私の幸せ
主人公の少女が感じる幸せの物語。
順風満帆な生活を送っていた。
私の周りには自然と笑顔が集まり、それにつられて私も笑顔になる。
そんな生活だ。
「なんでお前はいっつもそんなにへらへら笑ってられんだ?」
身長が私よりも20センチ以上高い彼は、いつものように私を見下ろしながら、荒い口調で聞いてくる。
「だって……」
私は彼に過去を語る。
誰からも無視されて、家にも学校にもどこにも居場所がなく、親も先生も誰も信用できなかった、中学時代の苦い思い出を。
いつしか私は涙を流していた。
「だからね、私は今が、幸せなんだ」
私が言い終えると共に、彼はしばらく黙り込むと、快活に笑い声をあげーー
「あっそ、心底どうでもいいわ」
ーー彼は一言そう告げると私を思いっきり蹴飛ばした。
でも、それでも私は、不器用な笑顔を……。
相変わらず短い。
てか、連載書きたいな。