第1章 人物紹介および地図
上は物語の舞台となる帝国大陸の地図。
北半球に存在し、東西約4000キロメートル、南北約2000キロメートル。
国家
ノルトラント帝国
大陸北部に位置し、ノルトラント地方とスカンジナビア地方を支配。首都はノースグラード。
アーリア王国
大陸中央に位置し、アーリア地方を支配。首都はケーニヒスベルク。
ガリア王国
大陸西部に位置し、ガリア地方とブリタニア地方を支配。首都はロリアン。
タラント王国
大陸南西部に位置し、ロマーニ地方とイベリア地方を支配。首都はロマーニ。
コンキエスタ教皇領
タラント王国とバクー王国に挟まれた国。首都はコンキエスタ。
バクー王国
大陸南部の砂漠地帯に位置し、バクー地方を支配。首都はバクー。
タイハン国
大陸北東部に位置し、タイハン地方と金地方を支配。首都はタイハン。
敷島国
大陸東部の島国。敷島地方を支配。首都は新京。
人物紹介(ここから先はネタバレを含みます)
名前は全て氏、名前の順。年齢は物語開始時の帝国歴1789年8月1日現在。
中島隼人
中肉中背で黒髪短髪、黒目の一般的な日本人の容貌。大学1年生で18歳。
VRシミュレーションRPG「フリーダムファンタジー」の自作MODのテスト中に大陸帝国に飛ばされる。最初はゲームだと思い込んでいたが、現実世界だと知り、絶望する。
この世界に飛ばされた際に身体能力の向上やインターネットの閲覧能力(書き込み不可)を得た。
誕生日:12月8日
一人称:俺、私
バイエルライン・フォン・エーリカ
金髪ロングストレートで碧眼。巨乳。16歳。アーリア王国ケルン領主で、侯爵。
重度の戦闘狂で、伴侶は自分より戦と剣で強い者しか認めないと公言している。
誕生日:12月10日
一人称:俺
隼人の呼び方:隼人
ミコヤン・カテリーナ
金髪で短いポニーテール。普通乳。20歳。タンポフの警備隊に所属していたが、外征軍に転属させられる。
正義感は強いが、絡み酒のとギャンブル好きの悪癖がある残念美人。
誕生日:6月6日
一人称:私
隼人の呼び方:隊長
ナスロヴォ・ナターシャ
ブラウンの長い髪を背中で束ねている。普通乳。15歳。ナスロヴォ村村長の長女。
おっとりした性格で、妹思い。包容力のある性格。
誕生日:6月26日
一人称:私
隼人の呼び方:兄さん
ナスロヴォ・カチューシャ
ブラウンのショートヘア。胸は歳相応。12歳。ナスロヴォ村村長の次女。
活発で明るい性格。
誕生日:9月23日
一人称:あたし
隼人の呼び方:お兄ちゃん
一条桜
黒髪ロングストレートで黒目。巨乳。15歳。敷島国第一王女。
優しい性格で、医術、治癒魔法、弓術に優れる。料理も上手。やや負けず嫌いなところがある。
誕生日:4月9日
一人称:私
隼人の呼び方:隼人さん
近衛梅子
長い黒髪をポニーテールにしている。瞳は茶色。巨乳。15歳。桜の乳母姉妹。
凛々しい性格と外見、声をしている。桜に忠誠を誓っており、その絆は固い。剣術が上手く、諜報にも理解がある。
誕生日:3月12日
一人称:拙者
隼人の呼び方:隼人殿
スペンサー・マチルダ
長い銀髪にウェーブがかかっている。碧眼。巨乳。17歳。ノルトラント帝国のマリブール領主で子爵。
政治経済に明るいが、他は平凡。天然疑惑。善政を施き、領民に好かれている。ただし、ブリタニア系の新興貴族のため貴族社会では肩身が狭い。
誕生日:12月14日
一人称:私
隼人の呼び方:隼人殿→隼人
レンヌ・セレーヌ
茶髪セミロング。貧乳。14歳。ガリア王国王女。
城に軟禁されていたが、抜け出して隼人の隊商に参加する。勝気な性格。その境遇から法律や政治に詳しくなった。
