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転生の子【仮名】  作者: 古代龍姫改二
第2章 冒険者ギルドと貴族
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第4話 バター夫人

前回までのあらすじ

人間には整体の関係でリミッターがかけられている

そのリミッターは肉体がボロボロにならないギリギリ出力しか出ないようになっているが

スキル【運命の人形】により運命というオート操作で身体のリミッターを無視した動きができるようになった


スキル【運命の人形】を使って身体をオート操作にさせてスキルに身を預けているのだが、決め手にかけるので俺はスキル【バーサーカー】を全身に発動し更に

戦斧スキル 【射殺す十頭】を発動


決められた動きしかこちらもあちらも出来ないが、力量と実力がこちらが勝った

この状態では数での有利では勝てない

次々にバター兵をグチャグチャにしていく再生より早いスピードでグチャグチャにしていく影響か再生出来くなってきている


半数以上のバター兵がグチャグチャにすると残ったバター兵が爆散した


爆散したバター兵は溶けて液体になり1つの所に集まっていく

集まった液体は人型を形成していく

そして、巨大なバター兵が一体誕生した


俺は大ジャンプし戦斧スキル【大地斬】を発動し巨大なバター兵を縦に真っ二つに切り裂いた


バター兵は爆散し巨大なバターの津波を発生させてる

俺は大ジャンプの影響で地に足をまだ付けていない影魔法での回避は難しいが、運命はこれを使えと俺に指摘してきている


それは、スクロールといって強力な魔法から初歩的な魔法までを羊皮紙に封じ込めた物

だいたいが使い切りの魔法になるさっきに運命に使うのを止められた物だが、この時に使うからあの時に使うなって暗示だったんだろう


使わなくて良かった、俺は1枚のスクロールとナイフをアイテムボックスから取り出す


スクロールとは羊皮紙に魔法を発動させる回路を文字で書き記した魔法発動の触媒だ


スクロールの羊皮紙は持ち運びしやすいように丸められていて紐で束ねてある、俺はこの紐をナイフで切って解く


そして、羊皮紙に魔力を込めつつ詠唱する


【極寒の地の風纏で嵐呼び 、暴風の雪纏て大地氷らんとする、我は歌う、この地を氷獄の大地に至らんとする】


【氷結魔術 クリスタル・オブ・ダイアモンド】


詠唱をすると羊皮紙はカチンコチンに固まった

氷系の魔法のスクロールに発生する行為で詠唱から発動までの間にタイムラグのようなものがある

強力な魔法であるほどこのタイムラグは長くなる


そして俺は、カチンコチンになった羊皮紙を空へと投げた

投げた後直ぐに羊皮紙は発行し、周囲を吹雪が発生した

吹雪は瞬く場に巨大になり周囲の物を凍結させ始めた

バターの津波も例外では無く凍りついた


そして俺は再びスキル【運命の人形】を発動させ身体をオート操作にさせてスキルに身を預ける

その上にスキル【バーサーカー】を全身に再び発動し

戦斧スキル 【射殺す十頭】を発動してカチンコチンになったバターを粉々に破壊した


粉々になったバターは消失し、消えたその場所には立ち上がろうと膝立ちしているバター夫人がいる


そしてそのバター夫人に近づくものが居た

それは、先程横に倒れていたジャガー男爵だ

手にはじゃがいものらしき物を持っている


アーチャーから要注意魔法の1つと聞いていた、じゃがいも魔法の【ヒーリングジャガー】だろうあれは


治癒魔法の1つで、じゃがいもみたいな物体を食べることで回復できる魔法


じゃがいも魔法の【ヒーリングジャガー】を食べたバター夫人は立ち上がり

全身をバターをコーティングしている


それに対してジャガー男爵は巨大なじゃがいもを作ろうとしているようだな


ヤレヤレ、最悪の予想が当たってしまったみたいだ

ジャガー男爵とバター夫人の融合魔法【ジャガー&バター】を使うんだろう


巨大なじゃがいもの上にバターはこれでもかとぶちまけられる

それを空から俺に向かって落とす


先にやった方法ではこれに対処は不可能

じゃがいもの隕石を破壊してもその上のバターが雨のように降り注ぐ

じゃがいもの隕石とバターの雨この両方に対して対処しないとこの合体魔法は防げない

だが、この魔法には大きな弱点がある

融合魔法【ジャガー&バター】は植物属性の魔法だからだ


魔法には属性がある火属性、水属性、草属性など

属性があるのだから、属性同士の善し悪しもある

植物属性の魔法は氷属性と火属性に弱い

氷属性の魔法のスクロールは先程バター夫人単体の魔法に対して使ってしまってもう無い

だが、火属性の魔法のスクロールなら何個かある

だが火属性の魔法のスクロールはいくつもあるがどれも融合魔法に勝てるほどの力はない


だから、普通はスクロールではやらない方法を使うしかない

俺は持っている中での高火力の火属性の魔法のスクロール【大炎】を取り出した

火属性魔法【大炎】は炎の柱を円柱状に発生させる魔法で設置型の罠的な魔法なんだが、今はこれしかない


俺はスクロールに魔力を込める

普通なら、これに詠唱すれば魔法が使えるのだが

今回のスクロールの使い方イレギュラーであって普通の使い方はしない

魔力を込めてるスクロールをハルバードに擦り付け

強化魔術スキル【エンチャント】を発動

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