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【プロットタイプ】充電器

作者: 秋暁秋季
掲載日:2026/07/27

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。


注意事項2

恋愛です。R15です。

とは書いておきますが、直接的な描写はなく。

あとがきかそうかなって。


急速充電モバイルバッテリーが欲しい。

ただ歩いているだけで、独特の浮遊感があり、沈み込む様な酩酊感がある。そうして、チョコバーを一本分貪ると、何とも言えない満たされた気持ちになる。

そうしてふと振り返って見ると、非常に納得の行く周期だけが其処に存在している。


鏡花がへばり着く回数が増えた。勿論良い気分とは言い難いので、押し退ける。ある時は指先を額に押し付けて、ある時は手の甲を額にぶつける様に、それでも構わずへばり着く。

犬なら、猫なら許されるのか、等と自問自答を繰り返すも、答えは出ない。ただ鏡花だからこそそうする事を許し、拒絶反応しているのだと知る。

「悩み事があってぇ、充電器のことなんだけどー」

そうして今も俺に手の甲で払われながらも、構わずベタベタとへばりついてくる。熱い。何時もよりずっと。平均体温が幾分か上がったように感じる。

「モバイルバッテリーさー、充電が遅いもの買っちゃって、その上発熱もするから買い換えようかなって。急速で、大容量のやつ。旅行でも使えるやつ。うーん」

俺の首と鏡花の首がぴったりと密着する。冷たいはずなのに、何処か部分部分で熱を感じる。

「その話、へばり付かないと出来ないものなのか?」

「あぁ、もしかして、ウザかった?」

「思いっきり」

「まぁまぁそう言うなよ」

そう言いながら腕を回して画面を見せる。充電器がズラっと並んでいる。やれ急速充電だの、大容量だの。酷く曖昧な言葉ばかりであった。

何を求めているのかは何となく分かる。昨日もそれなりに苦労していたようであった。気の昂りが、ずっと燻っている様なものであったと思っている。

「放電する時に熱くなるのは、何も充電器だけじゃないだぜ? だからさっさと気分を落としたい。空気だけじゃ冷えないんだ」

「一人でやれよ」

「なんでそんな冷たい事言うのか。昨日だってさんざん待たせた癖に」

そう言ってまた服の上からベタベタと俺の肌をなぞる。まだこれからだと言うように。

充電器を新調したいなって。

えぇ、大容量ではある。

けれども、急速充電ではない。

滅茶苦茶発熱するし、五年使ったし、爆発怖いし。

みたいな。


えぇ、ただの言い訳です。合理的な言い訳です。

なにか自分に対して後々大きなデメリットがありそうな時には、そうやって言い訳するんですよ。


接続して、熱くなって、そうして満たされるのは、何も充電器だけじゃないんだぜ。


焦らさせるの嫌いなんだよね。

あぁ、気持ち的な問題ではなく、体的な問題。

さっさと与えられないと、行動にでるというか。

自分が一番落ち着く、冷静になる行動に出るというか。

それは何も充電器だけじゃないんだぜって。


うーん。ムーンライト様用に書けばいいんだようけどさぁ。

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