第7話 バーサーカー
前回までのあらすじ
自分が見つけた棒がハルバードに変化した
そのハルバードには取得するスキルを緩和させるスキルを持っていた
アーチャーがアーチャーなのに弓を使わなかった
騎士達の防衛を抜け、屋敷が見えてくる
屋敷のバルコニーに大量のバリスタや大砲等の砲撃兵器が大量に並べられている
アーチャーは盾を展開し砲撃を防ぎ、俺がハルバードを投擲して砲撃兵を次々と倒していく
さっきから気になっているが、やられた騎士達が死体も残らず消えているのだが、使っている武器防具も一緒に消えるから武器の強奪は不可能と思われる
アーチャー曰く魔術で構成された騎士だから
死ぬと騎士の形に構成していた魔力が飛散し消滅するそうだ
これは人殺しにならないから問題は無いと言ってくれた
それは、気にしてたけど、うーん もうちょっと早めに言って欲しかったなって
教えてくれる前に結構な人数やっちゃってるし
とりあえず、次々に敵である騎士達の首を切り落としてっと
短期間でメキメキとハルバードの使い方に慣れてきたけど、これもハルバードの恩恵なのかな、
と思いつつ、騎士の甲冑を真っ二つに切り落としバラバラにしていく
死体は消えるから別に問題ない
アーチャーも次々に真っ二つに切ってるし別に問題ないね
ふふふ、ちょっと楽しくなってきちゃったな
ん? スキル狂化?
ますます楽しそうな、スキルだよねー
使ってみるよ
うふふふ、HAHAHAは、コレハコレハ
チョット楽シクナッテキタナ
シロウサンモ、ベツニ問題ナイ、顔ヲシテルシ
ガンガン使ッテ行クゾ
テキをコロシテコロシテ フフフ・・・
フフフ・・・
タノシイナー
タノシイナー
《スキル狂化のレベルが2になりました》。
アガッタアガッタ タノシイナー タノシイナー
オレハドンドンコロしてシテ?
ソンナタノシイコトシテタラ、アットイウマニ
ヤシキノモンノマエニ、トウチャクット
ん? あれ?
《スキル狂化が無効になりました》。
あれ? 楽しかったのに終わっちゃったのか
ん? なに? アーチャー?
結界のせいでスキルがそれに変なスキルも発動してた?
《スキルアマゾネスが無効になりました》。
ん?いつの間に取得していた?
アーチャーこれは、狂化とセットで取得していて発動もセットだったから?
無効になりスキルがバラバラに?
よくわからん、どういう事だ?
そんな装備で大丈夫か?
1番いいのを頼む、いやこのハルバードが1番いい装備になるのか
ん? おれ何を アーチャー俺何か変な気が
スキル混乱を使われたから意味不明な状態に?
いつの間に使われて、うーん
よくわからんけど、とりあえず騎士に混ざっているロングコートを着用してる魔法使いと思われる者を串刺しにする
魔法使いと思われる者を串刺しにするのを阻止しょうとしていた騎士達も次々に首切りや串刺しにしていく
お団子みたいに串刺しになった騎士
騎士団子、消える消えるよー
死体残らないから消えるよー
次々と出てくる騎士、キリがないが気にせずに串刺し首切り
ひたすらやる、それだけ
切る切る刺す刺す
切る指す切る指す
死体残らないから指すのはあまり面白くないので切るを多めに首を切り落とししてっと
切り落としした首も消えるから串刺しと変わらないじゃないと思い
再び串刺しもする
死体は玩具、玩具は死体
指す切る指す切る指す切る指す切る指す切る指す切る
俺楽しくなってきた、え?
楽しい?なにそれ?
指す切る指す切る指す切る
あれから、大量の騎士を殺害しているが、一向に減る気配はない
無限湧き、無双系
聞いた事の無い言葉が頭に浮かぶ
多分忘れられた記憶の断片的な物だろう
いつの間にかアーチャーが周囲にいる感じは無くなっている
ひたすら騎士を殺しまくる、もちろんこの行為に経験値があるのは、分からないけどそんな気がする
これも、記憶の断片の影響だろう
何があって、何がないのかそれすら分からない
認識出来ない、記憶の分散、封印
そんなことどうでもいい、いまは関係ない
ひたすら騎士を殺すそれだけ、いまはそれだけを繰り返す
たまに別の味を楽しむかのように魔法使いを殺す
殺し方は変わらないので味変のような感じで魔法使いを殺すことは出来ていない
騎士たちは血痕も残さない
血が出る出ないとかどうでもいい
考えるな、とりあえず殺す、それだけをする
俺は進むと殺すをしている
進む殺すそれをひたすら
いつの間にか、屋敷のホールに俺は立っている
俺は何処に行く必要なのかが直ぐに理解した
その方向に進む、ホールの横にある螺旋階段を上り、廊下を走る
廊下を進んで三番目の左手の扉を開け入る
その部屋に地下へと続く階段があって
知らない記憶、これも失った記憶いや違う
別の何かの記憶、その断片が
だが、それがどうしたということだ
進むそれしか出来ない
地下にいく 進む
進むと十字路にでた
この地下は迷路になっている
俺は左に進むその先の脇道を右に進みその後の十字路を直進、来たことの無いところ
記憶にない所それなのに知っている
実にどうでもいい
左右左左と進むんでいくと広い空間に出た




