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からあげハンター玄ネギくん

作者: ネト

ボクは高校生探偵玄ネギ、幼馴染のランに、


あんたからあげばっか食ってるから、からあげ君ね!! と言われてから


目が覚めたら、からあげ君と言われていた。


ボクは今日もからあげを追い求める。


そんななかなんと空を飛ぶからあげがあるとうわさが!!! その噂を聞き付けたボクらは、飛んでった空飛ぶからあげ君を追って、

空を飛んだのであった……。……夢でした。

ボクはいつも寝ているとき夢を見る。

でも起きた時忘れちゃうことが多い。

ある朝目が覚めるとそこは見知らぬ部屋だった……

気付いた、世界からからあげが消えている、というか誰もからあげを覚えていない?? どういうことだ??これは現実なのか、いや夢だろう。うんきっとそうだ。

そう言い聞かせながら目を閉じた。

次に目を開けるとそこにいたのは見覚えのある奴ら。

そうみんなだ!やっぱり夢か!どうりでなんか変な気がしてたんだよね~♪……と思っていたけど違う!?

これは現実なのか!?ボク以外、からあげの記憶がないらしいのだ。

「どういうことだよー!!!」

とりあえずみんなの記憶を戻すためボクは色々調べてみることにしたよ。

そしたら、みんなからあげのことを忘れてるのに、ボクのことはあいかわらず、からあげ君、お、からあげハンターじゃんとか言うの、ふざけんな!! なんだこのピンポイントの記憶操作!!犯人はだれだ!?ボクは考えたよ

そして、一つの結論に達したんだ。

これは神様からのプレゼントなんだ、つまり僕たちはこれから毎日からあげを食べることが出来るようになったんだよ!!

ボクはこれからもからあげを食べ続けるぞ!!

この世のすべてのからあげに感謝を込めて。。。いただきます!!!

(鶏肉を油であげるとか、からあげ君、きも・・・ うわあああああああああ ひいいいいいいいい)


え? なんでキミはこんなところにいるの?

ここは関係者以外は立ち入り禁止ですよ~

もしかして迷子かな?

しょうがないなぁ私が案内してあげるよ

ほらこっちこっちついておいで

ちょっとまって

ねぇキミ大丈夫?顔色悪いよ

あ、わかった、からあげ食べたいんでしょ?

もうしょうがないなぁ

はい、これ私の食べかけだけど、特別にわけてあげるね。……ふぇ?違う??

じゃあなんでここにいるのさ?


ボクはみんなでからあげが食べたかったんだ、なんでこの世界はからあげを許してくれないの? とんかつはあるのに・・・からあげは・・・ないのか・・・

そんなことあるはずがない。だって、からあげが好きだなんて気持ちは、

誰にでもある普通のことじゃないか!だからボクは信じているんだ。いつかはからあげが世界を救う日が来ることを!!

そういえば、この間見た夢の話なんだけど聞いてくれるかい?あの時の夢がとても印象的だったんだよね。。

あれはボクがまだ小学生のときの話なんだけど。。

学校が終わった帰り道のことだったんだ。。いつも通る路地裏を抜けて帰ろうとしたときに突然目の前に現れた黒い穴に吸い込まれてしまった。。そこで意識を失ってしまい、目が覚めた時には不思議な空間にいたんだ。。

そこで出会った一人の女の子。

彼女もまたここへ迷い込んできたらしく一人泣いていたんだ。

彼女が泣き止むまでしばらく待っていたけれどなかなか泣き止まないので、

一緒にからあげ誘ったら笑顔になってついてきた。

そのまま二人手をつなぎながら出口を探していた。しばらく歩いたところで急に彼女の足取りが重くなった。よく見ると傷だらけで疲れ切っていた。どうやらここまで一人でずっと歩いてきたらしい。ボクはこの子の手を引いてまた歩き出した。しばらくすると広い場所に出た。そこには大きな門があり彼女はからあげを生贄にして門からでたんだ。


あいつか!!!! 復讐だ!!!!!!!!絶対に許さないぞ!!待ってろよ!!必ず見つけ出してやるからな!!覚悟しろよ!!

絶対見つけ出してぶっ飛ばしてやるぜ!!待っていろよ!!見ていろよ!!オレは必ずお前を見つけ出すぜ!!

そう心に誓い再び歩きだした。そして見つけた。ついに追い詰めたぞ。。だが、その時奴はすでにからあげを食べ終えていた。

その瞬間頭の中で何かが割れるような音がして気づいたときには病院にいたんだ。そして、なぜかわからないけど、

からあげを見ると吐き気がするようになっていた。それがトラウマとなって今も残っているらしいよ。。

そんなことがあったんだね。。辛かったよね。。でももう大丈夫だよ。私がいるよ!私が守ってあげるよ!

え、今、なんて言ったの?

からあげ好きは普通……じゃないよ!?普通だよ!

いや、そんなことありえない!ありえるんだよ~

なんでさ、こんなに美味しいのに

えっとそれは……

それは??

(鶏肉を油であげるとか、からあげ君、きも・・・

うわああ

ひいい)

ねぇ、キミってば本当にからあげが好きなんだね。。

しょうがないなぁ

オレはからあげハンターだ・・・ これからもからあげを・・・  食 っす


いやあああああああ 死なないで お兄様!!!!!!! いやああああああああああ



ZERO!!ZERO!!ZERO!!ZERO!!ZERO!!ZERO!! ZERO!!ZERO!!ZERO!!


からあげハンターネトくんが息絶えたことにより世界は平和になりました。


そうからあげは結局ネト君がすべて独占していたのです。 諸悪の根源はからあげ君でした。


おしまい♪  

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