11 フラム村
リトルとは無事100メートル以上離れられたので俺は今日街に降りた。
ここに来るのは久しぶりだな。
俺は一番近くの街、フラム村に来ていた。
村と着いているがそこそこ大きくて街として認められている。
俺は歩きながら魔物を買い取ってくれそうな商人を探す。
流石に広いから中々見つけるのは難しいか。
早く帰らないとリリアに拗ねられるんだよな。
俺がそう考えて辺りを見回していると美味しそうなきのみを売っている店があった。
この世界は地球と似てる物もあれば、全く違う食べ物もある。
今回の場合全く別のものだ。
リリアのお土産にかってくか。
「すみません、そのマモの実?を一つください。」
俺はそう思い店主にそう言った。
「あ!いらっしゃい!マモの実は食べた事あるかい?」
俺は店主の言葉に首を横にふった。
「なら、試食してみなほら!」
店主はそう言って俺にマモの実を一切れ渡してきた。
俺は渡されたマモの実を口に入れる。
!うまい!見た目は黄色にピンクのマンゴーのような形をしていたが、マンゴーとはちがい、水水しくてとても甘い味は少し桃にちかいか?
「どうだい!ウチのマモの実は美味しいだろ!」
俺がマモの実を食べたのをみて店主がそう言った。
「えぇ、とても美味しいです。二つくれますか?」
俺はそう言ってマモの実を二つ買った。
なんだか店主にしてやられた気分だがまあいい。それよりも・・
「この辺に魔物の素材を買い取ってくれる商人はいますか?」
「ん?あーこの街の商人だと、この道を真っ直ぐいって右にまがったらネーロ商店ってのがあるけど、あそこは・・・」
「ありがとうございます。」
俺はそう店主にお礼を言って教えてもらったところに向かった。
「って!えっ!行っちゃった!」
俺は店主の教えてもらった道に進むと確かにネーロ商店という看板を見つけた。
俺は入り口に立ちお店を見る。
この辺は薄暗く人はほとんどいない。
そして目立ったネーロ商店の看板。
・・怪しさマックスだな。




