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03

ー 中学校 ー

「栞〜!おはよ[ハート]」

「おはようー。夏奈!」

「今日もおモテになりますな〜」

夏奈は靴箱にいた栞の手にあるものを見ながら言った


「はははははっ」

「栞はさぁ彼氏作んないの?」

「好きな人が居たら作りたいな」

「って事は好きな人いないんだー」

「うん。けど受験勉強頑張らないといけないから…」

「げっっっ。栞頑張ってるの!?」

「??うん。夏奈は?」

「全くやってない…彼氏もいないし…」


夏奈はモテている…


下駄箱にいつも何個かのラブレターが入ってるし


まぁ私も何個か入ってんだけど〜相手している暇なんかない…

勉強面が結構危ないけど…


「夏奈頑張ろーよ…」

「栞は良いよね〜」

「毎日こつこつとやれば良いんだよ」

「それが出来ないんだって」

「まぁ行くよ。夏奈」

「あー待ってよ〜」

教室へと栞が行くのを夏奈が追い掛ける…

「ねぇ〜そのラブレター何個あったの?」

「夏奈も結構持ってるでしょ?」

「まぁそーだけど…栞には勝てないよ」

一回も読んだことの無いラブレター…告白なら直に言えば良いのにね〜


「あーあ…ラブレターやなしに直に言えば良いのにね〜」

「うん。うん。読むの大変だよね!!」

「え!?夏奈読んでんの?私読んだことの無いよ…」

「!?え、うん。まぁ一応ね…」

「名前確認して終わってた」

「うわ〜モテる人は違うね〜」

「夏奈もでしょ!!」

2人は仲良く教室へと行った


教室のドアを開ける

ガラガラ…


「しーちゃんおはよ〜」

と、いきなり抱きつく友達の小林弥由

「おはよ、弥由」

「西野おはよ!」

「祐介おはよ!」

男友達の藤原祐介


「西野昨日のテレビ見た?」

「あー見たよ〜」

………

そんな2人を見ていた夏奈と弥由…

「ねぇ〜弥由〜藤原ってさぁ栞の事好きだよねぇ?」

「……だろうね…ってかバレバレでしょ!」


キーンコーンカーンコーン…


とチャイムがなる

「あ、チャイム…また後で」

「あぁー後で」


そして2人は自分の席へと向かって行った



「起立!礼、着席…」

と授業が始まる…


数分後

栞の携帯が震える


夏奈からだった…


内容は今日の放課後遊ぼう…と言う内容だった


夏奈かぁぁ…まぁ今日は仕事無いよね(汗)まぁまだメール着てないし良いかな。うん。良いよね!弟たちには悪いけど今日はコンビニで我慢してもらおうかな…6時半に帰ればいっか


【 夏奈へ 良いよ。遊ぼう〜!! っあでも6時半までね(汗) 】


てか、サイレントモードにしてなかった!!あぶなっ



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