暇すぎる
掲載日:2026/07/19
「私もうダメかもしれない……」
「何が?」
「日常が暇すぎて。あまりに暇すぎて死にそう」
「暇すぎるってどんな毎日をすごしてんの?」
「何もしてない」
驚いた。この人生の歩みの軌跡の中で真衣は何もしていないらしい。
何もしないというのは一見、楽なようでいて
ネガティブな感情を引き起こすのを知らないのだろうか?
「何か始めたら?」
「そんなエネルギーとバイタリティはないよ。」
「じゃあどうすんの?」
私の言葉が宙に舞うように響き渡る。
自分を救うのは自分である。
人は意外と助けてくれない。
ましてや、己のルーティンなんて自分で解決する以外に道はないと思う。




