プロローグ第4話
前回のあらすじ
冒険者になり、最初の依頼として薬草採取の依頼を受けた
それによりスキル採取を取得した
あれから薬草採取依頼を何度か行い採取のスキルのレベルを上げしているが、一向に上がる気がしないので俺は詳しそうな人に聞くことにした
まあ、人というか別に何処かに行くとかでは無い
あのスマホの姉妹に聞く話になる
なんか詳しそうな気がしたからスキルの取得条件に着いて回答してくれたし知ってると思ったから聞いてみる
案の定知っていた、スキルのレベルアップには該当のスキルを使う事でレベルアップするのは知っている
ではなんで上がらないのかと薬草以外の採取をしていないかららしい
採取というスキルは薬草を採取する専用スキルでは無い
採取に該当する行動をすればスキルのレベルアップに繋がるがスキルのレベルアップにはレベルキャップという物がある
レベルキャップとは条件のようなもの
採取のスキルを使うと経験値が1溜まるとする
経験値が100貯まればレベルアップするが
レベルキャップにより現在得られる経験値の上限がは80までに押されえれてる
条件を満たさない限りレベルアップするに必要な経験値をゲットしてもレベルアップする事は無い
その蓋的な物がレベルキャップというらしい
てかレベル2にレベルキャップなんて物が有るんだって思う
それには前提になる説明があった
1つ目がこの世界の人物は自身のスキルを確認出来ない
2つ目がスキルの存在を知ってるものが少ない上に秘匿されてるから
スキルが認識されてないので取得とか云々不明になる
そしてスキルのレベルにレベルキャップがある理由
人物の上手か下手に違和感を持たれないようにするためらしい
そのせいかギルドの受付の人も練度と言っていた理由になる
この世界の人はスキルの事を練度と認識してる
高い人少ない人をなるべく差をつけない為の対応らしい
条件を満たせばレベルキャップが解放されるから、その条件を満たす為に石の採取依頼にやって来た
依頼内容はトピリロックと言う石の採取
白色が混ざった茶色の石らしく見た感じじゃよく分からんのでそれらしい物をいくつか採取していく
採取場所はプラス草やマイナ草の採取ポイントのすぐ近くで沢山の石がゴロゴロ落ちてる
もうすぐ先に行くと採掘場が有るけど今回は採取のスキルのレベルアップの為だから石の採取をしている
ちなみにこの依頼は、不人気らしい
まあ、やってる事は石拾いだからな
冒険者らしくないよね、仕方ないがレンタル採取バックがいっぱいになったので冒険者ギルドに戻る事にした
受付にレンタル採取バックを持って行き結果を待っていると、酔っ払いの男がやってきて採取なんて金にならん魔物討伐だ、討伐しろって言って去っていった
もちろん今の冒険者ランクでも魔物討伐に関する依頼は受けれるが、1つ上のランクの依頼になる
自分のランクはEランクで冒険者になりたての初心者は皆Eランクになる
依頼にもランクが存在していて、自分のランクと同じ依頼か1つ上のランクの依頼を受けることが出来る
Dランクの依頼にゴブリンと討伐依頼があるのは知っているが、現在武器も防具もない状態だ、そんな状態でゴブリンに挑むのはバカのやる事だ
ちなみに現在受けてる採取の依頼はEランクの依頼になっている
査定が終わったようなので受付に行くと、結果は間違いの石が数個入っていたらしいが、正解の石が依頼達成個数を突破していたので依頼はなんとか達成出来た
報酬金は屑銅貨12枚
薬草よりちょこっと多い、その理由は草と石だ
普通にレンタル採取バックに入れていても重さは減らないので草より重いし大きいので沢山入れられない石の方が高いという仕様
体力を草より使うな石はちょっと疲れたから休んでいると、採取スキルのレベルが2になったらしい
良かった、目的は達成したようだ
明日からは薬草の採取をしていこうと思った
翌日、冒険者ギルドにて採取の依頼を受けた
プラス草とマイナ草とカケル草とワリ草
の四種類の採取を沢山行った
報酬は屑銅貨40枚になった
それぞれの薬草の採取の質も良くなり報酬が上がったが、やはり量の方が影響力高そうだ
今度からは沢山採取してこようと思う
その日は、直ぐに宿に戻らずに武器屋によった
短剣、槍、片手剣、長剣、大剣等様々な武器が置いてある
金額を見ると木製が約銅貨5枚で鉄製が約銀貨5枚だった
屑銅貨が何枚か持っているがまだ銅貨1枚分の量にはなっていない
ので木製すら買えない
と言うか食事分で結構ギリギリなんだ現状の稼ぎだと
稼ぎをあげるには討伐が良いが討伐するには武器が必要、そして現在その武器すら買えない
現状はひたすら採取して、お金稼ぎするしかないか
と思い武器屋を出る
今日は収入が増えたけど、次のステップに行くにはまだまだ稼ぎが必要な事が分かり足取りが重くなった
明日からは、頑張って採取するかと思い宿に戻った
宿に戻ると宿の人に手紙を渡された
差出し人の名前が書いていない謎の手紙
部屋に戻り中を確認すると………