-エピローグ- 皆…。さよなら…。
「うわぁぁぁぁ!」
「に、逃げろぉぉぉぉ!」
沢山の悲鳴が、私の耳と目を簡単にすり抜け、脳に伝達した。
そんな時、目の前で嫌な予感が起こっていた。
「い、嫌だ!こ、ここで、死ぬわけには!」
「でも、仕方が無いことですよ?(ザクッ」
とても、聞きたくない嫌な音が聞こえた。
「ここでしんでしまうのが運命なんですから。(ニヤッ」
さっきまで、抵抗していた男の大人の人は、へんなピエロに刺され、そのまま地面に倒れこんだ。
「おと…う…さん?」
その大人の男の子供と見られる少年は、泣き崩れて小刻みに震えていた。
そして、ピエロは、その子供に気づいた。
まるで
…死神のように。
ピエロは、少年の親を刺したナイフで、少年を刺そうとしていたが…
キィィィィィン!!!
私の体は、勝手に動いて少年を守っていた。
「この子供にまで、被害を及ばそうとしてんじゃねぇよ!この、クソピエロがっ!!」
そして、私は、ピエロの持っていたナイフを自分の持っていた剣で弾くと、そのピエロを叩き斬った。
ザシュッ!!
真っ二つに切れたピエロは、嫌な音を立てながら倒れた。
「ハァ…ハァ…ハァー…。」
とてつもなく、精神を使った私は、呼吸が荒く今にも倒れそうだった。
だが、私が守った少年は、目を輝かせ、私を見ていた。
『僕も、いつかは、こんな風に人を守れる人になりたい。』
と。私の方を見て、語りかけていた。
でも、ごめんね。
そんな目で私を見ないで…。
悲しくなって、泣きそうになってしまうから。
「なんて、残酷なんだ。この世界は。」
焼け野原になっていた自分の古郷を今一度目に残して、その場で私は、意識を経った…。
すいません…。
文才力ないっすわw
意味が分からないところがあるかもしれませんが、そこは、ご了承下さい。
すいません…。