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休日は異世界の食堂で  作者: 氷神 一月
6/21

第6話 初日のリポータにドキドキ 1

今日から高校生である俺の学校生活は夏休みへ移行したが、こっちでのお店を始めないといけないのであの世界で手に入れた食材を専用の冷蔵庫に入れた。夏休みだからと言ってダラダラしては生活習慣の乱れになってしまいますので、ダラダラ夏休みは何としても阻止です。新作料理の開発をしようと思い、調理場へ行った。

肉専門冷蔵庫から『トール肉』と現実世界の野菜(ねぎ・玉葱)・うずらを出した。あらゆる手段と調味料を試しましたが、最終手段と調味料を加えやっとの思いで自分が「美味しい」と思える調味料が出来ました。その名は『神秘水』と名付けた。トール肉を鍋に入れ茹で別の鍋で野菜と卵を茹で野菜と卵はボウルに移し、茹でたトール肉を輪切り状態にした。それを鍋で『神秘水』と煮込み柔らかく・肉を口に入れてとろけるまで煮込む。さらに盛り付けたら完成。

『愛子の誕生』と料理名を決めた。またあの世界で出す時は『誕生の思い』で出す。肉が全ての旨みを包む。それは親が子を抱っこしているみたいに。この料理を食べていると、思い出して涙が出てきた。

「俺も母さんと父さんに会いたくなってきた。父さんと母さんと兄さん今は何処で何をしているのかな、そしてどこに住んでいるのかな。」と思い出してきた。

でもこうしている間にも、俺を待っている人はいるから、いつでも帰って来てもいいからね。帰って来たら笑顔で「お帰り」と言うから!

そしてすべての支度が終わり、街にチラシを配っていた。

「これ、今日の昼からオープンします。良かったら来てね。」と言って街にいる人々に渡した。ん?あそこにいるのは新米グルメリポーターの水川千恵じゃないか!でも何かもめているみたいだな。近くに行って聞いてみようかな。

「どうするんだ!この店、お休みじゃないか!?どうする、今日のロケ。」

そういう事か!この店、休みじゃなくてずいぶん前に閉店したお店だよね。どこもないなら俺の店を紹介しようかな。そうしようかな!

「あの、もしお困りであれば俺の店でリポーターしませんか?」

「いいのか?」

「はい、今日が初日なので、数多くのグルメを見てきた機材をもって来た方々や新米グルメリポーターがどんな風に言うのか実際に生で見てみたいです。よろしくお願いします。会場はあちらのマンションの最上階になります。」

「分かった。今日は感謝する。また今度からはちゃんと予約を入れよう。」

さぁ、頑張ろう!最初のお客は『グルメの時』という番組で新米リポータを務めている水川千恵だ。彼女が大好物なのは肉。三時のおやつよりもはお肉が大好物だ。俺とリポータさん達は俺の店がある最上階のマンションへと向かった。


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