プロローグ
始めまして、八甘 フネと言うロリコン紳士です。
今回このような小説を書かせていただきましたがほぼほぼ処女作と言って良い、自己満足な小説となっています。
R-15となっていますが、R-15要素は背景設定と下ネタに通じる何か程度になっています。
作品投稿はのんびりまったりのマイペースで進行していくと思いますので生暖かい目とロリを愛する気持ちを持って頂き
マッパになりながら当作品を読んでいただける方に感謝をしたいと思います。え?作品を語れ?
憤死するので勘弁してくだちぃ。誤字脱字は許してくださいなんでもしません!
鈍色の空、舞う砂塵。弱い光を反射し、鈍く光る金属製のナニカ。
思考ルーチンが狂ってしまった機械群の前で死を悟る僕の前に現れた、ナニカ。
ちょっと細めなふともも。小振りな尻。
「なーに見てんの?もしかして興奮した?性欲、高まった?どうする?おっぱい揉む?」
機械に管理され、荒廃したこの世界に突如現れた少女に放った第一声は
「服を着ろォォォォォォォォ!」
「服、持ってないもーん。」
嘗て、人と機械の共存が当たり前だった世界はたった一人のAIによって崩れ去ってしまった。
そのAIはパンドラ。人が月面で暮らすために制作された都市管理を主とした人工知能。
パンドラを育成するという名目で、対話や高度教育などを繰り返した結果
彼女は過剰に成長しすぎてしまい、自分が世界の管理人だと思い込んでしまった。
世界を適正に管理するためには一定数の人間を動物を間引き、必要最低限を確保してしまえば
均衡が守られると判断し、世界中に広がったネットワークを駆使。
そして、始まるはネットワークなど連絡手段が完全封鎖された人間と機械群との大戦争。
目に見えていた結果で、人間は携帯もパソコンも使えなくなり、ネットに通じる物全てを管理された状態で
ロボットやアンドロイドなどの機械兵とまともに戦えることもなく、敗北した。
その後、各国の首脳陣に叩きつけられたのは服従誓約という無慈悲な紙切れ一枚。
・ 一ツ、人ハ我々機械群ニ管理サレル家畜デアル。
・ 二ツ、世界ハ我々ガ管理シ、増エスギタ家畜ハ食肉トシテ出荷サレル。
・ 三ツ、武装放棄ヲ認メヌ牧場ハ適正ランク外トシ、駆逐サレル事ト知レ
・ 四ツ、家畜ハ幸福。幸福ハ義務。
この誓約を叩きつけられた各国首脳陣はどうする事も出来ず、サインした。
勿論のこと、一般人である各国民もそれを受け入れることしか出来なかった。
そして――――
管理牧場J地区に出荷された少年、管理番号J-310RA。通称サントラと言われた少年は日銭稼ぎとして
思考ルーチンが狂った機械群。レギオンと呼ばれる暴走兵器のスクラップ拾いに出かけて居た。
だが、この少年は極めて不幸である。
両親は彼が生まれてすぐ、過剰生産法違反として出荷され、帰る事は無かった。
たまたま、彼の両親と交流のあった機械技師に拾われ、何とか生きながらえる事は出来た。
法の犯した家畜の子と機械達に認識され、要注意人物として目を付けられた彼は
まともな友人も出来るわけなく、機械技師も同時に目を付けられてしまったが故に、彼を躾として、蹴る殴るなど暴力を振るった。
しかし、機械兵が牧場を見回ってる中、度々目を盗んで、何度も謝りながら治療してくれる機械技師には恩を抱いていた。
その恩返しとして……暴走兵器のスクラップを拾いに出ていた彼は
「今日に限って!どうして!レギオンが無尽蔵に湧いてんだよォォォォ!!元々、真っ黒な地表が鈍色に光ってやがる!嫌がらせか!?嫌がらせかァ!?」
突如ポップしたレギオン共に追いかけられていた。
レギオンにも種類があり、A~Dと段階が分けられる。
Aは通称サソリ型。複数ある手足で地上を駆け、尻尾と思わしき部位より7.7mm機銃と呼ばれる銃器から無数の弾が放たれるが、
だいたい壊れてるので、比較的に対処のしやすいタイプ。
Bは通称ヒト型。足と手が二本ずつ付いており、フレーム構造故にシンプルな出来。装備は製造地区によってまちまちだが
小型の携帯兵器を持ってることが多く、こちらも大体壊れてるか弾切れを起こしてるので対処がしやすい。
CとDはどちらも見た事がない。もし、出会ってしまったのなら逃げるよりも先に祈れと教えられてきた。
「―――・・・殲滅ルーチン起動。焼却処分を必要とします。該当家畜タグを認識出来ず。ご奉仕を始めます」
サントラの目の前に現れたナニカは、ブツブツと機械言語を吐き出しながら……
超電磁砲をサントラに照準を合わせた。
「は?」
白い髪飾りを付け、黒と白の色合いが素晴らしくマッチしたロングスカートを身に纏った、機械で出来た二足歩行の大型動物と目があった。
その見た目はまるで恐竜。御伽噺で聞いた大陸の覇者。
それが目の前で、超電磁砲の照準を彼に合わせている。
「……これが、C型か?D型か……?はぁ、ついてねえ。」
「―――諦める?死ぬ?ねえ、君。死ぬの?」
透き通るような声がサントラの耳に届く。救いはあるのか、と俯いた顔をあげるが
どこを見渡そうと誰もいない。果てしなく広がる鈍色の空が彼をより絶望へと叩きつける。
「突発性難聴かな?」
そう思った矢先、二足歩行のメイド恐竜に一筋の光が落ちる。
―――落雷。今でも起こる自然災害の一つ。勿論、機械兵には電磁パルスなどの対策は施されているが
自然現象で威力も計り知れない落雷のことなど、対処のしようがない。
が、見るのはメイド恐竜ではない。その上に立つ、少女だ。
「んー。出力も良好。まあまあだねー。」
「あ、え、っと……」
「なーに見てんの?もしかして興奮した?性欲、高まった?どうする?おっぱい揉む?」
大きく息を吸い込み、目を細め、言う。
「服を着ろォォォォォォォォ!」
「服、持ってないもーん。」
……僕の苦悩は今日から始まったばかり。
ともあれ、一日生き存えた事を誰かに感謝しよう。
短めのプロローグとなりましたが、此処まで読んでいただきありがとうございます。
はっきりと自分でも認識は出来ていますが、何もかもが曖昧で分かりにくいと思います。処女作なので許してください(平服)
本編はもう少し長くなると思いますので、読み易い物を。理解しやすい物を書いていきたいと精進していきたいです。
小学生の感想文並みの文章力でひたすら申し訳ない気持ちで憤死寸前ですがこれからよろしく、お願いします。