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待つ世界  作者: 須野卦信
1/1

暇つぶし


 むかし むかし あるところに


 かみさまがいました

 

 かみさまのしごとはこのせかいをつくることでした


 ほしをつくり


 うみをつくり


 りくをつくり


 いきものをつくりました


 かみさまはどうぶつがだいすきでした


 だからたくさんつくりました


 どうぶつたちはみんななかよしでした


 かみさまはふとおもいました


 「ぼくはひとりぼっちだ」


 かみさまはかなしくなりました

 

 かみさまはかんがえました

 

 「そうだ、ぼくをつくろう」


 かみさまはじぶんそっくりなどうぶつをつくりました


 かみさまはそれを にんげん とよびました


 かみさまはにんげんをたくさんつくりました

 

 かみさまはにんげんたちと ともだちになろうとしました


 でも にんげんたちはしゃべれませんでした

 

 かみさまはまたかなしくなりました


 「にんげんなんかもうしらない」


 かみさまはつくったにんげんを くものうえからおろしました


 かみさまのなみだはとまりませんでした


 かみさまはなきつかれたのでねてしまいました


 ・

 ・

 ・


 かみさまはいっぱいねました


 かみさまはおどろきました


 にんげんたちがまいよりもたくさんふえていたからです


 「ねすぎちゃった」


 かみさまはにんげんをみまもることにしました


 すると だんだんかなしいきもちがなくなっていきました


 かみさまはにんげんがだいすきになりました


 ・

 ・

 ・


 あるひ かみさまがめをさますと いつもとちがうことにきがつきました


 かみさまはくものしたをのぞきました


 にんげんたちが かみさまのくものしたにいっぱいあつまっていました


 かみさまはふしぎにおもいました


 すると にんげんたちがたかいとうをたてはじめました


 「みんながこっちにきてくれる」

 

 「ともだちになりたい」


 かみさまはうれしくなりました


 かみさまはとうができるのをまちました

 

 ・

 ・

 ・


 そして たくさんじかんがたちました


 にんげんたちのとうができました


 にんげんたちがかみさまのいえにたくさんきました


 にんげんたちがかみさまにいいました


 「きみだけかみさまなのはずるいよ」


 「わたしたちもかみさまになりたい」


 かみさまはききました


 「どうして?」 

  

 にんげんたちがいいました


 「わたしたちはまほうがつかえない」


 「まほうがつかえるとすごくべんりなんだ」


 「つかえるようにしてほしい」


 かみさまはこまりました


 かみさまはにんげんがまほうをつかえるようにはできないからです


 にんげんたちはおこりました


 「ほんとはできるんでしょ」


 「まほうをひとりじめしてるんでしょ」


 にんげんたちはかみさまをいじめました


 かみさまはこわくなりました


 こわくなったかみさまはにんげんたちをかぜでふきとばしてしまいました


 そして にんげんたちがつくったとうもまほうではいにしてしまいました     


 はいは そのままかぜにとばされてなにものこりませんでした


 かみさまはにどとにんげんがこないように せかいじゅうにまほうをかけました

 

 そして かみさまはにんげんがきらいになりました


 にんげんたちはかんggggggggggggggggggggggggggggggggggggggggggggggggggggggggggggggggggggggggggggggggggg


   


  


  

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