98.勇者様、守りはなべて堅固也!
しとしとと降り続く雨。
遠くに見える空には、黒に近い灰色の雲が立ち込めて、はっきりとはわからないけど。でも、ゆるく弧を描く空を見て、この世界は確かに球体なんだってわかった。
わかったんだけど……
「あの……」
「なんだよ、ちび」
右肩をぎゅーってつかんだままのカレカに声をかける。
引き寄せられてぴったり密着しちゃってるの、ちょっと恥ずかしいし、その
「肩、痛いです」
「あぁ、うん。ごめん」
口では謝ってくれたけど、手は放してくれないまま、カレカは正面だけをじっと見てる。
顔色も悪い。
「ビッテ従士、あんたもちょっと見てくれ」
「いや、おれは、いい……」
「なに言ってんのさ!」
双眼鏡をカレカに渡そうとしたギヘテさん。だけど、カレカはその手からすすすって離れて、私の背中の後ろに隠れちゃった。
私を間に挟んだまま、二人で「ほら」とか「いや」とか。なんか言い合って。その内、ギヘテの声が少しずつ低くなって。
それから
「もしかして、怖いのか!?」
「……怖いに決まってんだろ!こんな、ふわふわしたもんで。こんな高い……」
「私が作った気球は、完璧だ!落ちない!地形を見てみたいって言ったのは、ビッテ従士。あんたと、そこのお前!」
びしいって指を突きつけた先には、設えられた椅子に、足を開いて、どーんと座ったハセンさんがいた。
こっちも、なんだか顔色が悪い。
「おれは、だ、いじょうぶだ」
「……駄目そうですけど」
「……大丈夫だ」
正面見たまま、視線がちっとも動きませんけども。
それでも大丈夫なもんですかね?
「ふにゃちん野郎はもう、いい!あんた、先に見て」
「はぁ……」
下品な言葉と一緒に渡された双眼鏡――それだけで、なんかばっちい気がして、持つの嫌になっちゃったけど。でも、我慢して覗く。
最初に見えたのは青々とした麦畑。
まだ、規則正しく並んだ緑の穂は、実りの季節を迎えてないからなのか、ぴんとまっすぐ立ったまま。
ところどころ、踏み固められたり、大きくえぐられたりしたその畑は、物凄い面積だった。
でも、その向こう側に見える塹壕と。塹壕より向こうの陣地。それから、この気球の下に広がってる味方の陣地と塹壕。
戦争に挟まれたせいで、手入れが出来てないのか、下草も刈れてないし、肥料も足りないみたい。
それに、この雨。
「どう思う?」
「……あの麦畑は、もう駄目だと思います」
南部に比べればあったかいけど、中央でもお日様はそんなに元気じゃない。
帝都の子達は旱魃で疎開までしたはずだけど、雨が多すぎるのも問題なんだ。
日照りに不作なし。でも、限度があるって、昔母さんが言ってたっけ。
雨もおんなじなんだって思う。
南部はまだ雪が全部なくなって、春になったばっかり。
けど、中央はもう初夏。
この時期に、麦の穂が雨に揺れないって。中は空っぽなんじゃないかって、なんとなく思うから。
「こんなちびっ子も見たんだから。あんた達も見なって!」
「ちびじゃありませんよ」
「うっさい、ちび!」
……泣いていい?
