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クソちょろいから、ガード固くなりたい

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

頭で分かってても、絶対コロッといく。

恋愛下手とはそう言うもの。

ソースは私です( '-' )


直ぐに『可愛い』とか言う、スキンシップが多い人は基本的に女性に“慣れている”。慣れているから触れる。つまり女誑しなのだ。それは今の今まで、男性が女性に触れない事からも明白。彼女でもない人にベタベタと触る人なんて見たこと殆どない。

頭では分かっている。分かっているのだが……言われたらコロッといっちゃうんだろうな。慣れてないから尚の事。……例え彼氏がいたとしても。

「ガード固くなりたい」

「何突然。俺がいるんだから当たり前でしょ」

読んでいた少女漫画から顔を上げると、隣に座る幼馴染兼彼氏の頭が此方を向いた。

常に気だるげ、アンニュイ、けれども思慮深い。同世代に居ないタイプの人種だった。そんなところが気に入っている。付き合えて僥倖だとも言える。

そんな彼は私が読んでいる少女漫画に目を向けて、ぽんっと手を打った。

「感情移入したのか」

「それもそうだけど……」

この漫画、少女漫画の異世界ファンタジーだけど、ちょくちょく現代に通ずるものがある。恋愛下手な子が、少し褒められただけでコロッといっちゃうところとか正に。それを自分で理解してるところも本当に。

「え、男性は女性に理由もなく触らないよね? 触ったらセクハラだよね? そんな事サラッと出来る奴は女誑しだよね? もしくは彼女にしかしないよね?」

「解析度高いな。そこまで理解しててコロッといくのか」

「え、いく。動揺に準じていく」

恋愛ベタを嘗めるなよ。『おもしれー女』みたいなノリですぐコロッといくんだぞ。くそチョロいんだぞ。あぁ……考えただけで不安になってきた。対策練らなきゃ。

「冷静になる為に君の写真を待ち受けに、写真を持ち歩こうか」

大真顔でそう言うと、漫画を閉ざしてコロコロと笑う。笑い事じゃないんだよ。浮気で尻軽な女と付き合ってた。見る目がないとか言わるんだぞ。

「まぁ、そう言う輩がいたら一報を。会えたら会おうか。会えなかったら連絡でもしようか」

そう言って、黙って手を重ねた。普段触れて来ない彼からは珍しい事だった。


彼氏さんは少女漫画読むのが趣味です。

ツッコミ入れながら読みます。

『こんなのねーよ』『チャラいなぁ』『いや草』

一種のギャグ漫画として読みます。

そうしてこの気だるさは、社会人特有の口調だと思います。

気だるくも、ちゃんとしてる感じ。


真面目?な話でも。

恋愛ベタって、恋愛慣れしてないから、口説かれるとコロッといくんです。

頭では分かっているですよ。冷静にに考えれば論破可能なんですよ。

でも動揺に乗じてコロッといきます。

え、ソース? 私ですが何か?


コロッといくのは対策のしようがないので、彼氏にでも相談して、目を覚まさせるのが手っ取り早いかなぁと。

気だるくも冷静にツッコミ入れると思うんで。

そりゃもう、間違った解釈のところを解説する先輩社員の如く。


『じゃあまず、なんでベタベタ触ってくる奴がいかんかっつーと、どうでも良いから』

これを多分ホワイトボードと黒ペン片手に書いて説明してきます。

なんだろう。この社会人感( '-' ) トラウマが( '-' )

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