【プロットタイプ】充電器
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。
注意事項2
恋愛です。R15です。
とは書いておきますが、直接的な描写はなく。
あとがきかそうかなって。
急速充電モバイルバッテリーが欲しい。
ただ歩いているだけで、独特の浮遊感があり、沈み込む様な酩酊感がある。そうして、チョコバーを一本分貪ると、何とも言えない満たされた気持ちになる。
そうしてふと振り返って見ると、非常に納得の行く周期だけが其処に存在している。
鏡花がへばり着く回数が増えた。勿論良い気分とは言い難いので、押し退ける。ある時は指先を額に押し付けて、ある時は手の甲を額にぶつける様に、それでも構わずへばり着く。
犬なら、猫なら許されるのか、等と自問自答を繰り返すも、答えは出ない。ただ鏡花だからこそそうする事を許し、拒絶反応しているのだと知る。
「悩み事があってぇ、充電器のことなんだけどー」
そうして今も俺に手の甲で払われながらも、構わずベタベタとへばりついてくる。熱い。何時もよりずっと。平均体温が幾分か上がったように感じる。
「モバイルバッテリーさー、充電が遅いもの買っちゃって、その上発熱もするから買い換えようかなって。急速で、大容量のやつ。旅行でも使えるやつ。うーん」
俺の首と鏡花の首がぴったりと密着する。冷たいはずなのに、何処か部分部分で熱を感じる。
「その話、へばり付かないと出来ないものなのか?」
「あぁ、もしかして、ウザかった?」
「思いっきり」
「まぁまぁそう言うなよ」
そう言いながら腕を回して画面を見せる。充電器がズラっと並んでいる。やれ急速充電だの、大容量だの。酷く曖昧な言葉ばかりであった。
何を求めているのかは何となく分かる。昨日もそれなりに苦労していたようであった。気の昂りが、ずっと燻っている様なものであったと思っている。
「放電する時に熱くなるのは、何も充電器だけじゃないだぜ? だからさっさと気分を落としたい。空気だけじゃ冷えないんだ」
「一人でやれよ」
「なんでそんな冷たい事言うのか。昨日だってさんざん待たせた癖に」
そう言ってまた服の上からベタベタと俺の肌をなぞる。まだこれからだと言うように。
充電器を新調したいなって。
えぇ、大容量ではある。
けれども、急速充電ではない。
滅茶苦茶発熱するし、五年使ったし、爆発怖いし。
みたいな。
えぇ、ただの言い訳です。合理的な言い訳です。
なにか自分に対して後々大きなデメリットがありそうな時には、そうやって言い訳するんですよ。
接続して、熱くなって、そうして満たされるのは、何も充電器だけじゃないんだぜ。
焦らさせるの嫌いなんだよね。
あぁ、気持ち的な問題ではなく、体的な問題。
さっさと与えられないと、行動にでるというか。
自分が一番落ち着く、冷静になる行動に出るというか。
それは何も充電器だけじゃないんだぜって。
うーん。ムーンライト様用に書けばいいんだようけどさぁ。




