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ノーイフリー  作者: クラげ
1/2

出会い

どうも、クラげです。初投稿で緊張しております。この物語を完結させられるように一生懸命頑張っていきたいと思いますので、ゆるく見守って頂けると嬉しいです。



1 出会い






・・・


無を求める

人も物も無い空っぽな世界を

全てを壊し、この星を一から生まれ変わらせる



???「おーい!もしもーし!」


ん、誰、だ…


???「大丈夫かー!聞こえるか?」


ん…


カ『ここ…は…』


???「俺のお気に入りの場所。」


カ『お前は…何者だ。』


フ「俺か?俺はフリル。そっちは?」


カ『カレンだ。』


フ「カレン…いい名前だな。」


カ『あ、この花たちは…?』


フ「あ、あぁ、名前は錨草イカリソウって言うんだ。」


カ『イカリ…怒っているのか?』


フ「いや、怒ってはいないよ。花言葉は、旅立ち、人生の出発…」


カ『どうした…?』


フ「いやなんでも無い。でも、ここに落ちてくるなんてびっくりだよ笑」


カ『ん?落ちてきた…?』


フ「ま、まぁ無事だったんだから良かったよ。」


カ『あぁ…』


フ「お前、親っているか?」


カ『親…?俺の…?分からない。』


フ「そうか…同じだな。俺も5年前にここに来てから、自分の事は何も分からなかったから。」


カ『そう…なのか?とてもそうとは思えない。』


フ「まぁ5年だからな。名前も自分で付けたんだ。」


カ『どうやって?』


フ「あぁ、この星は無と不滅の星と言われるノイン星。もし、本当に何も無くなったら、自由の星になる。そして俺はその自由を逃したくない。だから、自由のフリーと不滅のパーペチュアルから取ってフリルだ。」


カ『いい名だな。』


フ「ありがとう。」


フ「ところで、なんでここに落ちてきたんだ?」


カ『いや…分からない…目が覚めたらここにいた。』


フ「ふーん。」


カ『お前こそ何故ここに来たんだ?きっかけか何かがあるのか?』


フ「いや…分からない。でも、何かに呼ばれた気がして。」


カ『そうなのか…』



フ「よし!こんな暗い話はおしまい!外を案内するよ。ついてきて!」


カ『あぁ、そうだな。』





フ「まずこの星はノイン星。それは大丈夫だね。」


フ「で、さっきまでいた所は、錨草ばたけ。俺のお気に入りの場所だ。」


フ「ここを抜けると、フリ村っていう村があるんだ。まずはそこに行こう。」


カ『分かった。』




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