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休日は異世界の食堂で  作者: 氷神 一月
9/21

第9話 初バイトでアレンジ!?


夏休みから三日の翌日、扉を叩く音が聞こえた。俺はこんな時間に尋ねる人は誰だと思い、ドアの外をのぞいた。そこにいた者とはあいつ等だった。

「こ、こんな早い時間に来るな!」

ってもう朝6時だけど。なんかピリピリしているけど。

「朝6時?嘘・・・。何で早く起こしてくれないのこの大馬鹿野郎が!」

ええ、八つ当たり?!早くお店に入れてくれないかな。

一月のお店に入った俺達は感動した。

席やソファー席でいっぱいなことに唖然をした。唖然をしていた俺らに一月が言ってきた。

「どうする?住み込みして働く?それとも家から通う?どっちにする?」

住み込みして働けるならありがたい。住み込みを希望した俺達は一月のもとに行った。でも本当に住み込みしてもいいのだろうか?

「住み込みを希望するなら俺の言う事聞いてちゃんとした態度でお店をやってね。」

こうして、俺達は一月のお店『猫のファスト』で働くことに決めた。お店の営業日がこう書かれていた。

「猫のファスト」

営業日:月・火・水・木

営業時間 AM7時~PM22時まで

休日 : 金・土・日

と書かれていた。俺達は一月に何故金・土・日は休みにしたか尋ねたが一月は答えようとしなかった。

住み込みを希望した俺達はちゃんと契約書を読んでいなかったことに気付いた。

サインしてから気付いた事があった。

①仕込み時間は朝10分前に調理場にいる事。

②予約は俺に確認してから取るように。

③風呂時間は午後18時~22時まで其れからは自由。

④就寝または午後23時になっても各部屋に行かなければ減給。

⑤朝運動は毎日行う。

⑥金・土・日の調理場は立ち入り禁止。

と書かれていた。

「一月、何で⑥の調理場は禁止なんだ?」

「さぁ、早く覚えて貰わないといけないから調理場に集合な。」

絶対何か隠していると思うけどこれさえ聞けば俺達の頭からモヤモヤが消えるだよね。

「今日は料理を食べて、調理してもらうそして各自でアレンジしてもらうよ。期間は三日間。俺も出し合うから、頑張ろう!」

どういうことだ。もしかしてメニューは決まっていないと言う事?でも自分がアレンジしていいというならやってやる。其れに驚いたことがあって調理場に豊富な野菜・新鮮度が高い物がいっぱい置いてあった。一月が言うには使ってよいとでもちゃんと片づけはしてと言う事とさらに俺達が使いやすい自分の調理場が各自それぞれ用意されてあった。俺達と一月はメニューの開発にあたっていた。


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