けんけん怒るギヘテさんに言われて、カレカはようやく双眼鏡を受け取るまで五分。
ちっちゃい頃からずーっと頼りになるんだって思ってたけど、苦手なものってあるんだね。
やっぱり。
帝都から。
っていうより、教会からっていうのが正しいんだと思うけど。
南部に援軍の要請が来たのは、今から一ヶ月以上前。
南の方――私の村もそうだけど。地域によっては、まだどかどか雪が降ってる頃だった。
私とギヘテさん。
それから、かめむしと同型の戦車を率いるコトリさんは司令部に呼び出された。
「西部国境がね。焦げついてきたらしいんだよ」
「予想より早いですね」
「うん」
とつとつと。でも、なんだか嬉しそうに話すサルカタ司令。
そのすぐ後ろにいる父さんは、しぶーいお茶でも飲まされたみたいに、眉間にぎゅっとしわを寄せてる。
あんな顔してるんだもん。あんまりいい話じゃないんだろうな。
焦げついてるなんて話だし。苦くて食べれないような内容に決まってる。
「それでね。南部からも援軍を出すようにって、書類が来たんだけど……」
「断っても構わない」
「……と、アーデ千人長は言うんだよ」
低くて重い声で、司令の言葉に父さんが割り込んで。その言葉を、司令が引き受けた。
父さんがそんな話し方するの、初めて見た気がする。
「それとは別に、近衛師団の二人にも帰ってくるように命令が来たね」
「……皇帝代理直々に、ですか?」
「うん。近衛の最高指揮権は、なんのかんのいっても皇帝陛下にあるからね」
口元はにこにこと人のよさそうな笑顔のまま。でも、眼はちっとも笑わない。
そんな気味の悪い表情の司令は、手元の書類を指でとんとんって叩いてた。
「雪もあるし。動員下令に時間がかかるとかなんとか、屁理屈こねて行かないってのも、出来なくはないね」
規則正しいその音は、なんだか不気味で。私のお腹はきゅーってなる。
でも、ギヘテさんはじっと司令を見たまま。コトリさんも視線を動かさない。
「千人長が集めた情報によれば、他の自治州もなんなかんのと理由をつけて断ってるらしいしね」
そう、なの?
「日照りに戦争。
皇帝陛下の暗殺に、今度は長雨。
中央の連中は、他の自治州に食料を強引に安値で売らせたり、州軍を前線に動員したり。色々締めつけてるから、協力しようなんて思うのは、よっぽどのお人よしだと思うよ」
でも、だとしたら。
帝都にいる皆はどうしてるのかな?
手紙と一緒に届いた絵姿の、アルーネさんの赤ちゃんは元気に暮らせてるの?
ホノマくんは無事なの?
そういうの、なんにも聞いてないのに。助けに行かないって決めちゃっていいの?
部屋にいる皆を見ても、ただ、司令をじっと見てるだけ。
さっきまで聞こえてた、規則正しいとんとんっていう音は、もう聞こえなくて。司令の手は書類の上を離れて。今は机の上で組まれたまま、動かない。
「私はね。例の新型戦車を出そうと思ってる」
「かめむしくん達をですか!?」
あ゛。
思わず声が出ちゃった。
部屋中の視線がきろっと私に集まってきて
「かめむしってなに?」
「あ、いえ。あの……戦車の形が、ですね。かめむしに似てるなって……」
棘のある声でギヘテさんにきかれて、しどろもどろに由来を話す事になって。それを聞いたギヘテさんはふいって大きくため息をついた。
「まぁ、いつまでも新型戦車ってのもあれだし。いいよもう、かめむしで」
「……いいかね?」
「「あ、はい」」
変な話で腰を折っちゃった。
「中央はね。西側に穀倉地帯があるから、そこを挟んで睨みあいってなると、当然食糧問題が起こる」
「そう、なんですか?」
「うん。それで、教会の名前を使って他の自治州に無理をかけたんだろうね」
「……また、教会なんですね」
「そうだね。実る土地はそう多くないから、そこを踏みつぶしてしまう訳にもいかないんだ」
「……だから、私達が帝都を離れてからずっと、続いてたと?」
