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名前を入力してください  作者: 抹茶屋
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第1話 名前のない世界

それは昨日、ゆうとの家で遊んでいた時だった


「ゆうとーあなたに荷物が来てるよ」


「今行く!、ちょっとまっててねみんな」


俺はコントローラーを置き玄関へと向かった

だがゆうとには違和感しか無かった

荷物など頼んでないのだ


「お母さんこれ誰から?」


「わかんない白猫便で差出人不明だったから」


料金を取られてないってことはイタズラではないと思う。イタズラであって欲しくない。


「とりあえず上で開けるよ」


そう言って俺は2階の自室へ向かった


「ゆうと荷物なんだったんだ?」


「分からない、差出人不明なんだ」


「なにそれイタズラとかじゃないの?」


あやもやっぱりイタズラと考えた

だがイタズラの可能性もあるが一応開けない訳には行かない


「とりあえず中を確認するよ」


そう言って箱を開けると中身は


「なんだこれCD?」


こうきが言ったように中にあるのは1枚の白いCDだった


「とりあえず、入れてみようか」


うちにCDを入れれるのはP〇4しかない。

入れてみたは言いものの表示されたのは


「名前を入力してください」


「「は?」」


「なにこれ」


「とりあえず進めてみる」


なかなか進まないので連打したら次の画面に進んだ


「世界の名前を入力してください」


「世界?」


「なんだこれ」


「どういうこと?」


何が何だか分からない世界ってなんだ?地球?日本?


「とりあえず【キアルド】って適当に入れてみよう」


「ワールド名【キアルド】認証しました」


「認証だと」


「ゆうくん大丈夫なのこれ!?」


「おいゆうと!」


俺に聞かれても分からないよ

急に届けられてやってみたら入力しろだとか認証だとか


「それではワールド名【キアルド】に招待します」


目の前が急に真っ白になった


「あなたの始まりの地はキアルド王国、あなた方が望んだ世界です」


どこからともなくアナウンスが聞こえてきた


「みんな、大丈夫?」


ゆきの優しい声で目が覚めた


「あぁ、大丈夫だと思う、それにしてもここはどこなんだ」


大きな木の木陰で俺達は横になっていた

辺りを見回すと一面の草原、ただそこ中に街らしきものを見つけた


「とりあえずここは元の世界じゃなさそうだな、みんなが起きたらあの街へ行こう」


「そうだね、みんな起きるかな・・・」


ゆきが恐れてたことはなかったようだ。

しばらくしてみんな起きたので街へ向かうことに

した。


ギルドカードを持ってないのでギルドカードを作ると案内された


「私はぁギルド【リーフィリア】の長のフィリアです〜」


綺麗なエルフだった

正直なんでギルド長をしてるのか分からなかったが気にしたらま・・・


「なんでエルフがギルド長なんだ?」


負けだと思っていた時期が私にもありました

こうきはやっぱりデリカシーにかけるな


「兄ちゃんフィリアさんはこの街を救った2人の英雄の子なんだ、数少ない治癒魔法が使えるんだ、だから国王に任せられてるって訳だ」


「丁寧に説明ありがとうございます」


子がエルフなら親もエルフかと思ったが

エルフが街を救ってくれる、そんなことが有り得るのだろうか、まぁ深く掘り下げないでおこう


「それではぁ〜適正属性とぉ〜職についてぇ〜調べますので〜こちらの水晶に手をかざしてください〜」


「こうすればいいのか?」


こうきがまた動きやがった


「っ!!!」


すると水晶が光りだしたと思うと

1枚のカードが浮かんでいた


「こちらがぁギルドカードなのです〜、こちらに名前を入力して頂けると嬉しいのです〜」


「「「「はぁ?」」」」


こんな簡単にギルドカードが出来ていいのか

こうきは自分の本名、桜木 幸樹 と入力した


「こうき様はぁ適正属性は風、職は守護者なのです〜」


「こうきくん大丈夫だった!?」


「眩しかったぁぁ大丈夫なの?」


何故か女性陣は反応が遅かった

みんなの心配をよそに何も考えてないバカが言った


「これで俺も冒険者なのか!?」


「はいなのてすよ〜、他のみんなも登録するのですよ〜」


そうして俺は4人全員の登録が終わった

全員の適正はこうだ


ゆうと 適正属性・無属性/職・召喚術師

こうき 適正属性・風属性/職・傭兵

あき 適正属性・水属性/職・魔導師

ゆき 適正属性・光属性/職・治癒師


「光属性は珍しいのですよ〜」


『光属性だって!?あの数年に1人のか!?』


この日からゆきは拝められるのであった


光属性は滅多にお目にかかれないらしい


こうして俺達は冒険者となった

新たな世界での冒険がまた始まるのであった

目的も定かではないまま、気まぐれな冒険が始まった


ここまで見てくださいありがとうございます

小説初心者が書いた異世界転移ものですが

展開がちょっとグダってしまいました

楽しんでいただけると光栄です


それでは次で会いましょうさようならぁ〜

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