第4話 疑い
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「正義の味方...すごい!本当にいたんだ!」
「そう!正義の味方よ!悪いテロリスト達と戦うためにケイトたちはいるんだから!」
金髪の女は自慢げに胸を逸らしている。自分達が正義の味方だということに誇りを持っている様子である。
「とりあえずここから離れようか!警察もめんどくさいし、何よりまた崩落するかもしれない!」
「はい!」
「場所は近くのイチ丸公園にしよう!」
そして、近くの公園に着くなり翔斗が青年たちに問いかける。
「ちょっといいか?助けてくれた事は感謝する。けど1つ聞きたいんだが、このまま俺らを普通に家に返してくれるのか?」
「ちょっと翔斗君!そんな言い方失礼だよ!」
すると、黒髪眼鏡の男がまるで悪ガキの様な笑みを浮かべる。
「いや、そのまま返す訳にはいかないな。少し君たちには来て欲しい所があるんだ!」
同時にバイクの男も少し意地悪な笑顔になってこう補足した。
「なんせ君たちは見てはいけないものを見てしまいましたからねぇ。少し私たちに付き合っていただかないと困ります」
「何をする気だ?まさか俺らを口封じのために殺す訳じゃねぇよな?」
「殺しはしませんよ?殺しはね...」
続
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