「そう」
うんうんって頷きながら、長い眉毛をごしごし。
急に落ち着きない感じになっちゃった司令の視線が、ちらっと後ろに流れた。
視線の先には、直立不動の父さん。
への字に結んだ口。
でも、私をじっと見てるその眼は、家にいる時と同じ、なにか言いたそうなのに、話しかけてこない時の。
そんな眼だった。
「それでだ」
身長差もあるし、座ったままの司令から見たら高いとこにある父さんの顔から私とギヘテに視線を戻して
「そこに立ってる杉の木みたいな、むさくるしい野郎は『軍人である以上、命令には従うべきです』って、一点張りなんだがね。君達二人は、南部の貴重な戦力だと思ってるんだ」
そこまでで一回言葉を切った。
眼の前に娘がいるのに、父さんをむさくるしいおっさんって……ねぇ。
そういうの、どうかなって思うけど、司令はいつものふにゃふにゃした表情をどこかに引っ込める。
それから
「両名は自らの進退を、自らの意思で決めよ。南部方面軍は、それを全力で支援する。それにより、中央と事を構える事になっても、だ」
そう言ってくれた司令の言葉に、私は……。
そんな話をしたのが一ヶ月前。
そして、私はここに――帝都がある中央州の西側。
ちょっと前まで、西部自治州って呼ばれてた地域との境目に陣取った、オーシニアの軍隊と向き合う陣地に立ってる。
気球がしぼんで、頭の上になにもなくなって。
霧みたいに細かい雨がほっぺを撫でてくのが気持ち悪くて、外套のフードを頭にすっぽり被った。
ちょっぴり暗くなった視界。
でも、気球を降りたとこに、皆が――テアもエウレも。
コトリさんとかバナさんとか、いろんな人が待っててくれてるって知ってるから、気持ちまで暗くなるなんてことなくて
「お疲れ様、どうだった?」
「面白かったです」
「いいなあ……。私も乗りたかった!」
雨除けの外套の隙間から見える赤と白の教会服――戦争の真っ只中で、ものすごく目立っちゃってる感じがするけど、正式な儀礼用の服を着たテアは、南部にいた頃とおんなじですっごく格好良くて。
ぴるぴるって耳を動かすエウレは、襟章をつけるところに聖印のワッペンを縫いつけた戦車兵の制服を着てるけど、それでも可愛くて。
だから、なんだかほっとしちゃったけど
「首尾はどうかな?」
二人の後ろにいた司令から声をかけられて、はたって現実に戻る。
味方の陣地の真ん中だけど、ここだって戦場だもん。
ちゃんとしなきゃ。
司令に向かってカレカが敬礼して。私とギヘテさんがその後に続いて。その後、テアとエウレがすすって後ろに下がった。
楽にしていいってコトリさんに手で合図されたと同時に、カレカが報告を始めてく。
「敵陣の構成は目視しました。現段階で暗射地図に塹壕線の記入が可能です」
「ふむ」
「それから、租税徴取用の地図を手配頂けないでしょうか?」
「用途は?」
「業務の性質上、精度は高いと思われます。その地図と実地測量。それから、今一度高みから測距を行えば、より詳細な物を作成可能です」
「それは近衛で手配しよう」
「加えてですが……」
気球の上ではあんなに格好悪かったカレカ。なのに、司令に報告する姿は、ぴしっと一本筋が入ったみたいで格好いいんだ。
どうだったってきかれた時、楽しかったって言葉が頭の中に一番に登ってきた私なんかより、ずっとちゃんとしてる感じ。
……っていうか、私って格好悪いかも。
「では、実地測量は明日から開始するようにしようかね」
「人員は近衛からも割当てよう」
「ありがとうございます」
これで準備完了だねって、解散しようとしてたのに
「測量なんか必要ないよ」
ぽーんって声を投げかけられて、そこにいた全員の動きが止まっちゃった。
濃いグレーの制服を着た司令のすぐ後ろ。
