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15.あさはかだってわかってます

子供の怪我ってすごく心配になります

 教会が発行する本の中に書かれている文句はこう。

 トレブリア様を殺したオーシニア王の治める土地は女神アマレに呪われて、生まれてくる子供に魔性がふりかかる。

 だから、オーシニア王につき従った人々は、獣のような姿になるのだ……って。

 でも、きゅきぃさんは姿こそ私と違うけど、自分が怪我をする危険を知ってて助けてくれた。

 心まで呪われているのは、人間と神様どちらの方なのかな?




 玄関で私を待っていたのは泣きはらした顔の母さん。たくさん泣いたんだろうなってすぐにわかったけど、顔を見ただけでほっとした私は、父さんに抱っこされたまま母さんのほっぺに手を伸ばす。


「母様、ただいま」

「……無事でよかった」


 ってまた泣き顔になる母さんに、父さんは私が怪我をしている事を告げて、私の部屋の明かりをつけてくるように言った。


「先生、二階の最初の部屋だ」


 畑からずっとついてきていた部下の人達に父さんが声をかけると、灰色の制服の上から白衣を羽織った、少し白髪の多い栗色の髪のおじさんが母さんの後を追うように家の中に入っていった。

 それを見ながら父さんは私を横抱きに抱きなおして、自分も家の中に入る。


 抱き方が変わって見えるようになった父さんの顔は顔は蒼白で、私はちょっぴり心配になってしまう。こんな顔色をしてたなんて、松明に照らされていたから気がつかなかった。

 少し前、学校まで送ってくれた父さんからした血の臭いの印象が、頭をよぎって、私は父さんにぎゅってしがみついた。


「父様、心配かけてごめんなさい」

「あぁ。いや、いいんだ」


 いつも見慣れた私の部屋には、でもいつも以上にランタンが集められて、煌々と明るくなってる。

 ベッドの上にはオリーブ色の毛布が敷かれて、私はその上に降ろされた。


 軍医さんがブーツを外そうとすると、じくじくと熱を持った右足に重くて鈍い痛みが走る。

 無理に外そうとされると噛まれてた時よりもずっと痛くて、悲鳴も上げられない。


「切りましょう……」


 ブーツから流れ出た血で真っ赤になった手袋を外しながら、軍医さんが言った言葉に真っ青になったのは私。

 でも、それ以上に取り乱した母さんが


「足を切らなきゃいけないほど重症なんですか!?」


 なんて、部屋の入り口で見ていた母さんは私に駆け寄ってぎゅーっと抱きしめてかばってくれた。そんな母さんを父さんは肩をつかんで引きはがす。


「傷口を見なければわからないだろう。トルキア、君はお湯を沸かしてきなさい」

「でも!」

「トレにはおれがつきそうから。……早く」


 母さんが部屋から出るのを見届けた父さんは、ポケットを探るとハンカチを取り出してくるくると丸めた。


「トレ。すごく痛いと思うが、これを噛んで目をつぶっていなさい」

「父様、足を切るんですか?」


 さっきまで夢の中にいるみたいにふわふわしていたのに、お腹の底がきゅーっとなる。顔から。

 それに体中から血の気が引いて、どんどん寒くなって、力が抜けてくのがわかる。

 私の眼には、外した手袋をローテーブルに置いた軍医さんが真っ黒なカバンから大きな鋏を取り出すのが“見えて”いた。


「大丈夫だ、トレ」


 言いながら、父さんは私の頭を抱いて、軍医さんを視界から隠す。

 けど、見えない方が怖いよ!


「おれは痛さで舌を噛み切ってしまう人をたくさん見た。トレ、これを強く噛んで目をつぶりなさい」


 いやだいやだいやだ!

 怖いよ!

