出発直後からの三澄悠太終了のお知らせw
「「げっ……。」」
「こーら、二人とも朝の挨拶はおはようだよ?」
集合場所の船着き場。
たどり着いた俺を出迎えた(?)のはまさかの川崎だった。
横には絵美がいる。
どうやら絵美の陰謀らしい。
「「聞いてないんだが?」」
「え?だって言ってないもん。」
「「おい。」」
つまりはそう言う事らしい...。
「あ、やっほー悠太。」
面倒な事になったと辟易していると、横から歩いてきた瑞穂が声をかけてくる。
「おう。」
今日の瑞穂は白無地シャツに紺と白の水玉模様のロングスカート。
シンプルだがシンプル故に清楚な雰囲気の瑞穂にあっている。
ところで向こうに黒塗りの大型バンが止まってるんだけどまさか会長達はあれに乗って来たのかしらん...。
あれってヤクザとかが乗ってるやつじゃないかしらん……。
千鶴さんの車にしといて良かった……。
そんな事を考えていたら、背後から唐突に誰かにしがみつかれる。
これは志麻か...?
いや、志麻なら黙ってくっつかないだろう。
なら日奈美...いやまりちゃん...どちらも違うな..。
恐る恐る振り向くとしがみついてきた相手はビクリと肩を震わせる。
美江か...。
「お、おはよう...。」
目が合うと一応挨拶をしてくる。
「おう、どうしたんだ?」
「朝からずっとそんな感じだよ。」
次に顔を出したのは水色の花柄ワンピース姿の宏美だ。
「だ、だって...し、知らん人ばっかじゃし...。」
「あー、やっぱ美江を一人にするべきじゃなかったか...。
どうせなら志麻を置いていけば良かったな.。」
「酷い!?ぴえん...悠太がイジワルする...。
こないだ一緒にデートしたのに...。」
その瞬間、主に女性陣から視線が集まる。
「ふーん...?」
さもどう言う事だと言いたげな宏美。
「お兄ちゃん、私聞いてないんだけど...。」
ひぃっ!冷気を放つひーちゃん!
「ずるーいー!まりも行きたかった!」
美江の反対側からしがみついてくる茉里愛。
「何それ詳しく!」
対して恋バナの波動を感じたのか興味津々の八重音。
いや恋バナの波動ってなんだ……。
「夏休みまで相変わらずリア充かwとりあえず滅べw」
陰キャ過ぎてキャラ崩壊してきてる宮戸w
「へぇ?あたしとデートしといてまた他の人とデートしたんだ?」
「瑞穂!?」
「お兄ちゃん?」
ひぃ!?ひーちゃんのオーラが更に冷気を増した!?
「え!?あなたもデートしたの!?」
それに驚く志麻。
「そうそう、水曜日にオゾンで。」
「オゾン?ねぇ、お兄ちゃん。
火曜日に私達とも行ったよね?」
「そ、それは...。
って痛い痛い!」
さっきまでしがみついていた美江が俺の腕をつねっていた。
「なんだよ!?」
「なんかムカついたけぇ...。」
理不尽がすぐるw
「オゾン?そう言えば月曜日私とも会わなかったっけ?」
と、ここで宏美が思い出したようにそんな事を呟く。
「おぉい!それはたまたま出くわしただけだろうが!?」
「そうだっけ?デートじゃないんだ?」
ものっそ意地の悪い笑みを浮かべながら言ってくる宏美。
「お前!絶対わざと言ってんだろ!?」
「さぁ?どうだかね。」
「コイツ...痛い痛い!?」
なんか美江がつねる力がどんどん強くなってるし日奈美の冷気は既に臨界点を突破しつつある...。
おい、やれやれみたいな顔すんな!お前事情知ってんだろロリ天使!あ、目を逸らしやがった!?
「えー私も悠太と一緒に出かけたい!
広い公園で散歩したり走り回ったり、あ、あとフリスビーとかしたい!」
次に口を開いたのは絵美だ。
それデートプランじゃなくてワンちゃんのお散歩プランじゃないかしらん、、、、
「ついこないだ私と二人で出掛けたばかりなのに。
なんだかちょっと妬けちゃうなぁ」
と、ここで口を挟んできたのは我らが生徒会長様である。
「すいませんでした会長!!お望みならば死んでお詫びを!」
「私に対してだけ謝罪が重すぎない!?
別にそんな事望んでないから!」
「ま、まぁまぁ皆さん!
今日はせっかくの、合宿初日なんですから悠太さんも困ってますし楽しくいきましょうよ。」
おぉ、ナイスロ...ゲフンゲフン!リオ!
「こう言う時だけ調子良いなぁ...。」
「ねぇ、リオちゃん。 」
と、リオに声をかけたのは日奈美だ。
「は、はい?」
「リオちゃんはどっちの味方なのかな?」
え、笑顔が怖い!?
「そ、そう言えば昨日は楽しかったですね、悠太さん。」
「ちょ!?おい!?」
秒で手のひら返しやがったwww
「お兄ちゃん、昨日もだったんだ?」
「あー...えっと。」
「返事は、はいかYesだよ?お兄ちゃん。」
「はいっ!」
選択肢無いやつぅ……!
「え!?リオちゃんとも!?」
更に興味津々な八重音。
「あ、はい一緒にスイーツビュッフェに...。」
「ズルいぞ悠ちゃん!」
ここで割り込んできたのは秋名たんだ。
「なんだよ秋名たん。
言っとくがお前が羨む様な事は何も...「俺もケーキワンホール食べたかった!」お、おん。」
そっちかい...。
まぁ秋名たんならワンホール所かマンホールとかでも余裕そうだよなぁ...。
いやマンホールは下水道の入口だったわ…。
「私も悠さんとお出かけしたいですぅ。
是非一度一緒にお歌を「いつでも末永くお供します!」あらぁ。」
即答である。
だって千鶴さんからの誘いだぞ?断る理由なんて...って痛い痛い!
「このすけこまし...。」
相変わらず俺の腕をつねりながらそんな事を言う美江。
「まぁでもあたしと行ったのはオゾンはオゾンでもその中のラン...むぐっ!?」
「おぉっと!黙ろうか!?」
しがみついていた美江とまりちゃんを振り払い高速の口封じ。
「馬鹿お前!?この空気で何言おうとしてんだよ!?(小声)」
「ぷはっ!全く、悠太ってばD☆A☆I☆T☆A☆Nなんだから。」
ひぃっ!?女性陣の目付きが!?
「誰のせいだと思ってるんですかねぇ!?」
「あ、そうそうあたし悠太と下着選びにランジェリーショップに行ったんだよね。」
「ちょ!?おま!?」
「お兄ちゃん?」
「悠さん?ちょーっとその話詳しくお聞きしても?」
絶対零度の日奈美と面白そうな話が聞けそうと詰め寄ってくる八重音。
「あ、ははは...。」
この後めちゃくちゃ根掘り葉掘り聞き出されました...。