副官さんが差しかけてた傘で隠れてよく見えないけど。でも、はっきりわかる、暗闇が滲み出してきたみたいな色の教会服を着たその人は、服の色と同じくらいはっきり
「君達の援軍だって、ほんとはいらなかったのさ」
そう、私達を否定する。
忘れたくても忘れられない。
大嫌いな人。
「……クイナ。なにしに来たんですか?」
「君をさらいに」
冗談めかして笑いながら。でも、誰にも冗談って聞こえなかったんだと思う。
カレカが。
テアが。
ハセンさんが。
ギヘテさんが。
エウレも。
司令のすぐ横で傘をさしかけてた副官さんも、司令以外の全員が腰の剣とか拳銃とか。持ってる武器をクイナに向ける。
そのどれもが、すぐ届く距離にいるのに、クイナの張りつけたみたいな気持ち悪い笑みは消えなかった。
「冗談も通じないのかな?」
「そう聞こえねえんだよ」
「まぁ、半分くらいは本気だからね」
薄い唇をぺろっと舐めたクイナは、元から細くて笑ってるみたいなその眼をすいっと細くして。でも、そのまぶたの向こうで、私をじっと見てる。
いつか、腕を握りしめられた時。
抱きしめられて肋骨を折られた時。
しかも、キスまでされたあの時の、えづくみたいな気持ち。
玉座の間でお腹を殴られて、髪をつかんで投げ飛ばされて、胸を踏みつけられた時。
そんな全部が頭の中でぐるぐる回って。それがすっごく気持ち悪くて、膝が震えて立ってるのも苦しくなって。それでも、クイナの前で倒れるなんて、負けちゃうみたいで。そんなの嫌で。
だから、ぎゅってお腹に力を入れて。
なにか言い返さなきゃって思ってたのに。武器も構えないで、ただ、ふわりとそこにいた司令が、すうっと前に出た。
「皆、武器を下ろしなさい」
「しかし!」
「この若いのも、ここで事を構えるほど愚かではないよ。そうだろ?」
声は穏やかに。でも、誰も逆らえない。そんな雰囲気が、司令の声にはあって。だから、ここにいる誰より階級が上のはずのハセンさんも、なにも言わずに武器を降ろして。
それを見た皆がそれぞれ、クイナに向けてた武器を降ろすと、司令を見た。
「それで……クイナといったかね?」
「そういうあんたは、南部の司令さんだったよね」
「あぁ。覚えといてくれて光栄だよ、若い僧兵さん」
ごしごしと立派な眉毛をこすってるのか、背中越しに、目の上辺りに手を伸ばした司令は、ゆっくり。穏やかに話す。
「この戦場であんたがた僧兵を仕切ってるのは、誰だろうね?」
「なんでそんな話したいの?」
「ふむ。まぁ、いいか」
少し苛立ちの混じった声で答えるクイナにも、司令の声の調子は変わらなかった。
「その人はこう考えてる。
“炎侯”と同じ様な……まぁ、あんたもそうなんだろうけどね。
そんなのが敵にどれだけいるかわからない。
だから、むやみに総力をつぎ込む訳にはいかない。
僧兵ってのは、強力だけど人数はそう多くないからね」
ただ、淡々とした指摘。
「しかも、ここは中央の……いや、帝都の胃袋を支える、数少ない穀倉地帯だ。
ここを戦闘で傷つけて、万が一にも実りのない土地に変えてしまえば、帝都は飢える。
それでなくても、旱魃続きで、帝都の人間にも、地方に無理をかけてるんだ。
この土地を荒らせば、いかな教会といえども取り返しがつかない」
でも、告げられてるのは事実で。だから、クイナもなにも言い返さない。
ううん。
言い返せない。
「敵さんにどれだけ僧兵と同じ様な、強力な戦力があるか見極めるためには、可能な限り土地を荒らさず。
だが、普通の兵力を削って、そいつらを引きずり出さなきゃいけない。
そのために、近衛をここに貼り付けて、地方からの援軍までをも呼びつけたんだろう」
そう、なの?
「おしゃべりな爺さんだ」
「うんうん。じゃあ、もうちょっとつきあっておくれよ」
「ふん」
もし、司令が言ってるのがほんとなら、私達って、その。かませ犬とかそういう。なんだろう?
血を流すためだけに、ここに来たって事なの?