 でも、舌を噛み切っちゃうのも怖い。

 だから、私は父さんの言うとおりにハンカチを口に入れてもらってぎゅーっと噛む。


「先生、やってくれ」

「わかりました」


 ブーツと肌の隙間に冷たい物が差し込まれてくる。多分、あの大きなはさみの感触。

 狼に噛まれても私の足を守ってくれたブーツはとっても硬いみたいで、軍医さんが私の足を強く押さえつけて固定した。


 こんな時にまで、男の人に触られるのが怖くて腰が浮く。けど、父さんが私を押さえつけるみたいに抱きしめてるから逃げる事ができない。


「んー!」


 圧迫されてひどくなる痛みと、ざしざしと分厚い皮を切り裂く音。

 それが聞こえて少し経つと、びしゃびしゃって、なにか液体をぶちまけるみたいな音がして。そうしたらあんなに痛かった右足の痛みが少し引いていった。


「アーデ千人長、終わりました」

「ありがとう」


 お礼を言った父さんは、私の頭をようやく離してくれた。

 朝、出かけるときにちょっと大変なくらい、タイトに私の足に合っていたブーツは切り裂かれて床に転がってる。

 そのブーツに納まっていた足には血まみれの包帯が巻きついてて、筋に沿って倍くらいの太さに腫れ上がってた。


 急に外気にさらされた傷口が、かえって熱を持っていることがよくわかるようになって。けど、足が無事だったから、嬉しくて涙が出てくる。

 あと鼻も。

 よだれもだけど。


 そんな私にかまわない軍医さんは、巻いてあった血まみれの包帯を外して、傷口の見聞を始める。


「応急処置は適切です。ブーツを使って止血をしたのでしょう。お嬢様にそのように教えられましたか?」

「いや、おれは……」


 父さんが口ごもる。

 そう、そんなこと私は教わってない。

 というより、私が五歳組に上がった頃から、父さんあんまり帰ってきてないしね。


「トレ、手当てをしたのは誰だ?」


 父さんと軍医さんが私をじっと見る。なんだか重い空気をまとって。

 怒られるみたいで嫌だな……って、私が口ごもったのと、お湯を持ってきた母さんが、床にぶちまけられた私の血を見て、悲鳴を上げ。そこに倒れたのは、ほとんど同じタイミング。


 お湯が入っていたはずのホーローのたらいが床に落ちて立てるこわんこわんっていう音が、なんだか大きく部屋に響いた。




 倒れた母さんの介抱に父さんがかかりっきりになって、軍医さんは私の足を消毒して、清潔な包帯を巻いてくれた。

 足を切らなくて一安心だよね。


 軍医さんが後片付けを始める頃には心にゆとりが出来て、さっき二人がびっくりしていた理由を尋ねた。


「あの、さっき父様も先生もトレの足を見て驚いてましたよね。どうしてでしょうか?」


 話しかけた私の方をちっとも見ないまま、がちゃがちゃとあのおっかない鋏をはじめとした道具をカバンに詰める軍医さんの手元にはよどみがない。

 そのごつごつした手を見ながら返事を待つ。


「応急処置の仕方が軍隊的だったからな。少し驚いた」

「軍隊的、ですか」


 訥々と。でもはっきりとした口調で理由が挙げられる。

 その場にある圧迫できるそうなもので圧迫してとりあえずの止血をする。消毒に使っただろう薬も、臭いを嗅いだ感じでは軍隊でよく持たされる痛み止めと消毒剤が混じった粉。そんな物を子供に渡していたならそれはそれで大事だが、アーデ千人長は覚えがない様子だった。


 軍隊的って言われても私にはピンとこない。

 軍隊がなにをしているのか具体的にわからないし。きゅきぃさんも軍隊の人みたいだったし、それは当たり前なのかもしれないけど。でも、そんなの驚く理由にならない気もする。


 知らずに口元を押さえていた私の方をじっと見ると、軍医さんは一言だけ告げてきた。


「なにがあったかはお父さんに話しなさい」


 そうだよね。

 父さんと話そう。



 軍医さんの後片付けが終わった私の部屋は、床にこびりついた血のせいなのかフライパンをやすりでこすったみたいな臭いになっちゃった。

 そんな部屋を見ても私はもちろん。母さんも部屋の片づけを本格的に始める元気なんかなくて。だから、父さんに甘えてみる。


「父様、今日はみんなでリビングで寝ませんか?」


 私の言葉に母さんは「たまにはいいわね」って乗り気。


 きっと父さんが今日帰ってきてくれたのは私が怪我したせいだと思う。

 だから、こんな風に甘えちゃいけないのかもしれないけど、足が痛くて気弱な私は一人でなんて眠れそうになかった。

 母さんだって多分そう。


 部屋の中で笑う女二人を部屋の入り口で眺める少し彫りの深い父さんの顔が、部屋に置かれたたくさんのランタンに照らし出される。

 口を一文字に引き結んだ父さんのグレーの瞳は、なんだか険のある色を浮かべてじっと私の眼を見てた。ちょっと長い沈黙。

 ランタンからときどきじじっという音だけが聞こえて、吐息の音も燃やされてしまっているみたい。


「父様?」

「ん。ああ……」


 音と私の声に弾かれたみたいに父さんの表情が動いて、その口元に笑みを作った。「すまない」って、ぼーっとしてた事を謝ってくれたけど、きっとなにか引っかかってる事があるんだなって、すぐわかる。

