練習試合 前編
俺はいつもどうり午前で会社を終わり、午後から練習に入ろうとしていた時、監督の低い声がグラウンドへ響いた
「集合!」
そして3分後全員が揃ったのを確認して、言葉を発した
「急だが1週間後練習試合が決まった、相手は、里山工房だ!」
里山工房は同じ広島で生まれた会社で、俺たちの会社は地域に根差した仕事をおこなっているのに対して、里山工房は全国に店舗を置くいわゆる大手家具会社だ、ちなみに里山工房の成績は右肩上がりで、株を上場までしている、なぜこんな大手会社が俺たち中企業に勝負を仕掛けてきたのかは、推測でしかないが、(多分)俺たちは同じ広島で生まれ育った企業だから、俺たちを倒したいんだろうと思う、、、((多分))
「あともう一つ大事なことを言っておかなければならないことがある、、、」
いつも低い声が更に低くなった
「里山工房を倒せなければ、俺たちは、廃部、、、らしい」
みんなどよめきが隠せない
「今、小山部長が全力で止めてくれと訴えているが、この会社のお偉いさんたちが俺たちをよく思っていなかったらしい、、、」
~会議室にて~
「だから、どうして練習試合で負けたぐらいで、野球部を廃部にしなければいけないんですか!今、特別成績が悪いわけでは無いですよね!」
「経理部長なら、わかるでしょう、、、いまわが社の成績が悪いのです。だから野球部などしている暇などないのです。」
くそっ、腹が立つ、顔は残念そうにしているが、内面では「いまいましかった野球部を廃部にする口実が出来てよかったー」とかそこぐらいしか思ってないんだろう
「うちの野球部はこの町で人気です!!それを廃部にしたらこの会社の信頼にかけるでしょう!」
これぐらいで「そうだな廃部なし」と言わないことぐらいわかっているが、これを言っておかなければ、腹が立って立って仕方がなかった
「もうこの無駄な時間はやめにしませんか。負けたら廃部、勝ったら継続これでいいでしょう。」
こいつは俺と同じ役職の部長だが、部長の中で一番権力を持っているといっても過言ではない、営業部の部長、田中 浩二だ、社長からの信頼も厚く、ゴルフも中々に強くたまに社長とゴルフに行っているらしい
こうして会議はなあなあに終わった
~グラウンドにて~
驚きが沢山あったミーティングが終わり各々練習に戻っていった
俺はあまり試合が好きじゃない
紅白試合は好きだが他のチームと戦うのは好きじゃない
あの時のトラウマがよみがえるからだ、野球部に入ったからって突然トラウマは消えたりしないし、軽くなったりはしない、俺はその日あまり練習に身が入らなかった
アパートへ帰ろうとすると青田に呼び止められた
「お前さやっぱりあの時のことが引っかかるか?」
俺は1つ疑問に思ったことがある、、、もしかして!
「お前さ、俺のトラウマ知ってたのか?」
「ああ、俺は何てったて生で見てたからな。例の試合」
マジか、青田俺のトラウマ知っていたのか
「いや、あのトラウマはもう完治しているy」
俺が言いかけると同時に青田が殴ってきた
「お前、何嘘ついてんだよ!!俺たちはお前に気を遣わせるほど仲が良くなかったのか!!今日1日お前はずっとテンションが低かった!みんな今日の赤城は何かがおかしいと言っていたぞ!みんなにこんな心配をされているのにお前は俺たちに気を使うか!!俺たちは、友達じゃなかったのか。」
青田は途中から泣いていた
そうだったな、青田は起こると最後の方ほぼ泣くんだよな、、、そして自分が怒っている本人さえも傷つかないように言葉に気を配るんだよな、、、だから野球部に入ったことを問わなかったんだよな、、、
「ごめん、、、みんなに心配をかけて欲しくなかったんだ、、、でも、ありがとう。今日聞いてくれたおかげで、もう練習試合怖くないや」
「そうか、、、ならよかった。じゃあまたな」
そういうとダッシュで会社から出た
俺も帰るか、今日は星が良く見える日だな、そんなことを思いながら
そうして練習試合に挑む
目指すは、里山工房撃破!!
ちなみに俺は2番、セカンドだった、4番までの上位打線は俺たち中学一緒組に決定した
「良し、今日はいい晴れの日だな。打倒里山工房だ!!」
どうもむーさんです!!今回は中々に濃い話でしたね、ちなみに今日こんなに話が長くなったのは、これも追加したいこれも追加したいって追加していった結果です!余談なんですが、練習試合はどこかで入れたいなと思っていたんですが、こんなにも早く投稿するつもりはなかったですが、今日になって急に練習試合が書きたい病にかかってしまって練習試合を書いてしまいました。次回からはちゃんと計画性を持って話を書いていきたいと思います(反省)
なのでこれからもジャンジャン上げてくので応援よろしくお願いします!!




