第10話 後始末
やあ、僕だよ 現在は後始末的な書類の確認をしているよ
オホーツク国の魔法学院でのクーデター事件から数日が立って、不透明だった関係者が洗い出されてその始末に奮闘しているのを後方から見守ってる状況かな
主な主犯は転移者達だけど、その転移者をこの世界に召喚した者達にお咎めが無いはずもない
まあ、黒幕にも該当するからね、彼らが魔王ギルド等の存在を否定した結果、対策として召喚したんだから彼らを
彼らはクーデターを起こすとは思ってなかったと、勝手に呼び出しておいて使えなくなったからと言って学院にぽい捨てしたからクーデターが起きたわけで
まあ、クーデターの内容的にはぽい捨てしたから起きた訳でもないから、どっちにしてもクーデターは起きていた確率は捨てなかった方が少なかったかなと思う
えっと転移者達についての資料は確かここに、あったあった ふむふむ この資料的にはクーデターする確率を完全に無くせるとは思わないな
まず1人目は獅白 昴真
とても珍しい名前だね、そこは置いておいて
今回のクーデターの中心に居た転移者の1人で、とても正義感が強い人物っぽい、まるで主人公みたいな人物だね
2人目は雪花 彩良
またまた、珍しい名前ですね まあこの世界ではそうでも無いかもしれないけど、おっと獅白くんの彼女的な人物ですか、しかも両思いと報告が上がってますね
これは、惜しい人材だったかもしれません
今回のクーデターに参加してなかったら引き抜きはしてたかもしれないぐらい、欲しい人材でした
3人目は桃鈴 颯音
これまた、珍しい名前ですな
さてさて、彼は獅白の友人枠てきな人物だと報告が来てますね
しかもクーデター賛同派でしたか、人肉や人の死が軽い事に対して反発はあったんでしょうね、彼にも
4人目が尾丸 一歩
これは、普通にありそうな名前ですかな
さて、彼は親友枠と報告が来てますね
立ち位置的には獅白の参謀的なポジションだったのでしょう、他のメンバーより多くの書類に筆跡が残ってますね
何かしらでも書くような作業が多かったのでしょうかね
さて、この4人をこの世界に召喚した国はオホーツク国の隣にある
ビントセンド聖堂国で神に対する信仰心がとても高い国でしたね
魔族や魔王は滅ぶべしとよく言っている国でしたし良くない情報もそこそこ出てたと思う国でした
主犯の4人組に集まるようにオホーツク国にやってきた他の理由でこの世界に召喚された転移者達も集まってますね
尾木秀樹 水原愛知 渡邉由香 小野大河
広瀬美鈴 綾瀬紀之 島風忠英 名倉風正
人数が多いからそれぞれの細かい確認は省略するが、なんだかの形でこの世界に異世界召喚されている
まあ、彼らのような主犯以外の転移者ならまだ問題は無い問題なのは転生者だろう
この世界の人物に転生者してしまった彼らは、この世界でも上の役職の親を持ってるのが多い
その関係で、普通は処分しずらい 国家問題になるから
ビントセンド聖堂国はどうなのって思うが、あれは上が汚職してたから、正式に処理できてるが
転生者の親は汚職してるとは限らない
その上にどの国の人物なのかをすらバラバラ
沢山のあらゆる国から集まったのだろう、後処理が大変
さて、次ば転移者組の方の情報を確認しますか
ミルシェット・ピーコック
ピーコック公爵家の令嬢でヨハンハイネス・ガルマザークの第1王子の婚約者
ガルマザーク国にある学園に通ってたけど、平民出身のヘレンという女性に虐めをした結果、国外追放されたらしいよ
処刑される瞬間にこんなの乙女ゲームの中にはと言ってたから乙女ゲーム関係の国だったんじゃないかな
次にヘレン・ローピック
ローピック男爵家に引き取られた元平民の女の子
なんで、オホーツク国に居たんだろうなって思ったら彼女も転生者だったんだよな
乙女ゲームでの知識を使って悪役令嬢のミルシェットちゃんを国外追放して
そして本当に何しに彼女はオホーツク国に謎だなー
ちょっと気になるから別件で調べてもらおっと
ライト・ロード
ロード準男爵家の次男
勉強の為にオホーツク国に来たらしいよ
転生者なのに気づいたのは学院に来てからっぽい
偶然巻き込まれた系
マギストス・アチェリー
アチェリー男爵家の令嬢ですね
何かしらのやらかしで国外追放された令嬢
何したんだろう、これも別件で調べてもらおっと
ガルマ・ザガビ
ザガビ伯爵家の男ですね
たまたまこの学院にいた男です
特にないです
アシリア・マーシィ
マーシィ平和国の元王女
ここに亡命してたんだ、結構探してたよね
王族ギルドの方々、残念
そちらで回収したかったと思うげと今回はこちらの管轄になったので無理です
亡命理由に関するのは本件とは関係ないね
シリカ・ゲルミュー
アリシアのお付きのメイド
姫さんと一緒に亡命したのは知ってたけど、まさかまさかここに居るとは、残念ながらシリカさんは転生者じゃないんだよね
ロークシイ
調べてもらおよく分からないどこかの村民じゃないかな
ラーメー
こちらもどこの出身か不明 小さな村出身なのかな
ラウス
しらない まじでわかんない
小さな村での生活に困ってたっぽい事は言ってた
王族から貴族そして、村民まで
よく集めたねー