 親子だからね。


「変な父様」

「この頃、少し疲れていたからな。そのせいだ」


 治療が済んだ後もベッドの上に座ったままの私は、父さんに向かって両手を伸ばした。そんな私を母さんは「あまえんぼさん」って笑うけど、父さんは軽々と私を抱き上げながら寂しそうに言ったんだ。


「しばらく会わない間にずいぶん変わってしまったな。トレは」


 私は変わってなんかないよ。そんな気持ちを込めて、父さんの首に回した手をぎゅーってする。


「いや、変わったのはおれか……」


 って、父さんが溜息と一緒に吐き出した言葉は聞かなかった事にした。



 リビングに降りた私達は、久しぶりに家族そろってゆっくりお茶を楽しんだ。

 父さんのマグにはちょっぴりだけブランデーが垂らしてあるし、私のマグには蜂蜜。母さんは香りの強い花のお茶。それぞれ大好きな飲み物を口にしながら、それでもどうしても話題は今日、私にあった事に収束していった。


「トレ、なにがあったのか教えてくれないか?」


 別に隠すつもりなんかないから、私の畑のピーマンが倒されちゃったから直しに行った事。畑に行って狼に襲われた事。右足の傷は狼に噛まれたものなんだって事。

 順序立てて話していくのを、父さんも母さんも黙って聞いてくれた。


 狼に噛まれたのはほんとにほんとに怖かったけど、父さんと母さんがいてくれるんだもん。

 ちょっとした大冒険みたいに、ちょっと得意げに話す私。


「それでトレを狼から助けてくれたのがきゅきぃさんっていう女の人で。剣で狼をやっつけちゃったんです!」

「きゅきぃ……って、軍の人間だったかい?」


 きゅきぃさんの話が出たところで、父さんはテーブルにそっとマグを置いた。

 さっき部屋で私を見ていた時の険が眼の中に戻ってきてるのを見た私の胸の奥はちょっぴり冷たくなる。


「そう、だと思います。黒い髪で赤い目で。ちょっと痩せてる人でした。父様と同じように剣を下げてて、ベルトポーチもたくさん……」


 みるみるしぼんでいく私の声に気がついたのか、母さんは「そろそろ寝ましょう」って明るく笑いながら父さんと私の間に割り込んでくれた。



 その夜、痛み止めが切れてどうしても眠れなくなってしまった私は、それでも眼をぎゅーっと閉じて一生懸命眠ろうとしていた。

 暖炉の火はまだ落とされていなくて、部屋の中はほんのりと温かい。

 それに大きな毛布にくるまってミノムシみたいになってたから、その内ふわふわって眠くなると思ってた。


 毛布の中には父さんも母さんもいなくなってたけど、二人がぽしょぽしょなにか話しているのが聞こえて。みんな一緒にいるんだなってちょっと嬉しい気持ちだったのに、父さんと母さんが話している声に耳を傾けると、お腹の中がすっと冷えてしまう。


「トレはああ言ってたけど、あそこに狼の死体も。その足跡もなかったんだ」

「でも、トレは怪我をしてるじゃない」

「ああ。だから、狼がいたのは本当だろう。きゅきぃっていう奴がいたのも……」

「トレの命の恩人でしょ」



「でも、南方司令部にきゅきぃなんて女は、いないんだ」



 私は話してはいけない事を父さんに話してしまったのかもしれない。

 そんな風に思っても、時間は戻らない。




 銃口の下にナイフのついた長銃を持った灰色の制服を着た人達が家の前を忙しそうに行き来している。

 玄関先では、腰に刃渡りの長いナイフといくつかのベルトポーチ。それにピストルをぶら下げて、背中には大きな袋――背嚢っていう大きくて、重そうな荷物を背負った兵隊さん達と父さんが打ち合わせしてる。


 三日前の夜。

 私があんなことをしゃべらなければこんな事にならなかったのに!