誕生日:6月15日
一人称:わたくし
隼人の呼び方:隼人
近衛熊三郎
元々黒髪だがほとんど白髪になっている。瞳は茶色。56歳。梅子の祖父。
元々敷島国の重臣であった。そのためあらゆる面で有能で、特に剣の腕では隼人も梅子もかなわない。
誕生日:10月10日
一人称:わし
隼人の呼び方:隼人殿
スミス・セオドア
茶髪で短髪。23歳。行商人の息子で、隊商の幹部だった。
大陸中で商売するために実家を飛び出し、大陸中で活躍する隊商に参加していたため、各地の風俗に詳しい。商才も優秀。
誕生日:6月5日
一人称:私
隼人の呼び方:隼人隊長
シュタイナー・パウル
黒髪で短髪、碧眼。22歳。吟遊詩人。
メドラーツで吟遊詩人として生活していたが、隼人と梅子の闘技場での活躍に憧れて隼人の隊商に志願した。地味に大学を出ており、知識も知性も豊富。ただ、女好きなのが欠点。
誕生日:4月30日
一人称:私
隼人の呼び方:隼人隊長
フランコ・アントニオ
茶髪でやや長め。瞳は茶色。25歳。工学系の学者兼技術者。
セビーリャからコンキエスタに上って学者として活躍していたが、ソラシス教教皇派に異端の嫌疑をかけられて亡命した。
誕生日:12月4日
一人称:私
隼人の呼び方:隼人さん
サモラーノ・エレナ
肩までの黒髪に茶色の瞳。22歳。コンキエスタの修道女。
イベリア地方からコンキエスタへアントニオとともに上ってきた修道女。優秀な修道女として医術、治癒魔法、薬学に優れるだけでなく、生物学でも最先端の知識を持っている。しかしその生物学での研究が教会の怒りに触れ、亡命を余儀なくされた。アントニオとは相思相愛。
誕生日:12月20日
一人称:私
隼人の呼び方:隼人さん
セネカ・アエミリア
黒髪ロングストレートで碧眼。巨乳。16歳。カタンツァーノ警備隊の小隊長。
正義感が強く、公平で美人なので市民から慕われていた。セオドアに助けられたことでセオドアに好意を持つ。
誕生日:9月8日
一人称:私
隼人の呼び方:隼人隊長
フィッシャー・アルフレッド
金髪で短髪、碧眼。24歳。タラント王国海軍の艦長。
優秀な海軍軍人だが、ブリタニア系ゆえに出世は望めなかった。隼人とは酒場で意気投合し、仲良くなる。悪代官を討伐した後、隼人の隊商に参加する。
誕生日:5月27日
一人称:俺
隼人の呼び方:大将
パイパー・フリッツ
金髪で短髪、碧眼。38歳。エーリカの側近。
平民出身ながらエーリカの父の下で出世。エーリカの剣の師匠となる。最近ではエーリカが上達しすぎて強さが逆転している。
誕生日:9月1日
レーダー・ルドルフ
金髪に白いものが混じり始めている。47歳。バイエルライン家家宰。
平民出身ながらもエーリカの父の下で出世。現在は政治に興味を示さないエーリカに代わって政治外交をつかさどっている。目下の悩み事はエーリカの伴侶と跡継ぎ。隼人には地味に期待しているが、家柄の関係でやはり悩みは尽きない。
誕生日:5月10日
トート・フーゴ
黒髪短髪。37歳。ケルンの鍛冶屋。最近は鉄砲の製造が多い。
誕生日:9月21日
レンヌ・アンリ
ガリア王でセレーヌの叔父。セレーヌから王位を簒奪したが、そのカリスマから人望がある。
ルブラン・ポール
ガリア王国宰相。能力はあるのだが、人望がない。セレーヌを嫁入させて政治力を強化しようとしている。
ルブラン・ピエール
ルブラン・ポールの息子。セレーヌを妻にしようともくろんでいる。
タラント・マルティーノ
タラント王。50代前半。口の悪い平民からは『デコ王』と呼ばれるほど髪が後退している。演説が長い悪癖がある。




