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名も無い英雄たちの物語  作者: 綺鳴 麗音
2/8

少年から見た世界

「おい。起きろ少年。」

いつも朝はそんなイラついたような声に起こされる。

「うん……おはよう……」

「なにがおはようだ。もう昼だ。」

まぁ僕は朝も弱いしそんな日もあるかぁ……

「ってえ!? 昨日朝早く出発しなきゃ間に合わないってシオン言ってたじゃん!」

「ああ。何度か置いていこうかと迷ったが、少年が野犬に喰われるのは、私もあまり気分がよくないからな。起きるまで待った。」

「無理やり起こしてくれてもよかったのに……」

「ある程度は試したさ。木の上から落とす程度にはな。」

あぁ、どうりで全身が痛いわけだ。

「無理やりにも限度があるでしょうよ……」

「まあそういうな。少年のせいで遅れているのだから。全力で走ればまだ間に合うかもしれん。」

シオンういてるじゃんっていうツッコミはしないでおこう。普通に怒られそうだ。


さぁ。出発だ。少年の仇を取りに行くとしよう。


そんなこんなで、僕とシオンの旅が始まったのだった。


前回の終わりからちょっと少年目線で書いてみました。

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