 考えなしの私がしゃべった冒険譚が、きゅきぃさんを追いつめてしまっている。

 山狩りの人数は少しずつ増えて、物見台と村からひっきりなしに兵隊さんが来ては、父さんと話をして、私の畑があった方に向かって消えていく。


 気持ちばっかり焦って、でも歩くことも出来なくて迎えた今日。

 三日間家を空けていた父さんは、今まで見た事もないくらいたくさんの兵隊さんを引き連れて戻ってきた。


 玄関で外履に履き替える私の耳には、父さんが矢継ぎ早に出す指示が聞こえる。


「ゼン兵長が先行していますが、消息不明です」

「捜索を出せ、三人単位。おそらく敵は強襲偵察兵(コマンド)だ、油断するなと伝えろ」

「西の林で狼の死体が二つ出ました。隊長が話していた通り、腹部を裂かれたのが一。頭蓋を割られて首をへし折られたものが一。それぞれ埋めて隠されていました」

「その周辺に二人就けておけ。新米で構わん」


 歩けるようにはなったけどまだ痛む右足にもたつきながら、靴を履きかえて外に出る。


 エントランスの左右にあった母さんの花壇も、家の前の畑の柵も行き来する兵隊さんたちに崩されて、踏み固められてるのに父さんはなにも言わなかった。


 それが悲しくて、鼻の奥がつんとするけど我慢。

 なんとかしてきゅきぃさんを助けたい。だから泣いてちゃいけないんだ。


「おはようございます、父様」

「おはよう、トレ。足はもういいのか?」


 いかめしい制帽をかぶった父さんは、とても怖い目をしてた。眉間のしわは、三日前に会ったときよりも深くなって、少し威圧的になっている。

 それでも父さんは私に笑いかけて、頭を撫でてくれた。


「あの。忙しいときにごめんなさい」


 顔に気持ちが出やすいってわかってるから、できるだけ笑顔で父さんを見上げて。一息に話す。


「畑の様子を見に行ってもいいでしょうか?」

「こんなときにか?」


 制帽の影で少しだけ隠れた父さんの眼が、ふと玄関を見る。私も同じ方を見ると、そこには母さんがいた。


「トルキア、お前もついていくのか?」

「いいえ。トレは全部自分でやりたいって、ずっと頑張ってきたんだもの」


 今朝、ご飯を食べるときに母さんには相談してある。

 畑の様子を見に行きたい。兵隊さんもたくさん来てるから、狼も来ないでしょ?

 そんな風に。


「行かせてあげたら?」


 少し寂しそうに荒れた畑を見る母さん。それを見て、父さんはふーっと長い溜息をついた。


「おれの部下も一緒に連れて行ってくれないか?」


 そういう父さんの言葉に私は首を横に振る。兵隊さんと一緒に行ったら、それこそ意味ないもん。


「兵隊さんは母様の畑を滅茶苦茶にしてしまいました。トレの畑には一緒に来てほしくないです」


 こんなのただの我儘。父さんがきいてくれる訳ない。そんな風に思ってしまって、目を上げることもできない私。

 でも、玄関から出てきた母さんは、私の両肩に手を置いてくれた。


「ファルカ。この子ね、畑のピーマンを自分の子供だからって言ったのよ。貴方だってこの子の様子が気になるでしょ」

「それはまぁ、そうだが」


 ふんわりと「親なら誰でも子供の様子が気になるのよ」って言いながら笑う母さんを見た父さんは、制帽を脱いで髪をかき上げる。なんだか困ったように。でも、少し笑うと私と目線を合わせるように跪いた。


「お日様がてっぺんまで上る前に戻ってきなさい。この辺りはもう安全なはずだけど、油断はするなよ」

「はい」


 どうしても元気に返事が出来なかった私の額に軽くキスをして、父さんが立ち上がると同時に、若い兵隊さんが転がるみたいにかけてきて、こう告げた。


「ゼン兵長の遺体を、発見しました」


 父さんの肩が震える。

 それに気づいたのに、私は痛む足に力を目一杯入れて走り出した。


「トレ、待ちなさい!」


 怒るのと泣き声が半々になった母さんの声が背中にぶつかってきたけど、止まることなんて出来ない。

 バマナさんが殺された。

 車でふざけて来たり、山で添え木にする竹を集めてきてくれたり。ちょっとあどけないあの人には、もう会えない。

 きっとやったのはきゅきぃさん。


 いくら馬鹿な私でもそれくらいわかる。

 けど、どうしてそんな事をするのか。それが私にはわからない。


 あの時、私を助けてくれた後、そっといなくなって、今まで見つからないでいたんだもん。どこかに帰ることだってできたはずだよね。

 私が変な事をしゃべったのがいけないってわかるけど、きゅきぃさんは逃げられたんじゃないの?

 あんなに強かったんだから、こっそりいなくなるなんて簡単なはずなのに。


 どうして殺し合いをしたの!?



 七年も生きてきたのに、私はこの世界の事がちっともわかってなかったんだ。



連続投稿の二話目になります今回のエピソード。

長さが半端で、明日更新分のためのつなぎみたいになってしまいました。


我が家の三兄弟もまぁ、階段から落っこちたりとげとげ針金にひっかかったり、流血するような怪我をしょっちゅうしています。

その度にものすごく心配になるんですけど、病院に連れて行くと

「こんな程度で連れてきて……」

っていう雰囲気で応対されたりする事もしばしば。

でも、親にとっては大怪我に見えるんです。

という愚痴。



次回更新は2013/02/01(木)7時頃。主人公が命の恩人を助けるために躍起になるエピソードを予定しています。

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