炎の生徒会選挙編 あとがき
◾️境乃より
はじめまして。
熱いものが込み上げてまいりました。
今回は40%くらい頑張りました。
お父さんお母さんありがとう。
◾️先生からのありがたいお言葉
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
「生徒会選挙編」は、ただの学園イベントではなく、
“考えることを放棄しない”というテーマを描きたいと思って始まりました。
支配すれば楽になる。
誰かに決めてもらえば、責任を取らなくていい。
でも、それでは何も残らない。
黒皇ヴァルハルトは、極端で、危うくて、
けれど決して嘘をついていない存在です。
「恐怖で統べる方が効率的だ」という考えは、
現実でもどこかで見かけるものだからです。
一方で、鷹宮レイは“王道”を選びました。
派手さはないけれど、
毎日コツコツ積み上げることの強さ。
それを信じ続けた人です。
そして、土御門ねん。
彼女は正解を持っていません。
ただ、考え続ける姿勢だけを持っていました。
混ぜて、捏ねて、失敗しても、
もう一度息を吸って形を作る。
その姿が、今回の結論でした。
神代ユウトは、立候補しませんでした。
でも、選挙を“守る側”として戦いました。
声を上げる人のそばで、
現場を支え、禁じ手を止める。
そういうヒーローも、確かに必要だと思っています。
この物語の選挙に、
完全な勝者はいません。
あるのは、「自分で選んだ」という事実だけです。
もし読んでいるあなたが、
何かを選ぶ場面に立ったとき、
少しだけ立ち止まって考えてくれたら。
それだけで、この物語は報われます。
最後までお付き合いいただき、
本当にありがとうございました。
――また、次の選択の物語で。