カレカもギヘテさんも。
テアもエウレも。
コトリも。
もしかしたら、この味方の陣地の。
陣地の中じゃなく、もう少し先に広がってる塹壕線のどこかにいるかもしれないホノマくんとか、第七校の皆とか。
みんなみんなが、そんな事のためにここにいるなんて……。
そんなの嫌だって、私は思うのに。私から見える皆の表情は変わらない。
悲しくなるくらい変わってなかった。
「その、あんた方が期待してる役割を果たすためには、どうしてもね。詳細な地図がいるんだよ。そのためには、この子と」
すいってカレカを司令の指がさして。
それから、その指はギヘテの方に動いて
「この子。二人の能力が、どうしても必要になる。この二人を働かせるには、このむさくるしいおっさんと」
その高さのまま、今度は指がハセンに向かって
「このちっちゃい……」
「ちびじゃありません!」
「うん。そうだね。このお嬢さんになんの不安もないってのが重要なんだ」
最後に私の鼻をぺたって抑えた。
むぎゅーって力が入ってる気がするんだけど。これって、余計な口挟んだから怒ってるのかな?
だとしたら、ごめんなさい。
鼻がつぶれるし、触られるの怖いから。辞めてください。
目で訴えてみるけど、司令はにこにこ笑うだけ。
「だからね。
私達が無事に南部に帰るまで。
過去の、それから今の思惑もとりあえず置いて、協力せんかね?
それが教会の利益になると思うんだけどね」
「……わかったよ」
言葉は柔らかいけど、司令の言葉には明確な圧力があって。返事をしたクイナは、面白くなさそうに「ふん」と鼻を鳴らす。
それを聞いた司令は、うんうんって頷きながら。でも、私の鼻から指は離さないまま。すっと息を吸い込んだ。そして
「それからね」
言葉を続ける。
「……この戦場で、この娘に手をかけてみろ。
南部方面軍二万四千九百二十二名ことごとく押し寄せ、貴様ら僧兵諸共、帝都を灰に変えてくれるからそう思え!
わかったか、小僧!」
いつもと変わらない、ちっちゃく丸められた司令の背中。
でも、その身体が何十倍にも膨れ上がったみたいな、ものすごい威圧感と一緒に吐き出された言葉に、向き合ってたクイナは。
クイナだけじゃなく。
エウレもカレカもギヘテさんも。
私達より場数を踏んでるコトリさんやハセンさん、テアも。それに、いつも身近でお世話をしてて、司令の事、一番知ってるはずの副官さんまで、じりっと一歩下がっちゃった。
それくらいおっかなかった司令。
「留守を預かってるのはこの子の親父だからね。
そういうことが起きるかもしれないよ。気をつけなさい」
「……ぼくを、脅すのかい?」
「どうとらえるかは、あんた次第だ。若い僧兵さん」
でも、次の瞬間には、いつものふやふやした、優しいおじいちゃんに戻ってて
「そんじゃ。準備は各自進めといてね。解散解散」
ぽんぽんってクイナの肩を叩いて、とことこと歩いてくその背中を、見送るしか出来なかった。
私達も。
クイナも。
いい加減で。
なんにも考えてないように見えて。
机に足をのせて、水虫の薬を塗っちゃうような。そういう格好悪いとこばっかのおじいちゃんだって思ってたのに。
でも、ほんとの姿を隠すのが上手な人の方が、よっぽど怖いんだって。なんだか急にわかっちゃった。
そんな感じ。
今回は、おじいちゃんの意外な迫力のエピソードをお届けしました。
お年を召した人って、ときどきものすごい迫力を見せたり。ピンチに落ち着いてるところがあったり、びっくりさせられます。
そういう人が身近にいない環境で育つ子が増えてるって、どっかで聞きましたけど、ちょっともったいないかもって思ったり。
でも、たいていは厄介ですけどね。
そんなおじいちゃんは、次回以降あんまり出番ないかもです。
最終回近くで格好良くなる、そういう役回り。
次回更新は一週間おいた2014/09/21(日)7時頃、いよいよ戦争に突入なエピソードを予定しています。
更新についてなにか変更があれば、活動報告にて。




