉泉市内学校対抗球技大会の
学内代表選抜が行われている。
1回戦は3年生対5年生
3年生は沙雪のブロックと謎の金縛り能力に苦戦するが、
試合後半、真帆のスパイクによりやっとの思いで1点を返した。
試合後半、真帆が打ったボールがコートに叩きつけられる。
「おっ!?」
「へぇ~、力づくねぇ」
5年生 和人と丈巳も感心している。
金縛りの能力を何とか回避し、
やっと3年生のスコアが動いた。
「いー、よしっ!!」
真帆も喜びに浸っている。
「真帆!やるじゃねぇか」
「相手コート見ないなんて危ないやり方だけどね。
上手くいってよかったよ。美姫もありがと」
「私は指示だけだから楽よ」
試合は3年生 新山美姫のサーブから再開される。
美姫がアンダーで打ったボールは麻由が陽の頭上に返した。
「いままで、5年は守備だけが目立ってたけど
攻撃には開がいるからなぁ。」
洸が苦い顔をしながら呟いた。
「ほんっと、開のスパイクには去年苦戦したわ」
「海の能力なかったらあれだけで負けてたよな」
「まぁ、負けたんだけどね」
ボールは陽から開にわたる。
3年生前衛が3人ともブロックに跳ぶが...
「まだ、背がたりてないな!」
開のスパイクがブロックの上から叩きこまれる。
―ピッ 3年 1-6 5年―
「たっけぇ~」
「駿には無理ね」
波溜が短く言った。
「はぁ?」
「6年の方が高いだろ」
「司、お前冷めてんな」
「背の高さなんかより、
能力を見破らないことには勝てないだろ」
「...ごもっともで」
(そういう司くんも自分の能力について言わないくせに)
5年生がマッチポイントとなり、サーブは赤城陽。
3年生は沙雪のブロックと金縛りの能力を克服する必要がある。
陽の打ったボールは大きな弧を描きながら、碧の近くに落下する。
「あおちゃん!」
「はーい」
碧がレシーブしたボールは誠人、そして圭へ繋がれる。
「圭、ブロック3人」
真帆の時と同様に美姫が状況を教える。
(一番ブロックが弱いのは背も低い丈巳くんのところだな)
圭は丈巳のブロックを越えるように、すこし高めかつ
人のいないブロックの真後ろを狙ってボールを打った。
「「強打じゃない!?」」
5年生のレシーバーは意表を突かれたようだ。
「開!手どけて!」
「!?」
開が手を引っ込める。
次の瞬間、
沙雪が生成していた雪の壁が形を変える。
丈巳の頭上に伸びたその壁はボールを少し上へ跳ね上げた。
「麻由繋いで!」
「あ、ありがと」
沙雪が作った落下までの猶予を上手く活かし、
ボールは開のスパイクまで繋がれた。
―ピッ、ピー 3年生 1-7 5年生―
「よし!まず1勝!」
「お前最後の危ねえだろ!
顔面を雪の塊に殴られるかとおもったわ!」
「ごめんごめん」
体育館のステージに体育教員の植木先生が上がり、
マイクを手にする。
「えー、ただ今の結果より1回戦は5年生の勝利!
次の4年生対6年生の試合は15分後に始めます。準備をするように」
「「っしゃー!!俺の出番だ!!!」」
「洸!うるさい!」「駿!うるさい!」
4,6年生のはしゃぎ組、松平駿と赤城洸
2人とも早く試合をしたくて仕方ないようだ。
「お?松平駿。波溜に怒られて試合に出れないんじゃ?」
「そういう洸くんこそ、海さんに文句言われて凹んでたんじゃ?」
「俺は凹んでねえよ!俺の[瞬足]の力見せてやる!」
「俺たちも負けないっすよ!」
「はい、バカ二人は早く整列しなさい」
互いに煽りあっている二人を海が止めに入る。
「海さんありがとうございます。うちのバカまで」
「いいよ、1,2人変わらないから。
最初っから能力全開で行くから、よろしくね波溜ちゃん」
「はい!」
「あの二人仲良いのか?」
「波溜ちゃんと海さんは家が近いから
昔から遊んでたんだって」
「なんか、似た者ペアだな」
「それ言うと怒るから、言ったらだめだよ」
4年生、6年生がそれぞれコートに入り試合が開始される。
1回戦 第2試合 ポジション
4年生 VS 6年生
峰石涼太 松平駿 阪下景文 赤城洸
片桐朱里 沖和司 須藤海 原田有
指旗和華 湯滝波溜 木本慎悟 江崎杏
「あ、ゆーくん4年生の試合はじまるよ!」
「ああ、俺らが明日用があるって奴らか」
「奴らって言い方してるのバレたら怒られるよ」
「彩が言わなければバレねぇだろ」
「さぁ、それはどうでしょうかね~」
2人の後ろから青屋先生が声を掛ける。
「風奈さんも黙っといてくださいよ」
「私は何も言いませんし、言ってませんよ~」
そう言うと青屋先生はニコニコしながら
コートの近くまで歩いて行った。
(ほんっとふわふわしてんな)
時を同じくして
葉泉市内では、先月と同一犯による
銀行強盗事件が起きていた。
特殊能力のある世界 第13話 ご覧いただきありがとうございます。
もう少し書きたかったんですけど
1ラリーで終わらせたくなかたので、ここで切りました。
銀行強盗は第9話で少し出てますので
気になる方はそちらもチェック!
今日が誕生日の僕の知り合いは
最近も習い事頑張ってるみたいで安心しました。
ほんとおめでとうございます(私的利用なあとがき)
さて、次回から4年生の試合が始まるわけですが
出張が終わって一人暮らし再開になります。
ネットがまだ通ってないアパートで...
ということで、投稿が未定です!
僕のインスタまだフォローしてない方
フォローしといてください。
そっちで連絡します。
幽波 06yuuha10 です。
もしかしたら、次話は少し長めかも...




