はじまり
よろしくお願いします<m(__)m>。
世界には、強者が存在する。
7柱の魔王。
5人の勇者。
7頭の龍。
彼らは争っていた時期もあったが、今は特にそう言ったことはない。
というか、争う理由がないのだ。
19の強者は、平和の時代に何をするか考える。
先に動いたのは、5人の勇者だ。
彼らは学校を作り、後継者を育て始めた。
7柱の魔王と1頭の龍はそれを見て、面白いと思いマネをして後継者育成施設を作った。
残った6頭はわれ関せずと言った具合だったが、いつの間にか弟子をとって修練場を作っっていた。
19の強者は皆それぞれ思惑をかかえ、動いていたが今回はたまたま同じベクトルに向かっていた。
ほどなくして、大陸の中央に19の強者の後継者であったり、生徒であったり、弟子であったりが集まる若い街ができた。
そんな街に、2人の少年と少女が今たどり着いた。
「お兄ちゃん。ここが、0の街なんだね。」
「うん。やっとたどり着いた。」
少年は棍棒を、少女は木の杖を持っている。
装備を見るに師匠も持たない特に光るものもないような2人だ。
「お兄ちゃん。まずどうするの?」
「学塔に行こう。」
「街の中心だね。」